『スーパー戦隊オフィシャルムック』Vol.9「侍戦隊シンケンジャー」は本日発売! この表紙が目印です! https://t.co/RrnohgldSj pic.twitter.com/fKdYtcPZJt
— スーパー戦隊 Official MooK (@super_mook) 2017年3月9日
結局買うことになるだろうと思い、ネットで予約して入手しました。
臨ちゃんのインタビューは2ページに渡り、今まで知らないようなこともあり、満足しました。
しかし、脚本の小林靖子さんやプロデューサーの宇都宮さん、中澤監督は、シンケンジャーについて語るというよりこれまでかかわった戦隊シリーズ全体についての話だったのがちょっと残念だったかなぁ。前提としてすべての本を買う人向けになっているんだろうけどね(^^; 以下、シンケンについて話していたことの抜粋。
宇都宮さんのインタビュー・小林さんは最初は「暴れん坊将軍」のような明るい主人公像を考えていたが、前年のゴーオンレッドが能天気キャラだったため、レッドを別の方向に、と宇都宮さんがお願いして、ああなったと。
小林さんのインタビュー・主人公が最初は「若」と呼ばれていて、やがて「殿」と呼ばれる案もあった。影武者という設定は最初の頃に決めた。影武者がバレるのは様々な事情からかなり後の時期になった。俳優もいい感じに選ばれ、特にブルーはお芝居ができないときつい役で相葉さんでよかった。
中澤監督のインタビュー・「シンケンジャー」のポイントは「和風」「侍とは何か」。忠義や真剣勝負などの時代錯誤なところをあえて描いた。丈瑠が影武者であることは最初から意識して演出していた。プロデューサーと小林さんと監督だけが知る設定で、謎の設定に違和感を抱くスタッフ、キャストをごまかすのが大変だった。
キャストの場面写真は小さいけど、懐かしかったなー。それぞれ別の写真だけど、流ノ介、千明、源太、それぞれが茉子の肩に手を置く写真があって、茉子って頼りになる存在だったんだなぁなんて思ったりして。あんまり身長差があっても難しいからだろうけどさ!
臨ちゃんのインタビューは以下に↓
▲画像保存すれば読めるようになるかな?
芸能界に入ったいきさつ、スーパー戦隊シリーズについて、共演者との関係等々結構ボリュームのあるインタビューでした。
姉妹で育ったため、戦隊シリーズは見たことがなかったと正直に語っています。しかし、セーラームーン世代なので変身願望があった。
出演が決定した後にアクション練習があったが、アクション経験がなかった。男子メンバーは元々アクション好き、すぅちゃんは柔道をやっていて運動神経がいいので、最初は大変だった。人見早苗さんから女性らしい動きをいろいろ教えてもらった。
共演者の人達が同年代でとても楽しかった。毎日、撮影所に通うことが”学校に行く”ような感覚で、昼食の時に必ず誰かの控室に集まったり、休みの日にも会うといった”親友”的な間柄で、常に一緒に行動していた。「シンケンジャー」のキャストは戦隊シリーズの歴史に残るくらい仲良しだと思っている。
未だに「茉子ちゃん」と呼ばれることもある。「私が頑張って白石茉子を演じていた証なのね」と嬉しく思う。
キャストとは具体的に何かをしたというわけじゃなく、同じゲームに興じたり、アクションをやったりして遊んでいた。撮影の合間はずうっと話をしていた。永遠に話をしていたいくらいだった。今でも定期的に会っている。
俳優としてのライバル心もお互いに持っていた。男性陣とは年齢が近くて、お互いの芝居に意見を交わすこともあった。
共演者と会う度に「いつかみんなで「シンケンジャー」のトークショーをやりたいね」と話している。
印象に残ったエピソードを書き出してみました。いつかトークショーならいいかな(←何その上から目線)。臨ちゃん自身は、再び茉子を演じてみたいとか言ってないので、ちょっとホッとしたというか(^^;
それにしても臨ちゃんがシンケン当時のことを楽しかったこととして語ってくれるって本当にすごいことだと思う。あの当時の叩きはほんっとうに酷いからね! 当時叩いてた人も今やなかったことのようにシンケンは赤も桃も売れてすごいなぁなんて言ってるなら腹立つ。
佐藤健「仮面ライダー電王」イベントに生電話で参上!10周年に「呼んでよ」 #佐藤健 #中村優一 #仮面ライダー電王 https://t.co/b0rQleUIEW pic.twitter.com/XiTH2j0bAp
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2017年2月23日
▲先日、佐藤健くんが主演だった「仮面ライダー電王」の10周年イベントが行われ、佐藤健くんが生電話でイベントに参加したそうだけど、佐藤健くんはこのイベント自体を知らず、1週間前にネットニュースで知ったというけど、今回のインタビュー、臨ちゃんでもちろん嬉しいけど、桃李くんクラスになると話がそこまで届いてないってこともありうるのかななんて思ったりして。桃李くんの耳に入る前に事務所が断ってるとか。
今回、臨ちゃんがシンケンのこと語るの珍しいとかインタビュー受けてびっくりしたとか見かけたけど、確かにテレビで語る機会は少ないかもしれないけど、桃李くんみたいにデビュー作でも主役でもないんだし、桃李くんと一緒に考えられると違うんだよなぁ、と思ってしまう。
それにしても電王も小林さん脚本で、ヒロイン役の女の子が途中降板したんだよね。小林さんの元々の設定のせいもあって不自然ではなかったし、その子役の子も人気が出たものの、原因はいろいろあったんだろうけど、この時もヒロイン叩きが酷かったみたいで、当時、女の子がやってたブログに書き込まれたという中傷文を読んでぞっとしたもん。この降板を知ってたせいか、臨ちゃんが最後まで完走してくれたことは本当に本当にありがたいことだと多くの人が知って欲しいくらい。だって、上の電王イベントにもその子は来てないしね。
「シンケンジャー」は桃李くんだけじゃなく、臨ちゃんが売れたことでまた評価が変わった作品だと思う。臨ちゃんが今や引退寸前の女優だったりしたら、シンケンは女性陣がどっちもかわいくて、なんて評価を今もする人いるのかなぁ? 当時は散々、ゴーオンガールズはかわいかったのに…と言われまくってたし、ホント人の評価なんて!(語彙が足りない)
…やっぱりシンケン当時のことを思うとねー、思いは複雑です。でもキャストが仲良くて本当に助けられただろうね。ライバル心があったとか芝居について意見を交わしてたとかそんな話も新鮮でした。