PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第9話 リーダーの条件

Test of the Leader(第十一幕 三巴大騒動)

 

六門船

マスター・ザンドレッド「何だと? 俺が弱い? おい」オクトローに刀を向けるザンドレッド。

オクトロー「違う、違うって。全くもう。ただデッカーの話が気になって。レッドレンジャーがどうのと言ってたじゃろうが」

 

 

回想

デッカー「レッドレンジャーと戦いたいだけだ。サムライどもの新リーダーのな。そっちの計画の邪魔をする気はない」

マスター・ザンドレッド「じゃあ勝手にしろ。頭がガンガンする」

デッカー「フン先代のレッドにここに封じられたままというわけか」

 

オクトロー「古文書を調べてみたんじゃ。マスターを封じてる力はサムライのシバ一族が握る。その一族を率いるのがレッドレンジャーじゃ」

ダユウ「レッドレンジャーのこと、あんたは知らないのに何でデッカーは知ってるの?」

マスター・ザンドレッド「この俺をバカにしてるのか。レンジャーどもといい、忌々しい」暴れるザンドレッド「ムーガー達よ、行け。すべてを破壊しろ」

 

暴れるムーガーそして人物紹介オープニング

 

街を歩くバルクとスパイク。ムーガー達に遭遇し、サムライ修行している2人は何とか立ち向かおうとするが(なぜか掛け声は『テリヤキ』)結局は逃げてしまう。

 

シバハウスから出て走りながら変身するサムライレンジャー。

 

一方、またムーガー達に立ち向かおうとして、逆にたくさんのムーガー達に追いかけられるバルクとスパイク。スパイク(若い方)は、そこに駆け付けてムーガー達を倒したピンクレンジャーに一目惚れ。

 

女の子達が戦い、男子はジャイアントムーガーにバトルウィングで対抗。

 

そして5人でムーガー達と戦うが、斬っても斬ってもキリがないほど湧いてくる。

ムーガー「レッドレンジャー、レッドレンジャー…」

ミア「何…ねぇジェイデンが狙いなの?」

ケビン「戦えよ、弱虫。かかって来い」

ジェイデン「どういうことだ?」

ムーガー「レッドレンジャー」

 

隙間からマスター・ザンドレッドの顔が浮かぶ「レッドレンジャー」

 

ジェイデン「マスター・ザンドレッド」

マイク「聞こえたか? ムーガー達、この声に操られてる。ホラ」←ケビンの声かもしれない。変身後だとイマイチ分からん。

エミリー「本当だ。催眠術にかけられてるみたい」

マイク「なんだよ、気味悪い」

ケビン「とにかくジェイデンを援護しないと」

 

ケビン「ジェイデン気をつけろ」←これもマイクかも^^;

ジェイデン「ちょうど新しいシンボルパワーを試したかったんだ。やってみよう」エミリーの刀を取り上げる

エミリー「ちょっと!」

 

ジェイデン「スピンソード ブレイジングストーム」ムーガー達を一掃

 

マスター・ザンドレッドの「レッドレンジャーよ、覚悟しておけ」の声と高笑いが響く。

 

ミア「何なの?」

 

変身解除したジェイデンがマスター・ザンドレッドが見えた隙間へ歩み寄る。

 

マイク「なぁ、あの声って一体なんだったのかな?」

エミリー「あんな邪悪な声初めてよ」

ミア「アレって普通のナイロックと違うわよね?」

ジェイデン「そうだ、マスター・ザンドレッドだと思う」

ケビン「ザンドレッドってナイロックの親玉が復活したのか?」

マイク「マジかよ? それが何で『レッドレンジャー、レッドレンジャー』って狙うんだ?」うつむくジェイデン

 

六門船

飲んだくれて大の字で寝ているマスター・ザンドレッド

オクトローは『薬』という表現をしてるけど、酒とはいえないからか? 薬の方が危なくない?なーんて。

 

ススコダマはフューリーワルトというらしい。

 

バルクの頭に包帯を巻いてるスパイクは、ピンクレンジャーに「さぁ行きましょう、ダーリン」なんていわれてる妄想までして、バルクの体中に包帯をぐるぐる。

 

シバハウス

ケビン「なぜジェイデンだけを狙うんだ?」

ジイ「おそらくザンドレッドが知ったのだ」

マイク「何を?…何か秘密があるのか?」

ジイ「封印を作る秘密のシンボルがある。先代のレッドはそれでザンドレッドを封じたのだ」

 

回想シーン

ジイ「先代はザンドレッドから不意討ちを受けて負けるところだった」

 

マスター・ザンドレッド「レッドレンジャーよ、俺の計画の邪魔をしたのが運のつきだな。この身の程知らずめ。フン勝利は俺様のものだ。ハハハ…」

先代レッドは何とか封印の文字をマスター・ザンドレッドに打ち込む

 

ジイ「封印のシンボルでジェイデンの父親はザンドレッドを封じたのだ」←『父親』とハッキリ言ってるね

マイク「ジェイデンにもその力が?」

ジイ「そうだ。レッドレンジャーになるシバ一族のみが封印を使える」

マイク「継承者ってわけか」

エミリー「ジェイデンのお父さんは命がけで世界を救ったのね」ジェイデンが出て行く

ケビン「ジェイデン、待てよ」

マイク「何か問題? ジェイデンがシバ一族に伝わる封印の力を使えるってことだろ?」

ジイ「そう簡単じゃない。封じ続けるためには尋常ではないシンボルパワーが必要なのだ」

 

六門船

オクトローがロブティッシュ(ウシロブシ)を呼ぶ。

 

シバハウスの庭。稽古中。

 

 

マイク「すげぇよな、ジェイデンが封印のシンボルを使えりゃザンドレッドとはバイバイだ」

ミア「でも先代は使いきれなかった」

ケビン「その前の人達だって会得できてない。誰一人な」

エミリー「だけどジェイデンならきっと出来る。使命だもの」

ケビン「そうだな。それまでは僕らがジェイデンを守る。それが最優先だ、いいな?」

マイク、ミア「うん」

ケビン「チームとしてとにかくジェイデンを守ろう」

稽古着に着替え、庭に出ようとしてケビン達の会話を耳にするジェイデン

エミリー「分かったわ。私達そのために修行してきたのね」ジェイデンが竹刀を持って庭に出てくる

ジェイデン「違う。俺を守る必要はない。自分を守れ。これまでと同じチームとして目の前の戦いに集中するんだ」

ケビン「君を守る。何としてもな」

ジェイデン「ダメだ。負担が大きすぎるだろ」ひとり竹刀を振り回すジェイデン

そこにスキマセンサーが鳴る。

 

ジェイデン達が駆け付けると、崖の上にロブティッシュの姿。

ロブティッシュ「レッドレンジャーってのはどいつなんだ? おい返事しろよ。なんだか妙な技を使うらしいじゃないか。うちのボスがそいつで困ってるから倒しに来たってわけだ。覚悟しろ」

ジェイデン「なんだと? 覚悟するのはそっちの方だ」

ミア「マスター・ザンドレッドは封印のこと知ってるのね」とケビンに話しかける

ケビンとマイクが前に進み出たジェイデンを止める

ケビン「危険すぎる。なぁ今回は僕らに任せてくれ。君を守るのが役目なんだ」ジェイデンはケビン達を振り払い、走りだす。

 

ロブティッシュと戦うジェイデン、ムーガー達と戦うケビン達。それを見つけたデッカー。

 

ロブティッシュに攻撃を受け倒れるジェイデン。再び攻撃を受けそうになると、ケビン、エミリーがジェイデンをかばおうとジェイデンの元へ向かう。攻撃を受けたケビンとエミリーは変身解除され、倒れる。

ジェイデン「そんな、こうなるのが嫌だったのに」

 

ケビン、エミリーをかばったジェイデンの前にミア、マイクが来て、デッカーに攻撃されて変身解除され…ここでジェイデン、デッカー、ロブティッシュの三つ巴の戦いが始まる。

 

戦いの末、ロブティッシュは水切れで隙間に消え、最高の状態ではないレッドレンジャーの前からデッカーも消える。

 

ケビンとエミリーを介抱するミアとマイク。

 

夜のシバハウス。

ケビンとエミリーは同室のそれぞれのベッドに寝かされ、ミアとマイクも近くのベッドに腰掛けて見守る。ジェイデンはシバハウスをそっと出て行く。

 

ジイ「お前たち、ジェイデンを見なかったか?」

マイク「道場じゃない?」

ジイ「イヤ」

 

ジイ「ジェイデンどこだ? ジェイデン」

 

ジェイデン「これ以上みんなを巻き込めない。これは俺の戦い。俺一人でやる」

続く

 

 

いやー、やっぱりシンケンって先代と言ってれば当然丈瑠の父だと誰もが思うだろうとかそういう言葉の使い方がうまいよねー。パワレンの場合は父親でいいんだけどね。

 

そして今回は変身後のシーンが多かったせいか、ケビンとマイクがひとりでアップにならないとどっちがしゃべってるんだかイマイチ分からなかった。声がすごく似てるとは言わないけど、ケビンも普通にタメ口だから、口調で違いが分かり辛いところもあるんだよねー。他の戦隊だと口癖のあるキャラクターがいるのはそのせいなんだねー。シンケンだと口癖じゃなく口調で人となりを示してるのがやっぱり凄い…と改めてシンケン絶賛。