PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

不機嫌な果実 最終話

あー、面白かった!!! 思い出してもニヤニヤしちゃう。

原作や出演者のブログとか公式ツイッターとかいろいろ見ながら推理したけど外れた! しかもいい方に。

しかしドラマの途中までは微妙だな~と思ってました。離婚もしてないのに結婚のあいさつに行く麻也子。当然、通彦の母親は大激怒。まぁそりゃそうだよね。

家に帰って、航一から卒業証書(離婚届)をすんなりもらえたというのに、航一からセックスレスの本当の理由(麻也子が最中にいびきをかいて寝ていた)を聞いたのに、「そんなこと」と言って航一を傷付け、怒らせたり。いやーそりゃ麻也子悪いよ! 航一さんは繊細なの!

麻也子は会社帰りに偶然野村と出会い、久美のことを話すと久美の店に連れていかれる。「久美とはそれっきり」とか麻也子が心なしか残念そうなのが、イヤイヤ久美とはもうそこで縁切ってもいいくらいの事案だと思うよ。そこで始まる修羅場。「麻也子が不倫なんかやめて航一さんと仲良くしてくれたら私も航一さんのこと忘れられると思って」と久美は言ってたけど、そもそも久美の不倫の方が先だしなぁ(^^; いやー、店でオーナーが客とケンカしちゃダメでしょ! でもそこであっさり仲直り。やっぱり麻也子って人がいいと思う。

玲子がずっとつけられたり中傷コメントをされていたのは、前に付き合っていた若いスポーツクラブの男だった。ナイフまで取り出して刺されそうなところを助けてくれたのは茂。ここは元サヤで解決。これは予想が当たった。橋本マナミさんのブログでクランクアップ時が麻也子の結婚式で、近くに六角さんがいたので、これは、刺されそうになって助けるのが六角さ…あ、茂さんなんだなと。ホントに刺されるとは思わなかったけど。

この事件を聞いて、航一に刺されるんじゃないかと妄想する麻也子。航一さんに失礼だな!

そして、あの先週の予告で見た「女なめんじゃないわよ」のシーン。航一&久美好きとしては妄想であってくれと願ってましたが、現実。でも予想したのとは違ってました。紙袋を持った久美が公園で航一と会う。航一も久美と話がしたかったといい、ちゃんとけじめをつけないと、と思っていた。でももう少し待っていてほしいと言ってたのは、麻也子の結婚式が無事に終わったら、という意味だったのかな。久美は、勘違いしないで、と紙袋に入った航一の荷物を渡すと、航一の手を振り払い、「女はね、男が思ってるより強い生き物なの。女なめんじゃないわよ」と転んで泥まみれの航一をそのままに去っていった。

航一は、麻也子と離婚もしたし、これからは久美のこともちゃんと考えることがけじめで、久美は麻也子との仲も修復できて、航一とのことはすっぱり忘れるというのがけじめだと考えたのかも。予想したのは、もっと航一が上から目線で麻也子と別れたから付き合ってやってもいいよと言いだすのかと思ってました(妄想の航一像がなかなか酷い)。ここがピークにあぁー、なんか微妙な最終回だーと思ってたのに、そこからの展開がすごい。

麻也子の結婚式に通彦の両親が来た。それは航一が土下座してまで頼み込んだ結果。野村も花束を持って登場(さすがに会わなかったけど)。つーかこの人は最初から最後までかっこよかったね!

そして、通彦とイタリアに旅立つ日。チケットがとれていなく、通彦がカードで新しくチケットを買おうと思ったらカードが使えない。通彦は家族カードを使っていた! 通彦ママに結婚したんだし、援助しないと言われ、「一切縁を切る。さよなら…ママ!」通彦もまたマザコンだった。ここ笑った。

2年後。麻也子は法律事務所を辞め、小さな会社の事務員になっていた。玲子は苦手な料理もしながら、家族仲良くしている。そして久美。2号店を出すなんて言うから仕事に生きる女になったと思いきや、航一と再び付き合いだしただとぅ―!(歓喜) 「お腹空いちゃった」ってキャッ

通彦は、音楽雑誌に原稿を書いてはいるが主な収入源は音楽教室の講師。イタリア留学を目標にしてるわりに麻也子にダイヤのネックレスを買ったりする。そして、再び野村との出会い。ここも原作通りに終わると思いきやキス止まりでお別れ。既婚者が夫以外の男性とキスだけでも大問題だけどもう驚かない。

そしてそこからそれぞれのラブシーン!!! 久美に耳をかじられて「やめて、久美ちゃん…でもサイコー!」って航一さん! 久美と出会ってMに目覚めたのかしら? 今まで見てきたラブシーンよりラブラブ度が上がって見てるこっちが恥ずかしくなったよ。麻也子は通彦に寝られても平気みたいだから、感性の違い? 

久美はまだ結婚はしていないものの、航一さんの家で食事は作ってるみたい。でも航一ママを泣かすほどの強い女性。だけど、言いたいことを言いあえるいい関係になれるかも? あまり結婚にはこだわってないっぽい。店やってるし経済的に自立はできてるからねぇ。

同窓会で再会した3人は近況を話し、「不倫なんてこりごり」なんて口々に言いあいますが、街ですれ違ったイケメンに熱視線を送る…終わり。

ドラマが終わるまでは笑って終われる、というのが全然想像つきませんでした。

臨ちゃん出演ドラマで今回はDVD-BOX買おうかな、と1話を見た時点で思った珍しい作品だったのですが、前回予告で落ち込んで、航一とカップルになれないなら毎週録画はしてるんだし、ソフトを買うことはないか、と思うほどだったのですが、やっぱり買う! バラエティで臨ちゃんと稲垣さんが一緒になることってなかったから、そういう舞台裏が見られたらいいな。

今回は、麻也子と同級生ということで航一とは役年齢が6歳差なんだけど、実年齢の15歳差で優しい旦那さんとその旦那さんを尻に敷いてる若奥さんって設定でもいいなぁ。

あー、でもほんと、このドラマに限っては全員不幸で終わってしまうと思ってたのに、みんな収まるところに収まったというかそれが無理矢理感はなく、こんなに爽快感があるなんて!

いろいろ書こうと思ったのに、なんかこううまく書けなかった。とにかく伝説のドラマを見た。