アジエンスは今までのCMで一番よく見る! いや~いいねぇ…今度こそドラマ仕立てがいいなぁ!(できれば桃李くんと!)
しかしこの間のゴチの紹介でシンケンジャーが流れたときに桃李くんのいない変身だったのは何か意味があったんだろうか…イヤ、なんか女子回を出してくるんだー、と意外だったもんで。臨ちゃんだとメインの三十四幕(ひとり変身)が出てくることが多かったように思う。それか初回とか。ま、そんなの考えても意味ないけど、ちょっと気になった。
またしても中途半端に書けない期がやってきました。寝かせておいても腐るだけなので何となくだしてみる。前も確か三十幕の話を書きかけて止めてたな…貴重な二人のシーンだったので気になるのかも。でもうまくまとめられない。
玄関に人の気配がして、見に行くと、そこにいたのは、スニーカーをはいて今にも出かけようとしている茉子だった。
「どこへ行くんだ?」
「んー、ちょっと学校にね」
茉子はこちらを見ずにスニーカーのひもを結んでいる。
「俺も行く」
「えっ」
どうしてそんなに驚く? 俺は茉子と並んで鷹白学院へ歩き出した。
「やっぱり、流ノ介とことはじゃちょっと心配」
「そうか」
「わたしだってまだまだ女子高生もいけると思うんだけどなー」
茉子はちらりと上目遣いに視線を向けた。鷹白学園に送り込むのを誰にするか会議をした結果、生徒としても実習生としても実年齢に違和感のない二人が選ばれた。
「茉子があの制服を着るのか? やめとけ」
「あっそ。別にいいけど」
少し怒ったように前を向いて茉子は歩き出した。茉子が制服姿で学校へ行くなど許可できるか。ナナシは退治できても茉子に群がる男たちをどうやって追い払えばいいんだ。
「でもやっぱりことはにとっては擬似でも高校生になれて嬉しいかな」
ことはの話になると茉子の表情は柔らかくなる。
「さぁな」
「丈瑠はどうなの?」
「俺は元々学校はそんなに好きではなかった」
「そうなんだ…なんか珍しいね、こうやって二人なのって」
「あぁ」
「あ、学校が見えてきた」
目の前には鷹白学園が見える。あぁもう終わりか。茉子は門扉にしがみついて中を覗こうとしている。
「教室まで行っちゃおうかな…」
「そんなに焦ることもないだろう」
「そっか、二人のこともっと信じなきゃだめだよね」
門扉に背を向けて寄りかかった茉子の隣で同じような姿勢になった。
「ことはも戦いが終わったら高校に行ったらどうかな。ことは、勉強が苦手だなんて言ってたけど、学校ってそれだけじゃないし。仲間がいるって楽しいでしょ? ま、友達あんまりいない私が言っても説得力ないけど、学校に通い始めてからのことはって少し明るくなったと思わない?」
もちろん探索のための編入だったが、ことはも流ノ介もなんだか生き生きして見える。
「仲間か…」
なぜだろう…流ノ介たちは大事な仲間だ。だけど俺が茉子へ向ける気持ちは―――
あー、ここで止まってしまう! 三十幕あたりってサブ回っていうのもあるけど、平和で書きやすい時期でもある。もっとキュンキュンする話が描きたいなぁ。