PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

最終幕「侍戦隊永遠」(再)

大量のナナシ連中と斬り合うシンケンジャー

地上に出てきた六門船の上から

シタリ「封印の文字が効かないと分かってて仕掛けてくるとはねぇ。昔からシンケンジャーってのは私達外道衆より命を大切にしない奴らだったよ」

ドウコク「だから気にいらねぇ。人間なら人間らしく命乞いして泣きわめけばいいものを。が、今日あげさせてやろうじゃないか。命乞いじゃねぇ、早く殺してくれって悲鳴をな」

シタリ「うん」

ドウコク「突っ込めー!! シンケンジャー!!」…ここでオープニング。

シンケンジャーの前に降り立つドウコク

ドウコク「シンケンジャー

その前に大量のナナシ連中。

(丈瑠「血祭ドウコク。確実に封印の傷跡を狙う」)

回想 薫の自室

ディスクを手渡される丈瑠。

薫「志葉家のモヂカラは破壊的だ。お前が、というよりディスクが持たない。使えるのはおそらく1回だ」

(丈瑠「1回…」)

丈瑠「流ノ介」

流ノ介「ハッ、茉子、ことはは殿の進路の確保を。源太は後ろを護れ」

源太「うぉっしゃ」

ことは「はい」

茉子「了解」

源太「任せとけって」

流ノ介「千明は私と」

千明「丈瑠の盾になるんだろ」

流ノ介「あぁ」

丈瑠「狙うは血祭ドウコク」

ドウコク 鼻で笑う

丈瑠「行くぞ!」

(丈瑠「この一撃、絶対に」)

ナナシ連中を倒してドウコクに近づいていくシンケンジャー

ドウコク「来い、絶望ってのを教えてやる」

茉子「丈瑠」

ことは「今です」

茉子とことはが促し、ドウコクに攻撃を受けるが流ノ介と千明が盾となり、丈瑠が攻撃。

丈瑠「志葉家十九代目当主、志葉丈瑠参る!」

丈瑠はドウコクの傷跡を刺すことができたが

ドウコク「なるほど。ちったぁ考えて来たらしいな。が、こんな程度じゃ俺は倒せねぇぜ」

と投げ飛ばされてしまう。

流ノ介「失敗か」

ドウコク「所詮お前は偽物ってことだ」

ディスクも壊れてしまう。

ドウコク「さぁて、お前達が泣き叫ぶまでどれくらいかかるか。さぁ泣け」

ドウコクの攻撃に変身解除されてしまう。

ドウコク「あぁ? 聞こえねぇなぁ。命乞いならもっとでけぇ声で言え!」

千明「誰が」

茉子「戦いはまだこれからでしょ」

それぞれ起き上がるシンケンジャー

ドウコク「それだ。その目。どうして泣きわめかねぇ。助けてくれと言わねぇ。さっさと絶望してみせろ!」

さらに攻撃を受ける

ドウコク「シンケンジャー。すぐには殺さねぇ。テメェらの目の前に志葉の小娘の首を置いてやろうじゃねぇか。せいぜい楽しみに待ってることだな」

丈瑠「…待て…」気を失う。

志葉家では

丹波「おやめ下さいませ」

薫「離せ。もう1枚ディスクを」

丹波「そのお怪我ではとても。1枚作るだけでもお体に相当のご負担があったのですぞ」

薫「いいから離せ」

モヂカラを入れようとするが、倒れ込む。

丹波「無茶でございます。それに影、いやご当主たちはドウコクに敗れ、もう」

薫「生きているならもう一度立つ」

丹波「それは…」

薫「立つ! 丈瑠は戦いを絶対やめない。丈瑠が影と知ってもそばを離れなかった侍達も同じだ。私がそう見込んだから彼らに託した。だから私も今できることを」

丹波「しかし姫は志葉家の…」

薫「丹波なぜわからぬ! 志葉家だけが残っても意味はないのだ。この世を護らなければ。その思いは皆同じはず。皆の力を合わせればきっと」

シンケンジャーの戦う場所に彦馬の姿が。

彦馬「殿ー!」

戦ってます。

源太「じいちゃん」

丈瑠「お前達…立てるよな?」

千明「当然でしょ」

源太「ちょっと休んでいただけだ」

ことは「うちも…」

茉子「この程度で倒れていたら、この世も人も護れない」

流ノ介「我々全員この1年でいやというほど」

千明「あぁ」

ことは「絶対に外道衆を」

丈瑠頷く。素面での殺陣。

彦馬「殿ー。皆も大丈夫か」

丈瑠「あぁすぐにドウコクを追う」

流ノ介「大丈夫です」

ことは「きっと勝ちます」

千明「爺さん、全部終わったら旨いもん食わせてくれよな」

彦馬「分かった。お前達の好きなもの全部用意しておく」

茉子「楽しみにしてます」

源太「こいつ頼む。ダイゴヨウ、帰ってきたら直してやるからな」

ダイゴヨウ「親分…」

丈瑠「行くぞ」

全員「ハッ」駈け出して行く…Aパート

廃墟に行くとそこに丹波の姿が。

丹波「これを。姫の渾身のディスク」

茉子「お姫さまが?」

ことは「あんなにケガしてはるのに」

丈瑠が受け取る。

丹波「それからこれが、不肖丹波が得意とするモヂカラ」

双と書かれたディスクを受け取る丈瑠。

丹波「ご武運を」

逃げ惑う人々とナナシ、ドウコクの前にシンケンジャーが。

ドウコク「テメェら、待ってろと言ってたはずだぜ」

源太「悪ぃな。俺達はせっかちでよ」

丈瑠「その先へは行かせない。お前を倒す。必ずこの世を護る」

名乗りへ。いつも変身後にやってるポーズを決めてます。

ドウコク「しょうがねぇ。そんなに死にたきゃ始末してやる」

ここも変身しないで生身の殺陣。で、ここで一筆奏上。

ドウコク「あきらめろ。テメェらは俺に勝てねぇ」

茉子が「十」、千明が「田」、源太が「、」、流ノ介が「糸」、ことはが「寸」のモヂカラでドウコクを「縛」る。

ドウコク「ちゃちな真似してくれるじゃねぇか」

そして、丈瑠が「双」のディスクを使って、烈火大斬刀を2つ使って攻撃し

丈瑠「今だ!」

茉子、千明、ことは、源太で攻撃し、とどめを刺したのは流ノ介! これはリアルタイムで見ていてびっくりでした。また変身解除される6人。最終回ということで素面になることが多いです。ドウコクの一の目を撃破。

ことは「やったぁ」

千明「いや、まだ二の目がある」

二の目になるドウコク

ドウコク「おのれ、シンケンジャー。生きて終われると思うな」

源太「こっからだ。本当の力尽くか」

丈瑠「あぁ」

サムライハオーに乗り込む6人。

ドウコク「無駄にでけぇナリしやがって。テメェらに勝ちはねぇんだ」

攻撃を受ける

ことは「やっぱり二の目になっても強い」

茉子「力尽くっていってもそうはもたないかも」

源太「でも倒す」

丈瑠「待て! モヂカラを使うな。小出しにするな。残ったモヂカラ全部一撃に集中する」

千明「一撃? 外れたら終わりか」

丈瑠「だから絶対外れない至近距離まで突っ込む。どんなに攻撃されてもバラバラになっても、例え折神1体になっても突っ込む」

流ノ介「なるほど。分かりました」

茉子「覚悟はできてる」

千明「行けるって。ジイさん達に飯、約束したしな」

丈瑠「行くぞ! 全員モヂカラに集中しろ」

ドウコク「とっとと倒れちまえ」

また攻撃を受け、いくつかの折神が離れ、テンクウシンケンオーに。

ドウコク「テメェら何の真似だ」

源太「みんな、頑張れ」

また攻撃を受け、シンケンオーになりながらも歩を進める。

ドウコク「この…何でテメェらは諦めるってことを知らねぇ」

また攻撃を受け、コックピット内はボロボロ。

丈瑠「今のうちに言っておく。お前達と一緒に戦えてよかった。感謝してる」

千明「何だよ、いきなり」

流ノ介「殿、私の方こそ」

ことは「うちもです」

茉子「6人一緒だから戦って来れたんだし」

源太「丈ちゃん、巻き込んでくれてありがとな」

千明「っしゃあ! 行こうぜ、最後の一発だ」

渾身の一撃。ドウコクはよろけながら、シンケンオーの顔を持って語りかける。

ドウコク「シンケンジャー…俺がいなくなっても、いつかテメェらも泣く時が来る。三途の川の隙間は開いてるぜ」

ドウコクは倒れ、三途の川が元に戻って行く。

シタリ「ドウコク、太夫、悪いがあたしゃ生きるよ。三途の川だって泥の中だって、生きることが私の外道さねー」…なのに、後々ゴーカイのタイム回であっさり倒されちゃうなんてさ。

彦馬の元へボロボロの6人が笑顔を見せる。

彦馬「殿、お前達…」

6人円になって喜びを分かち合う。

志葉家の玄関

薫「丈瑠。志葉家を頼む。ドウコクを倒したとはいえ、三途の川がある以上、志葉の当主は必要」

丹波「姫はこの丹波がしっかりと育てますゆえ、十九代は頼みますぞ、ご当主」

丈瑠「あぁ」

彦馬「お気をつけて」

別れを惜しむ黒子達。

丹波「姫、お見合いでもと考えておるのですが、ちょっと顔が長いんですがなぁ」

ハリセンで叩かれる

姫「気が早い」

丹波「姫、お待ちを」

奥座敷に入ってくる家臣達

千明「サンキューな、黒子ちゃん」

彦馬「お前達、忘れ物はないな。もう一度部屋を見ておけよ」

茉子「大丈夫です。彦馬さん、お世話になりました」

ことはも一緒に頭を下げる。

彦馬「寂しくなるなぁ。茉子はハワイへ行くのか」

茉子「はい。しばらく両親と暮らしてまた戻ってきます」

千明「いいなぁ~、俺も海外行っちゃおうかなぁ」

流ノ介「お前はそれより大学受験のし直しだろ」

千明「ふーん!」

ことは「流さん、京都で歌舞伎する時言ってな。お姉ちゃんと観に行くし」

流ノ介「みんなにもね、招待券を送るから」

ことは「うん」

千明「あ、俺はいいや」

流ノ介「おい!」

源太「うぉーい、お前らー。コレ、餞別。俺、去年雑誌に載ったろ? んでここは一つ飛躍を目指しておフランスはパリで屋台を引こうかってな」

みんな「パリ?!」

ダイゴヨウ「パリは三ツ星の本場ですから」

流ノ介「ここイタリアになってるぞ、いやー恥ずかしー」

奥から丈瑠が入ってくる

丈瑠「支度、出来たのか」

みんな定位置に座る。

流ノ介「殿、お別れの舞を一さし」

みんな「は?」

流ノ介が舞を踊っているときに、一人一人挨拶して去っていきます。

源太「丈ちゃん、おフランスの土産、楽しみにしてろよ」

ダイゴヨウ「行ってまいりやす」

ことは「殿様、ホンマに…ホンマにありがとうございました」

千明「ま、追い越すのは次に会ったときだ。忘れんなよ」

丈瑠がひとりひとり無言で頷く。

茉子「外道衆が現れたら、いつでも飛んでくるし。あ、でも人見知りは直した方がいいかも」

丈瑠「あぁ、じゃあな」ここだけ返事もするし、笑顔なんだよなー!!

流ノ介とは無言の別れ(←これじゃ死んだみたいだ)。

家臣達がいなくなった奥座敷

彦馬「行ってしまいましたな…ここがこんなに広いとは」

丈瑠「…何だ。ジイも孫のところへ行くんじゃないのか」

彦馬「何の。孫にはいつでも。それよりジイはこれから殿に侍以外の生活も体験していただこうと思いまして、まずはカルチャー教室などいかがかと。パンフレットもこの通り。料理、英会話、カラオケ。ちなみにジイはこれを」手にはエレキギター(だよね?)

彦馬「どうです、殿?」

丈瑠「いい、一人でやってろ」

彦馬「ためしに持ってみるだけでも、ほら、殿」

志葉家の庭を眺める殿とジイ。玄関先を掃除する黒子…で終わり。

最近はVSあるのが決まってるから、あんまり後日談を入れないのかな。いや、小林さんの中ではもうここで終わっていたのかな。

殿茉子好きとしては最後まで観ていてよかった。茉子にだけ返事したーって興奮したなぁ。セリフ起こししただけで、感想書いた気になっていつも感想が薄くなってしまいました。再放送なりの気付きを書くはずだったのに。

演技は、最初からみんなうまいなぁと思ったけど、今見るとみんなやっぱり成長してるな~。臨ちゃんも最初の頃は特にアフレコだと声が上ずる感じになってたけど、それもなくなったし。シンケンからオールアフレコやめたのは本当に本当によかったな。シンケンより前の戦隊もいくつか再放送を見たけど、最初の頃は余計に演技もまだまだなのに慣れないアフレコをやってるから、棒読み度が格段に上がるんだよね。で、1年オールアフレコに慣れても普通のドラマになかなか慣れないでしょ。

ちょっと気になったのは演出なのか終盤のシリアスなシーンで、みんな深刻な顔をしてるときに一人微笑んでいることは。最終回の別れのシーンでも源太も笑ってるけど、寂しさをたたえた笑顔に見えたんだけど、ことはは満面の笑み。絆の回もそうで、そこはもうちょっと深刻さがあってもいいんじゃないのって思ったんだけど、ことはのキャラ的にはあれでいいのかな。場違いな笑顔に見えてしまった…アンチですか?

11/20からまた再放送が始まります。今度は月~金の朝6時。四幕までは1話ずつ。それ以降が毎日2話ずつ! 夏の頃の放送はちゃんと本放送通りのエンディングを流して欲しいな。

いや~改めて見てもやっぱり面白かったし、和風戦隊だから普遍的な感じがする。あと10年経って見てもそんなに古くは思わないと思うな。あー私服戦隊だから服がちょっと古く見えるか…。また時間が経ったら見てみたい。