志葉家の庭で変身して稽古をする丈瑠と流ノ介。それを見ている彦馬と茉子、千明、ことは。流ノ介の腕は技術的には丈瑠を上回るほどらしい。だが、実践となれば話は別、という彦馬の話からオープニング。
六門船には十臓がいた。ドウコクに思わせぶりなことを言っているときに、ヒトミダマと言うアヤカシがやってくる。ヒトミダマは志葉家所有の虎折神を有していた。
虎折神はドウコクが封印されたときに地割れに挟まっていたところをヒトミダマが助けて飼いならしていた。そしてヒトミダマの攻撃で流ノ介まで操られてしまった。操られた流ノ介に攻撃を受け、変身解除された家臣達を丈瑠は一旦志葉家に連れ帰る。Aパート終了。
ヒトミダマがまた出現し、丈瑠や少し遅れて家臣達も駆けつける。
ことは「殿様! 流さん!」
(変身しようとする家臣達を制して)丈瑠「やめろ! お前たちは手を出すな」
茉子「でも…」
丈瑠「外道衆、余計な心配はするな。こいつは俺が倒す」
丈瑠が変身し、流ノ介と対峙
ことは「大丈夫。流さんを倒さはるなんてきっと嘘や」
茉子「だと思うけど、でもどう見ても本気だよ、あれ」
千明「何考えてるんだよ、丈瑠の奴。いつまでも殿様の顔崩さないから、こういうとき100パー信じらんねぇじゃねぇか!」
2人の本気の戦いが始まる。
ことは「流さん、目ぇ覚まして! もうやめて」
茉子「流ノ介! 分かんないの? あんた、殿様と戦ってんだよ」
千明「やめろー!」
3人にヒトミダマが攻撃を仕掛け、倒れたところに十臓登場。
十臓「勝負あったな」
千明「何、アンタ?」
十臓「誰でもいい。それよりもそろそろ終わるぞ」
ことは「そんな! 終わらへん。殿様は…」
十臓「違う。終わるのはあの青い方だ。あの男、稽古熱心なんだろうが、そういう奴はどうしても技に走る。一本取ろうとするんだ。無論、ゴミ一つ落ちてない道場で行儀のいい試合をする場合はそれでいい。しかし、実践は別だ。必要なのはその場に応じた動き、そして、時間制限がない中での体力の計算。」
体力を消耗している流ノ介。
十臓「(丈瑠を見て)あの構え、腕の疲れを最小限にするには最適じゃないか。一本を狙ってくる相手が崩れる一瞬の隙。それを待っていたはずだ、奴は。一本ではなく一撃を取るために」
(流ノ介の攻撃に対し)丈瑠「流ノ介、耐えろ!」
変身解除され、元に戻る流ノ介。
虎折神を使って攻撃を仕掛けるヒトミダマ。ヒトミダマは家臣達で、虎折神は丈瑠が獅子折神に乗って応戦。「反」ディスクを使い、虎折神を戻すことに成功。家臣達もヒトミダマの一の目を撃破。トラシンケンオーで二の目も撃破。
暴れる流ノ介を茉子とことは両脇で抑える。
流ノ介「離せ! 操られていたとはいえ、殿に刀を向けるなど…もう私に家臣の資格はない! 捨てていってくれ」
茉子「よしよし。もういいから」
千明「ったくいつまでもうぜぇなぁ。マジで置いてくか」
ことは「あかんて、そんなん」
流ノ介「もしかして私は殿の命を奪っていたのかもしれないのか…。なんてことを…なんてことを…」
丈瑠「流ノ介、あれだけのモヂカラを打ち込んだら、お前は死ぬかもしれなかったんだ。俺はお前の命を勝手に懸けた…ごめん…」
驚く家臣達
丈瑠「これでこの話は終わりだ。もう二度とするな。いいな」
流ノ介「殿…もったいないお言葉…」
丈瑠と流ノ介の回だけど、流さんはほとんど変身後なんだよね~。丈瑠もそうだけど。後の3人は主に解説役^^; 十臓と普通に話しているのが不思議な感じ。
今、ゴーバス見てると、シンケンってよく怪我してるね。ゴーバスはウイークポイントがあって倒れることも多いんだけど、シンケンみたいに傷を負って布団に寝てるみたいな描写とか顔に絆創膏とかはないねぇ。
でも回を追うごとに絆が深まっている感じはします。丈瑠の「…ごめん」はいいなぁ!