A Crack in the World(第四十二幕 二百年野望)
四十一幕はもう使っちゃったし、ジェイデンはどんな状態になってるかと思ったけど、もう普通にみんなと稽古してるー。
シバハウスの外で稽古中のメンバー
ケビン「ザンドレッドはなぜセラーターを?」
マイク「おい」
ケビン「セラーターが裏切ったのか? あんな島を襲ったりして」
考え事をしながらもマイクの攻撃をかわし続けるケビン
ケビン「でもなぜだ」
マイク「ケビン、どうした?」
庭の小石を並べるケビン
ケビン「セラーターは僕たちにいろいろ攻撃してきた。でもザンドレッドとも敵対してるなら、とんでもないことを企んでる?!」
ケビン、慌てて家の中へ。みんな後へ続く
ケビン「なぁみんな見てくれ」
おなじみの水面ゆらゆら地図
ケビン「ナイロックが最近現れた場所はこうだ。石を並べてて気づいたんだよ。これ見て分からないか?」
マイク「あぁなるほど。なぁエミリー、分かる?」
エミリー「ううん」
ジェイデン「見てればわかる」
ケビン「多分セラーターは他のナイロックと違って、目的を持って攻撃してる。パターンがあると思うんだ。ザンドレッドとダユウが奴を攻撃したから、奴はあの場を離れた。いいか、セラーターや奴の手下が現れた場所を地図に示していくと…」
ミア「一直線ね」
ケビン「そうだ、これは偶然じゃない。セラーターは何かを企んでる」
エミリー「あいつの企みならとんでもなく悪いことだわ」
ジェイデン「心配ない。どんな企みでも阻止する」
六文船
セラーター「マスター・ザンドレッドはパワーを取り戻すため、三途の川に沈んだまま。今こそ我輩の計画を進める絶好のチャンス。ペスティロックス(ツボトグロ)!」
ペスティロックス「お呼びですか。さぁて何をしましょうか」
セラーター「計画を成功させるための最後の仕上げだ。よいか、これが反応する場所で人間共を苦しめてくるのだ。褒美をやろう」
ペスティロックス「そういうことならどうかお任せください」
セラーター「ついに冥界も人間界も我輩のものだ…フハハハハ…」と高笑いからのオープニング
釣りをしてるアントニオ(ちょっとムチムチしすぎてないかぁ(^^;)
アントニオ「わぁお、はっはっは、すげぇよ。ファンタスティコー! 超大物ゲット。記念に写真撮ろ」
サムライモーファー(スシチェンジャー)で自撮りしようとするが、うまくいかず、周りを見渡して近くの証明写真ボックスへ。その途中で太極拳っぽいことをしてるバルクとスパイク(結構久々?)
魚と記念写真を撮るアントニオ。シュール
六文船
セラーター「ようし、ついに実行に移す時だ」
オクトロー「ちょっと待った! 何を企んでおるか私にもやっと分かった。たった今じゃがな。人間界に苦しみの楔を打ち込み、一気に二つに裂いて、一気に三途の水を送り込むのか」
セラーター「驚いた。うどん頭でも分かったか」
オクトロー「お前の裏切りにももっと早く気付いていれば…! あまりに危険すぎる。下手をすれば冥界も人間界も崩壊してしまう。とにかくあたしゃ自分の身を守ることに専念させてもらうからな」
セラーター「お主が我輩の邪魔になるようなら何千回でも倒してやる」
オクトロー「マスターが目を覚ましたら、お前の作戦などぶち壊してやる。待てよ、お前が世界を引き裂くパワーなどないはず。人間の悲しみとナイロックの怒りを満たすための協力者がいるのか?…デッカーか!! 奴に最後の一撃を打たせるつもりじゃな。そうじゃろ!」
セラーター「おー、なかなか鋭い。二百年も前から準備をしてきたのだ」
オクトロー「だがデッカーが協力を拒めばすべてパァじゃ」
セラーター「あの者が望むものをちゃんと準備してある。誰にも我輩は止められん。お前にもな」
森
ダユウ「ただじーっと座ってセラーターが来るのを待つ? あたしたちを騙した罰を与えなきゃ」
行こうとしたダユウを刀で制す
デッカー「やめろ。我がウラマサがよみがえるまでセラーターには関わるな」
ダユウ「デッカー。あなたは馬鹿よ。本当に直してもらえると思ってるの?」
お寺
セラーター「作戦のカギを自分が握っているとデッカーに知られたら面倒ではある。だが、あいつは幸い操りやすいからなぁ」
デッカーの墓からウラマサを取り出す
セラーター「ハッハッハッ…完璧に直っている。この世界はいただいたようなもの…フッフッフッ…」
ビルの上・セラーターから預かった方位磁石のようなもので場所確認
ペスティロックス「ここがどうやら目的の場所のようだなぁ。あぁ嵐の前の静けさか…ヌハハハハ…」
ギャップセンサーが鳴る。地図を確認
エミリー「線の上にある場所を襲ってるわ。この線をたどって世界を二つに裂いちゃうのかも」
マイク「でも奴にそんなことができるか?」
ケビン「何か手があるのかも」
ジェイデン「とにかく何としても阻止するんだ。行くぞ」
ジイ「至急アントニオも現場に向かわせる」
証明写真ボックス
アントニオ「はい…そうか。すぐ近くにいる」
ボックス内で変身。バルクとスパイクの前を通り過ぎる。太極拳に夢中でスルー。おい! あんなにサムライに憧れていたのに!
ペスティロックス「これでも食らえ」
蜂がたくさん出てきて、人々の体に入る(グロい)…シンケンでもこんなアヤカシだったっけ。忘れたなぁ(^^ゞ
太極拳を終えたバルクとスパイクがおやつを食べようとすると、蜂に襲われた人々を見、ペスティロックスに見つかり、蜂に襲われそうになる。そしてさっきまでアントニオが入っていた証明写真ボックスに逃げ込む。食べ物を外に置いてきたが、ペスティロックスが怖いため、ボックスを持ちあげて、ボックスごと移動。無事、食べ物をボックスに持ち込むことができた…ってこの証明写真ネタなんだぁ? こんなのあったっけ?
いち早く駆け付けたアントニオ
アントニオ「待て! 俺が相手だ」
ペスティロックス「おぉ、お前も苦しみたいのか?」
アントニオ「この人たちに何をした?」
バトル
そこに仲間たちが駆け付ける
アントニオ「気をつけろ。あいつ変な虫を呼び出すからな」
ペスティロックス「俺が呼び出すのは虫だけじゃないぞ」
ムーガーいっぱい。バトル
セラーター登場
セラーター「レンジャーよ、黙って見てるがいい」
レッド「断る。何か企んでいるようだが、ここで止めてやる!」
セラーター「どうかお前達には我輩の作戦が分かるはずあるまい。まぁ構わんさ。もうすぐ最後の楔が打たれる。そうなればお前達には止められない」
レッド「楔?」
ゴールド「なんだ?」
グリーン「楔って?」
セラーター「ハッハッハッハッ…そうだ、人間の苦しみの楔を決まった場所に打ち込み、世界を真っ二つにする」
レッド「そんなことさせるか」
セラーター「行け、ペスティロックス。人間共をもっともっと苦しめるのだ」
ペスティロックス「分かりました。お任せください」
レッド「やめろ!」
セラーター「おぉっと、邪魔はさせんぞ」
ゴールドレンジャーがセラーターを羽交い絞め
ゴールド「どうだ、これで動けないだろ。ざまみろ。ジェイデン、さっきのやつを追え!」
グリーン「こっちはアントニオを助ける」
ジェイデン「よし、ミア、エミリー行くぞ」
青緑金VSセラーター
赤桃黄VSペスティロックス
セラーター「お前の仲間は…! これはこれはデッカー。どうしてここに?」
セラーターの背後にデッカーが刀を突き付けている
セラーター「嬉しい驚きだなぁ」
デッカー「ふざけるな。なぜ来たか分かるだろ」
セラーター「ウラマサを取りに来たというわけか。ちょうどいい。我輩の作戦は今まさにクライマックス。あの人間共の苦しみが楔となり打ち込まれるところだ。そして…見るがいい。この楔で完成だ」
デッカー「?」
セラーター「我輩はこの苦しみの楔を直線に打ち込んできた。そう、ザンドレッドの手下共をうまく使い、人間に恐怖を与え、我が作戦を進めてきたのだ。いよいよこれまで打ち込んだ楔がその力を発揮する」
アントニオ「よせ!!」←またしても声が分からない(^^;
セラーター「諦めろ。我輩の作戦は止められない。この世界はもう終わりだ。我輩の世界が始まるのだ。最後の楔が完成すればとどめの一撃をもって、この世界は二つに裂けることとなる。そして三途の川の水で満たされるのだ。ザンドレッドの計画とは全く違う。あっという間にこの世界を変えて見せよう。この世界は悪の赤い水の底に沈むこととなる。そして我輩が冥界と人間界を支配するのだ…ハハハハハ…」←長ー(-_-;)
まだまだしゃべるよー
セラーター「我輩の楔がすべて打たれ、いよいよこの世界が二つに裂けるときがきた。あとは決まった場所に最後の一撃を加えるだけ。それで我輩が二つの世界の支配者だ」
ペスティロックス「そろそろ本気でいくぞ。これで終わりだ」
レッドをかばう、女子。そして、レッドレンジャーがブルバズーカでとどめ。一の目撃破。
セラーター「どうやらペスティロックスが倒されたようだな。まぁよい。間もなく最後の楔が地中深くに刺さるだろう」
ロボ戦。
アントニオたち術が解けた人間たちを逃がす
セラーター「邪魔をするな。苦しみが地中にしみこみ、いよいよ最後の楔が打ち込まれる」
デッカー「戯言はいい。そろそろ約束を果たせ。ウラマサを渡すんだ」
セラーター「もちろん渡すぞ。その前に我輩の最後の頼みを聞いてもらうがな」
デッカー「頼み?」
セラーター「大したことではない。裂け目を開くのは人間界と冥界両方の痛みを知る者でないとならん。それはこの世で一人しかいない、そうお主だ」
デッカー「…」
アントニオ「あいつらを止めないと!」
セラーター「邪魔をするな」
アントニオ達攻撃を受けて倒れる
セラーター「もう誰にも邪魔はさせん」
ロボ戦。ジャイアントムーガーも参戦。マイクやケビンのディスクも使って女子たち頑張る。シンケンだと年末放送だったから、この回のロボ戦はいろんなディスクを使いまくりなのね。ショーグンモードも出てきます。「勝利は我らに!」
セラーター「ペスティロックスがやられても関係ない。楔は打ち込まれた」
地面が揺れる
セラーター「見ろ。パワーが満ちてる。さぁお前自身の刀で最後の一撃を加えてやるのだ」
Newウラマサを取り出す
セラーター「デッカー、お主の出番だぞ。ウラマサだ。おぬしに返そう。約束通りな。これで契約は完了する。受け取れ、デッカー。これで世界を裂くのだ」
デッカー「断る。ウラマサだけ返してもらおう」
セラーター「そうはいかんぞ。我輩は長年かけてお主の悲しみと怒りをこのウラマサの中に封じ込めてきたのだからな」
デッカー「何?」
セラーター「よいか。お主がその苦しみから解放される唯一の道は、この刀で楔に最後の一撃を与えてやることなのだ。信じろ。たった一撃でお主にかけられた呪いは解け自由になれるのだ」
デッカー「自由? やっと自由に…」
地面から光
グリーン「パワーが満ちてる」
ブルー「線に沿って地面が裂けそうだ」
レッド「伏せろ!」
地面が裂け始める
セラーター「これはあふれ出すパワーのほんの一部に過ぎない。見ろ、地面が叫んでおる。裂ける準備ができたのだ。さぁデッカー、お主の一撃を待っているのだぞ。裂けやすい場所を選んでやったのだ。お主がやりやすいようにな。覚悟を決めて命令に従え」
デッカー倒れる
セラーター「レンジャー共、世界が崩壊するのを見ていればいい。お前達に止めることはできないのだからな」
変身解除したジェイデンがセラーターを見上げて続く
こんな話だったっけ? こんなアヤカシ…というか虫を出して人を苦しめるなんてあったっけ?と思ったら、結構そのままだった。シンケンだと過去の資料を見ようってことになって、源太はサムライの修行してないから資料が読めなくて、一人外へ出た。その辺がパワレンだと証明写真ボックスのシーンになってるわけね。
今回はとにかくセラーター話長いっっっ!