リュウジとゴリサキが出動すると、ビートバスターとスタッグバスターがエネトロンを盗んでいた。マサトのバスターマシンは以前設計図を盗まれた新型マシンBC-04だった。そもそも13年前に陣が開発していたメガゾードの原型で、亜空間で完成させていたらしい。アバターもマシンもエネトロンがなければ転送できない。
「俺と勝てるくらい強くなったらメサイアとも戦える」とマサトは言い、亜空間はマサトが戻ることよりヒロム達が行くことの方が簡単らしい。その言葉にヒロムもヨーコも決意も新たにする。
マサトに呼び出されるリュウジ。そして戦う意味を問われる。
リュウジ「何のって…戦えるのはワクチンプログラムを持った俺達だけです。ヴァグラスを倒さないと大変なことに」
マサト「そんな当たり前なこと聞きたくねぇよ。戦いを続けるにはエネルギーがいる。心のエネルギーがな。それが何か、だ。お前は亜空間に家族がいるわけじゃないだろ」
リュウジ「でもあの日、希望を託した人たち、ヒロムやヨーコちゃんとした約束…俺には絶対忘れられない。大事なことです」
マサト「ふぅ~ん、それで保護者みたいになってるのか」
リュウジ「年上ですから、俺」
マサト「その年上が足を引っ張んなきゃいいけどな」
エネルギー管理局から支給されたエネトロンをヨーコとウサダが運んできた。そこにエンターが現れエネトロンを奪われてしまう。フォークロイドや大量のエネトロンを使った新メガゾードも転送され、ゴーバスターエースでは太刀打ちできない。そこで、フォークロイドをビートバスター達に任せ、ゴーバスターオーで応戦。
だが、ゴーバスターオーも合体解除されてしまう。ヒロムとヨーコの盾になるリュウジ。そんなリュウジの姿を見て、ビートバスターがバスターマシンを転送して戦う。
マサト「リュウジ、世界や誰かの約束だけじゃだめだ。ちゃんと自分のためにも戦え。戦う理由を持て」
リュウジ「戦う理由…自分のために…」
マサト「ヒロムにもヨーコにもそいつがある。自分の家族を取り戻すってな」
リュウジ「…」
マサト「だから戦いに突っ込める。守ってるだけじゃ負けはなくても勝ちはねぇ」
リュウジ「…」
マサト「足引っ張んなよ、年上」
マサトからの言葉を受けて「俺も…俺も戦いなんか終わらせてエンジニアになりてぇー!」と叫ぶリュウジ。
ビートバスターはゴーバスタービートとなり、敵を撃破する。
マサトからマシンエンジニアになるために役立つ技術書を手渡されるリュウジ。だが、マサトが買ったものではなく請求書やリュウジの財布からお金まで抜き取られるリュウジ。ヒロムやヨーコにもお小遣いをせがまれるリュウジだった。
リュウさんの髪型が変わったなぁ。あ~面白かった。お兄ちゃん(はぁと)。Mission8ですっかり夢を諦めていたリュウジをちょっと不思議に思っていました。シンケンでは茉子は今は戦いをやっているけど、それが終わったら自分の夢を叶えるという姿勢だったけど、リュウジはマシンエンジニアはもうなれないとすら思ってる感じがしていました。ワクチンプログラムを持ってしまった体で戦うしかないと思っていたんですね。
先輩であるマサトが現れたおかげでリュウジも本音を出すことができ、戦う理由ができました。やたら保護者っぽくなっていたのにも理由があったんだなぁ。やっぱりいいよ、ゴーバスターズ。