家を出て一人街をさまよう丈瑠
「あいつらはきっとこれからも…それでも俺は…」
あえて探さない彦馬。オープニング。
翌朝。布団の上でおかゆを食べる流ノ介とことは。奥座敷ではいつもと変わらない様子の彦馬に顔を見合わせる茉子と千明。
六門船ではウシロブシが十臓に邪魔をされたと知って怒り狂うドウコク。
縁側の茉子と千明。
千明「何だよ、気分転換て。流ノ介とことはが丈瑠かばってケガしたからさ少しは落ち込んでんのかと思ったよ」
茉子「同じ意味かもよ。気分転換って言ったら軽すぎるけど、千明さ自分が殿様だったらって考えたことある?」
千明「え?」
茉子「わたし、夕べずっと考えてた」
千明「何それ。ま、ペコペコされんのは気持ちいいかもな」
茉子「あのね、ペコペコされるってことはその人の全部預かるってことだよ? 昨日のことはと流ノ介みたいに自分に命かけてくる」
千明「それは丈瑠もやめろって言ってただろ」
茉子「でも止められない。丈瑠は死ぬわけにはいかないんだから」
千明「そっか。丈瑠が外道衆倒す切り札だもんな」
茉子「この世を護るためには家臣を捨てても自分は生き残らなきゃいけない。できる? わたしだったら殿様やめる。でも丈瑠はやめられない。ちょっとくらい逃げ出したくもなるよ」
丈瑠は泣いている少年に出会う。紙飛行機を作る丈瑠。
一方、三途の川ではナナシに襲われ、ドウコクの攻撃を受ける十臓。半分人間だったために逃げ出すが、当分は動けなくなってしまう。
スキマセンサーが鳴り、戦いに向かおうとする家臣達…でAパート終了。
偶然、ウシロブシが襲われた場所の近くにいた丈瑠が先に戦っていると、家臣達が集う。
流ノ介「殿! うるさく思うでしょうが、私はこのように育ちましたし、このようにしか戦えません。この先もずっと!」
茉子「正直、戦うなら仲間でいいと思ってた。けど、殿だから背負えることもあるんだよね、きっと。だから決める。丈瑠に命預けるよ」
千明「お前が殿様背負ってくつうなら家臣になってやってもいい。ただし俺がお前を超えるまでだ」
ことは「うち…あの…殿様死んだらあかん。うちイヤです。そんだけです」
回想
丈瑠父「強くなれ、丈瑠。志葉家十八代目当主。どんなに重くても背負い続けろ。落ちずに飛び続けろ」
丈瑠「流ノ介、茉子、千明、ことは、お前たちの命改めて預かった!」
流ノ介「もとより」
協力してウシロブシを倒すシンケンジャー。二の目になり、流ノ介考案のシンケンオーと大天空を超侍合体させ、テンクウシンケンオーとなり、ウシロブシを撃破。
晴れやかな表情で志葉家に向かうシンケンジャー。
いや~熱いね。最終回でもおかしくないような展開。まぁ最終回はもっと熱かったけどさ。殿様ではなく丈瑠個人の心情を思いやる茉子がいいね♪ 最後に彦馬が丈瑠たちを出迎えるシーンで、馳走を用意してあると言われ、仲良く屋敷に向かう流ノ介と茉子。2週目は妙に青桃目線で見てしまう。