Stroke of Fate(第四十三幕 最後一太刀)
シンケンだと年末最後の放送回でクリスマス回でもあったわけだけど、こっちはクリスマス回は別に設けてるし(吹替え版ナシ)、常夏っぽい感じ(ロケ地・ニュージーランド)。
前回の続きから
ジェイデンが目を覚ます。近くに倒れているケビンとミア
ジェイデン「ケビン、ミア…」
マイク「エミリー、大丈夫か?」
エミリー「えぇ、多分…」
シンケンと微妙に組み合わせが違うのはなぜ?
ジェイデン、ケビンに這って近づく
ジェイデン「ケビン…」
アントニオが起き上がり、近くにあったバラクーダブレード(サカナマル)を手にする。振り向くとデッカーが倒れている
アントニオ「デッカー」
アントニオ(デッカーはセラーターの作戦のカギだ。そいつを倒せば作戦を止められる)
刀を抜こうとするが
アントニオ「ダメだ、こんなの卑怯だ」
そのまま立ち去る…からのオープニング
シバハウス・地図の広がった机の前
ケビン「三途の川の水が6か所から噴き出してる」
ジイ「それだけではない。見ろ(地図上に線)。この線に沿って冥界と人間界を隔てる壁はもろくなっている」
ミア「それってどうにかできないの?」
ジェイデン「デッカーを止めるしかないだろう」
一人背を向けていたアントニオ
アントニオ「ごめん、みんな」
マイク「何が?」
アントニオ「実はデッカーを倒すチャンスがあったんだ。だけど見逃した」
ミア「どういう意味?」
アントニオ「爆発の後、あいつが倒れてたんだ、でも、俺やっぱりそんなとこ攻撃できなくて」
エミリー「そうなの?」
アントニオ「とどめをさすべきだった」
ジェイデン「イヤ、サムライは倒れているものを攻撃しない」
アントニオ「でもさ」
マイク「お前間違ってないって」
ジェイデン「俺達とナイロックの違いはそれだ」
アントニオ「だけど何とかしないと」
出ていくアントニオ、見送るしかない仲間達
川で顔を洗うデッカー
セラーター「裂け目を開くのは人間界と冥界両方の痛みを知る者でないとならん。それはこの世で一人しかいない、そうお主だ」
森を歩いていると、突然火事の映像が浮かぶ
焼け跡
デッカー「なぜこの場所が懐かしく感じる?」
ダユウ「珍しい場所で会うわねぇ。どうしてここへ来たの?」
デッカー「なぜ来たのか分からない」
ダユウ「何かを感じたの?」
デッカー「何も感じてない。何もな」
ダユウ「思い出してくれたら…」
過去の記憶
セラーターに半分ナイロックにされてしまったデッカーを見て、ショック(?)で自らもナイロックになったダユウ
シバハウス・ケビンが出かける準備をしている
マイク「どっか行くの?」
ケビン「マイク、びっくりさせるな。ホント、参った」
マイク「ライトゾード?」
ケビン「なんでここにある?」
ライトゾードの上に置手紙
”みんなへ がっかりさせてごめん。でもすべきことが分かった”
ケビン「アントニオからだ」
マイク「もしかしてあいつ…」
ケビン「一人でデッカーを追ってったのか? 止めないと」
二人が出ていこうとした時、ギャップセンサーが鳴る
地図確認
ジイ「セラーターが現れたようだ」
ジェイデン「行くぞ、奴を止める最後のチャンスかも」
ケビン「待って! アントニオがデッカーのところに行ってる」
ミア「どうして?」
ジェイデン「ケビン、マイクとアントニオを探せ。俺達はセラーターのところへ」
ケビン「了解」
バルクとスパイク裂け目の穴の前にいる。この前の太極拳は何だったのか(あれもサムライ修行の一環???)、今回は本物のサムライになるチャンスだとガムを噛みまくって穴を塞ごうとする。毎回この二人のシーンは食べ物ぐちゃとか汚くて苦手(-_-;)
ごつごつした岩のある山
セラーター「あぁここが一番冥界への隙間を開けやすい場所だ。半分人間で半分ナイロックのデッカーがこの地を切り裂けば、ついに世界は冥界とつながるのだ。デッカーよ、いよいよお主の出番だぞ…フハハハハ」
森
デッカー(我が刀ウラマサが呼ぶ声が聞こえる)
その前にアントニオが立ちはだかる
デッカー「どうした? 今日は釣りじゃないのか」
アントニオ「あんた、セラーターが世界を切り裂く手伝いをしているのか?」
デッカー「フン、俺を倒すチャンスを不意にしたのにそんなことを言う」
アントニオ「何?」
デッカー「フン」
アントニオ「とにかく今はあんたを止めてやる」
にらみ合う二人
セラーター「デッカー、何をしている」
セラーターの元へジェイデン、ミア、エミリー(手にライトゾード)が駆け付ける
ジェイデン「セラーター!」
セラーター「レンジャー共」
ジェイデン「その刀を渡せ」
セラーター「お前達に渡すために鍛えた刀ではい!」
攻撃されたタイミングで変身
セラーター「ムーガーよ、足止めしておけ」
バトル
ケビン「どこにいる?」
デッカーの目の前で刀を抜こうとするアントニオ
デッカー「ほら、来い。俺は丸腰だ」
アントニオ、刀を鞘に納めてひざまずく、刀を前に置き、土下座っぽく
デッカー「フン、バカな奴め」とその場を立ち去ろうとする
アントニオ「頼む、お願いだ。刀を諦めて消えてくれ。呪いを解きたいのは分かる。だけどセラーターに従えば、たくさんの人たちが苦しむことになるんだ」
デッカー「やはりな。お前はサムライではない。だから俺を止められない」
振り向いてアントニオに刀を振り下ろそうとするが、それをケビンとマイクが止める
デッカー「時間の無駄だな。相手にならん」
二人の間を飛んで、去っていく
マイク「お前間違ってるぞ。相手への思いやりはアントニオの弱点なんかじゃない。だからこそこいつは強いんだ」
アントニオ「デッカーが分かってくれるなんて甘かった」
ケビン「違う、お前は勇敢だよ。お前みたいなサムライが必要なんだ。おかげで思い出した。僕らがどうすべきかって」
アントニオ「絶対にあいつを止めるんだ!!」
ガムをくちゃくちゃのバルクとスパイク。噛んだ後のガムを大きな塊にして転がしてる
レッドレンジャー、ピンクレンジャー、イエローレンジャーとセラーターの戦い
セラーター「次は誰だ?」
レッド「デッカー!」
セラーター「ん? 来たか、デッカー。待っていたぞ。さぁお主の刀ウラマサだ」
レッド「やめろ!」
セラーター「邪魔をするな」
3人攻撃を受けて倒れる
セラーター「受け取れ。お主が待ちわびたウラマサだ。正しい持ち主の元へ戻すとしよう。ウラマサも帰ることができて喜んでいる。さぁ、見せてくれ。一気に裂け目を開くのだ。やれ。この役目を果たすとその身にかけられて呪いから解放される。さぁ、切り開いてみせろ、おぬしは自由に。我輩は二つの世界の支配者となる」
ブルーレンジャー、グリーンレンジャー、ゴールドレンジャーも駆けつけるがセラーターに触手?みたいなもので、レッドレンジャーたちが倒れているところへ投げ飛ばされる。
レッド「刀をおろせ」
ブルバズーカをデッカーに放つが、セラーターが止める
セラーター「悪あがきはよせ、すべて終わったのだ。諦めろ!!」
その攻撃を返されて、変身解除されてしまった6人
セラーター「さぁ、いいぞ。やれ」
刀を振り上げたデッカー
ジェイデン「やめろー!」
しかし、振り向いてセラーターを斬った
セラーター「なぜだ、なぜ我輩を裏切ったのだ?」
デッカー「甘かったな。俺も人間を憎んでいると思ったのが間違いだ。俺はウラマサさえ戻ればいい。お前がそうした。忘れたか」
セラーター「×××心などないはず」←何回聞いても分からーん
デッカー「それも終わりだ」
セラーター「バカな―――!」
裂け目は消滅した
ガムで穴をふさいだタイミングと裂け目がなくなったタイミングがちょうどあって本物のサムライになれたと喜ぶバルクとスパイク
セラーター「200年かけて準備してきたものが一瞬で不意になった。我が怒りを思い知れ。覚悟するがいい」
デッカー「レンジャーよ、後は任せたぞ」
セラーター「まさか裏切られるとは!」
ジェイデンたち再び変身して、一の目撃破
ロボ戦
ブルメガゾード(モウギュウダイオー)とサムライメガゾード(シンケンオー)とクローバトルゾード(ダイカイオー)とライトメガゾード(ダイゴヨウ)で戦ったけど、手強くて、サムライギガゾード(サムライハオー)登場
セラーター「コロコロ変形しおって」
さらにシャークゾード(恐竜折神)を使って、サムライレンジャー、勝利は我らに!
森を歩いているデッカー
ダユウ「デッカー。すべて見ていたわ。これでもうナイロックと手を組むのはやめるの?」
デッカー「目的が違うからな。俺は呪いさえ解ければいい。この世界に興味はない。お前達とは違うんだ。それなのにどうもお前とは何かある気がしてならない」
ダユウ「デッカー、本当のことが言えれば…」
夕焼けの中を歩くレンジャーたち
エミリー「ケビン、大活躍ね。ジェイデンも」
マイク「戦ったら腹減った」
エミリー「戦わなくてもでしょう?」
マイク「言ったな」
エミリー「だっていつもそう」
ひとり立ち止まるアントニオに気付いて近づくミア
ミア「アントニオ、大丈夫?」
アントニオ「デッカーのこと、考えてた。奴の選択を」
ジェイデン「お前もしただろ。正しい選択を」
アントニオ「ナイロックと違ってさ、俺達は仲間を裏切らない」
笑いあう仲間達
ケビン「パワー終結」←そういうのはジェイデンの役目じゃないのか!
アントニオ「サムライフォーエバー」
ケビン「そうさ」
エンディングトークは、ダユウの声優さん。デッカー、いつになったら私のこと気付いてくれるのかしら? 結構ヒント出してると思うんだけど、天然?というコメントに笑いました。
ラストの土手を歩くシーンまで(土手ではなかったけど)シンケンを意識した感じなのは珍しい。まぁアメリカっぽくだいぶ明るくなってるけどね。ていうか、ジェイデン、もっとしゃべれ!とちと思う。