六門船。十臓が志葉家当主に何もしかけないことを不思議に思ったシタリが古い書物をを調べてみると、ドウコクが封印されたことに気付く。それを知ったドウコクが荒れて、ナナシを大量発生させる。シンケンジャーが走りながら変身。ここでオープニング。
オオナナシも発生して、女子はナナシを男子は大天空で蹴散らすが、それでもナナシは減らない。しかもそのナナシは丈瑠ばかりを狙ってくる。
志葉家の奥座敷で彦馬から封印の文字について聞く家臣達。志葉の人間にしか使えず、ドウコクを封印させることができる唯一の文字があると言う。先代レッドは不完全ながら封印の文字を使い、ドウコクは封印された。しかしながら不完全であったため、現在復活できた。封印の文字にはとてつもないモヂカラが必要で、簡単に封印とはいかない。
志葉家の庭。稽古中の家臣達。
千明「惜しいよなぁ。丈瑠が封印の文字使えればさぁ」
茉子「戦いが終わる、ってことだよね」
千明「ま、ずっと稽古してるらしいけど、先代もその前もマスターできなかったんだろ? 厳しいよな」
ことは「きっと使えるようにならはるわ。殿様やったらきっと」
流ノ介「そうだ。それまで何としても殿をお守りするんだ」
ことは「(頷く)」
流ノ介「我々がなぜ家臣として育てられてきたかその意味がようやく分かった。殿をお守りすることがすなわちこの世を護ること。我々が殿の盾となって…」
丈瑠「そんな必要はない。自分のことは自分で守る。お前達は今まで通りでいい」
茉子「今までとは状況が違うでしょ」
千明「確かに。丈瑠がこっちの切り札ってことだもんな」
流ノ介「守らないわけにはいきません」
ことは「うちもがんばります」
丈瑠「いいから。戦いの中で余計なことを考えるな」
流ノ介「イエ、この流ノ介命に代えても!」
丈瑠「やめろ! 帰って足手まといだ」
1人で稽古する丈瑠
彦馬さんの語りでAパート終了。
スキマセンサーを呼び鈴代わりに使うウシロブシ。丈瑠が封印の文字をマスターする前に倒そうとするが、丈瑠が猛然と立ち向かう。しかし、攻撃の中でレッドをかばったブルーとイエローが変身解除され、大けがを負ってしまう。その二人をかばうレッド。
そこに十臓が登場してきて、ピンクもグリーンも変身解除されしまう。シンケンレッド、ウシロブシ、十臓で三つ巴の戦いとなる。ウシロブシは水切れで一旦退散。十臓もシンケンレッドの異変に気付き、退散。
その夜、丈瑠が家を出てしまう。
この回は冒頭から変身して大天空も出て来たけど、後半ドラマ部分があったから、前半に等身大戦&ロボ戦を入れてきたんだなぁ。
シンケンレッドの最期と丈瑠の父の最期の状況が全く違うんだよね。
流ノ介、ことはがケガを負ったところ見る丈瑠の表情がすごくいいなぁ。あんな寂しげな表情ができる人を選んだんだろうな。次回が気になります。