PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第二十五幕「夢世界」(再)

「お前もどこか歪だから…かもしれないな」十臓の言葉を思い出し、1人稽古をする丈瑠。心配して声をかける千明と流ノ介。

台所にいる茉子とことは。

ことは「外道衆になるためにものすごいひどいことしはったって。人をたくさん斬って家族も…」

茉子「うん」

ことは「うち分からへん。何でそこまでするんやろ?」

茉子「何でかなぁ。わたしも理解できない。根本的に違うのかも。よし!」エプロンを身につける茉子とそれをみて慌てる黒子達。…からのオープニング。

茉子の料理に恐れをなす男達。

千明「久々に来たなぁ、姐さんの手料理」

流ノ介「油断していた! まさかここで」

彦馬「殿、後の準備は整っております。どうぞ心おきなく」担架や胃薬の準備をしている。

千明「いや~大袈裟でしょ、さすがに」

彦馬「なんの。前に殿が茉子の料理を食されたときは腹痛で一晩寝込まれたのだぞ」

千明「マジで!?」

丈瑠「覚悟はできてる」

彦馬「家臣の心遣い、無駄にはできませんからな。さ、いざ」

千明「だから大袈裟だって。もう、食おうぜ。こんなの勢いだ、勢い。ぱっぱと食っちまえば味なんて分かんねぇよ、あ、姐さん」

茉子の姿が見える

流ノ介「ま、茉子! もしかして、ずっと?」

茉子「…はぁ、全く。そういうことならちゃんと言えばいいのに。彦馬さんも」

彦馬「いやぁ、それは…」

茉子「みんな変なところで遠慮するんだから(おにぎり食べて)うーん、まだまだだとは思ってたけどそこまでダメかぁ」

千明「ハイ! 俺食べる」

流ノ介「私も食べるぞ。ホラ、殿も」無理矢理口に突っ込む。

茉子「無理しなくていいよ」おにぎりの乗った皿を独り占めする。

千明「食べるって言ってんだろ」

流ノ介「いーや! 私が食べる」

奥からお茶を持ってやってきたことは「どうしたん?」

面白おかしくツッコむというやり方もあったんだろうけど、やっぱり千明と流ノ介は気を使って優しいなぁとも思ってしまいます(丈瑠も一生懸命食べようとはしている)。それをしつこくネタにして面白いだろ?的なのを読むと不快だわ。

六門船。ドウコクに殴られる薄皮太夫

ドウコク「太夫よ、俺は十臓やれって言ったよなぁ。なのにてめぇは剣も抜かずに帰ってきた。こいつは一体どういう…」

シタリ「まぁまぁまぁ十臓の腕じゃ太夫も簡単には仕掛けられないさ。お前さんもここは謝っておけ」

太夫「腹が立つなら斬ればいい」

ドウコク「何だと」

太夫「外道に落ちて数百年。身内にある思いは一向に晴れん。泥のようにたまるばかりだ。斬れ。思いごとすべてバラバラに。それこそ骨まで。わちきが望んでいたのはきっとそれだ」

ドウコク「そいつはまた思い込んだもんだなぁ」

ドウコクが太夫の三味線を燃やす。慌てて火を消す太夫

ドウコク「太夫。何百年経とうともてめぇがそんな簡単にきれいさっぱり成仏できるかよ。てめぇにそいつは捨てられねぇ。そうだろ」

太夫「…。ダメだ、早く急がないと」

シタリ「太夫

ドウコク「シタリ。あいつを呼べ。ユメバクラ」

シタリ「えぇ? お前さん何を考えて…」

本屋

茉子「やっぱり自分流よりちゃんと勉強すべきだったか…」本を手に取りレジへ。

店を出ると悲鳴が。薄皮太夫が人を襲っていた。そこにユメバクラが登場して攻撃を受ける。そこに丈瑠達が駆け付ける。ユメバクラに応戦していると、太夫が逃げ、それを茉子が追い、さらにことはも追う。源太も駆けつけるがユメバクラの攻撃を受け眠ってしまう。

薄皮太夫と戦うシンケンピンク。眠ってしまった源太の体に入り込んだユメバクラは同じ攻撃を受け眠っている男性の体を使い、太夫達の元へ。2人とも攻撃を受けて眠ってしまう。

六門船

ドウコク「太夫。ま、じっくり思い出せ」

奥座敷。彦馬がユメバクラの説明をする。人間を眠らせ、夢の世界に誘い込み、夢の世界に自由に出入りし、人間を食べる。食べられたものは二度と目覚めることはない。

茉子の夢。

食卓に4人分の料理。お子様ランチがあるから、夫婦と子供2人という茉子の夢なんだろうね。

そして茉子は太夫の過去を見る。他の女性と結婚しようとしている新左という男の結婚式に乗り込み、火をつけようとしている薄雪という女性。

一方、丈瑠は夢というモヂカラで流ノ介と千明を源太の夢の世界に送り込む。ミシュラン3つ星をゲットし喜んでいる源太。

そこにユメバクラが人を食おうとしていた。流ノ介と千明が変身して戦う。Aパート。

火の海にいる薄雪。

薄雪「新左…ずっと待っていた。迎えに来ると言ったお前のこと…なぜだ。わちきはまたひとりだ」

それでもなお結婚する女性を助けようとする新左に

薄雪「最期までわちきではないのかー!!」

夢世界。ユメバクラと戦う流ノ介達。千明の柔軟な発想で攻撃をする。

火の海。

薄雪「死んでも結ばせるものか。例え、例え外道に落ちようともー!」

茉子「待って! やめて!」

新左「薄雪…許せ、私はお前を」口をふさぐ薄雪。

薄雪「黙れぇー!」

茉子「薄皮…太夫

薄皮太夫のそばにいた男性から出てくるユメバクラと流ノ介達。ユメバクラにダメージを与える。夢から醒めた源太や他の人達。

目が覚めた茉子。

茉子「夢…?」

薄皮太夫の三味線から呻き声が聞こえる。

モヂカラを使って体力を消耗した丈瑠に肩を貸して歩く源太の元にシタリが大ナナシ連中を送りこむ。2人でダイカイシンケンオーで戦う。スーパーシンケンレッドなら2人でも大丈夫なのか!

太夫「新左…お前はわちきの…」

近付く茉子に気付く薄皮太夫

太夫「そうか。わちきの夢をウロウロしていた気配はお前か。目障りだ」剣を抜き、茉子に向ける。

茉子を探すことは。

ロボ戦。大ノサカマタ達と大ナナシ連中を撃破。2人とも体力を消耗しているところに十臓。

ユメバクラと応戦する流ノ介達。

薄皮太夫と対峙する茉子

太夫「どうした?」

茉子「一つだけ聞かせて。もう人に戻ることは」

太夫「フン! 戻れれば斬らんのか?」

茉子「…」

太夫「何とぬるい」

茉子に斬りかかる太夫の前に立ちふさがることはが斬られて変身解除。ケガを負ってしまう。

十臓と対峙する丈瑠と源太。

緊迫してるなぁ~。2人ずつで行動するから茉子のこと、みんなは知らないんだなと思うと切ない。薄皮太夫の過去は深夜31時30分のドラマとか言ってた人がいたなぁ。さ、後半観よう。