PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第10話 揺らぐ信頼

The Strange Case of the Munchies(第四十一幕 贈言葉)

 

さてスーパーサムライシリーズも折り返し地点の10話となりました。前回が二十九幕、そして今回は四十一幕に一気に飛ぶのです。

 

 

シバハウス内・室内に畳を敷いた稽古場があり、マイクVSエミリー、ケビンは立会人

マイク「いいぞ、エミリー」

二人のアクションの連続。すごいー! マイクが倒れたところに

エミリー「マイク、大丈夫?」と駆け寄ると、両肩を掴まれてマイクに投げ飛ばされてしまう

マイク「やった」

ケビン「いいぞ、マイク。エミリー、君は人が好過ぎるんだ。もっとタフにならなきゃ」

そこへ

ミア「お疲れー。ねぇ、エミリー、セールに行くんじゃなかった?」

エミリー「そうだった!」

ミア「行きましょ」

マイク「行っといで。頑張ってるし。続きは後で」

エミリー「ありがとう!」

マイクとケビン、顔を見合わせる

 

 

六文船

セラーター「グリノタウラ(スナススリ)、お主人間どもを思い切り苦しめてやるといい」

グリノタウラ「あぁ、俺の泥が当たった奴は手当たり次第に食べるようになるからな、ハハハハハ…」

オクトロー「ありゃまぁ、泥が当たるだって? 何をする気じゃ?」

セラーター「グリノタウラの毒はなかなか面白いもの。その毒にあたった人間は腹が破裂するまで食べ続ける。たとえレンジャー共が助けに来ても同じ目に遭うだけのこと」…オープニング

 

 

ショッピング

エミリー「うわぁ、これかわいい。ねぇ、これ見て?」

ミア「いいじゃない」

エミリー「でしょ」

ミア「気に入ったのはいろいろ試着してみよっか」

エミリー「えぇ」

何回も着替えて、モデルのように歩いたり、踊ったり…これなんの番組?

エミリー、サングラスに白のTシャツ、迷彩パンツで軍曹風?

エミリー「ねぇ、これってタフそうな感じ?」

ミア「エミリー、それ面白いけど、なんか…」

エミリー「なんかって何? みんなみたいにタフに見せたいの」

鏡の前で空手の型のようなポーズを決める

ミア「エミリー、あなたタフよ。そのままでね」

 

回想

ケビン「エミリー、君は人が好過ぎるんだ。もっとタフにならなきゃ」

 

そしてまた鏡の前でパンチ

 

同じ店でバルクとスパイクがショッピング中。ミアとエミリーが会計してるところをスパイクが目撃。思わず隠れてしまい、声をかけられないスパイク。しかし、ミアは財布を落としていた。

 

気付かず、店を後にするミアとエミリー。そして、サムライザーから連絡が来たため、走り去り、スパイクは財布を届けられず。財布には運転免許証が入っていた。”MIA WATANABE”っていうんだねー。住所が分かったから届けてあげればヒーローになれるとバルクに吹き込まれるスパイク。

 

 

街中

グリノタウラに泥(というか砂)をかけられて、飢餓状態になる人々。人の食べ物も取って食べまくり

 

???「なんだこれ」←多分、マイクかケビン(^^;

ジェイデン「お前の仕業か、ナイロック」

グリノタウラ「なんだ、誰かと思ったらサムライレンジャーか」

ジェイデン「彼らに何をした?」

グリノタウラ「俺の黒い泥が当たった奴らは腹が破裂するまで食べ続ける。あいつらはあのまま食って食って食いまくるのさ」

ジェイデン「すぐに止めさせてやる」

変身

 

グリーン「腹減ったか? これでも食らえ」

ムーガーにやられそうなイエローレンジャー

グリーン「おい、エミリー大丈夫か?」

イエロー「え、えぇ」

 

イエロー(みんなみたいにタフだって証明しなきゃ)

 

階段の上で笑っているグリノタウラを見つけて

イエロー(チャンスだわ!)と近づく

ピンク「エミリー! 何してるの?!」

 

イエローレンジャー、グリノタウラに斬りかかる

グリノタウラ「よし捕まえたぞ」

しかし一方的に攻撃を受ける

グリノタウラ「もう少し遊ぶか? 行くぞ、ドッジボールだ」

攻撃を受け、変身解除してしまうエミリー

 

ブルー「エミリーを助けないと!」

 

グリノタウラ「さーて、泥投げだ」

その泥をエミリーをかばうように背中で受けるブルレンジャーとピンクレンジャー、変身解除

エミリー「ミア、ケビン!」

 

ケビン「腹が減ったぞ」

ミア「のどがカラカラ」

 

エミリー「そんな…二人がやられた!」

 

レッド「エミリーを助けろ」

ゴールド「エミリー!」

 

グリノタウラ「エサに引っかかったな?」

泥を浴びるゴールドレンジャーとグリーンレンジャー…変身解除

 

マイク「なんだかサンドイッチがすっげー食いたい。どっかにないかな」

アントニオ「あぁ腹減った」

 

エミリーの前にレッドレンジャー

レッド「大丈夫、俺に任せろ」

 

すこーし泥を浴びるレッドレンジャー。泥切れと水切れで退散するグリノタウラ

 

変身解除されて苦しんでるジェイデン

エミリー「私がなんとかしなきゃ」

 

この回はシンケンジャーだと前回でドウコクに攻撃を受けている丈瑠は布団で寝てるので参戦してません

 

 

家に帰って食べまくる4人(ジェイデンはいない)

ジイ「あぁ?! どうなっとるんだ」

エミリー「これ私のせいなの。私が勝手なことをしたから、みんな攻撃を受けちゃって」

 

 

六文船

グリノタウラ「すんませんです、あと一歩のとこで」

セラーター「いや、奴らは飢えと渇きで苦しんでおる。その苦しみで三途の川が増えて、人間界まで漏れ出しているようだ」

グリノタウラ「腹が破裂するとこに行かせてください」

 

 

バルクとスパイクの小屋。免許証の写真を眺めてニヤニヤするスパイク。スパイクはピンクレンジャーとミアが同一人物とは気付いてない(どっちも好き)

 

シバハウスの外までやってきたバルクとスパイク。シバハウスの外観に

バルク「お前の彼女は金持ちだ」

 

キッチンではミアも含め、食べ物の取り合い。ジェイデンは泥をかけられて変身解除したけど、泥の量が足りなくて大丈夫だったみたい。

 

そして、シバハウスのインターホンが鳴る。玄関に出てきたのはジイ。押し売りか何かと間違えて追い返そうとするが、ミアを呼んでもらおうとする。しかし、キッチンが騒がしくなったので、玄関を閉めずに戻っていくジイ。バルクとスパイクは勝手に家に入っていく(おい!)。

 

そこが道場であることに感激し、勝手に修行しているとジイに見つかる。道場で修行がしたいと言われ、追い返せず、エミリーに相手になるように言う。イヤイヤ、追い返していいのに―。

 

エミリーがこっそりキッチンの障子を開けると、道場につながっていて、二人の姿を確認。

エミリー「あれってミアが工場で助けた人じゃない?! もう一人は彼のお友達かしら?…こうしよう!」

 

道場で好き勝手修行している二人の前に、黒髪おかっぱのカツラとカーキのタンクトップ、軍パン姿のエミリー。どSな口調で腕立て500回を命じる。

 

部屋から出て一人になって

エミリー(ほら、やったじゃない。タフになれた…)

 

カツラを取ってキッチンに行って、みんなが食べたがるのを阻止したり(縛られたりしてないので自由に行動してる)、またカツラをかぶってバルクとスパイクの前で軍曹風にふるまう

 

ジイ「どうせ食べ続けるのならヘルシーなものにしろ」

切り分けられたスイカを食べる4人。そのスイカを見て新たな修行法を考えて、バルクとスパイクに実践するエミリー…なんだこの話は!

 

ギャップセンサーが鳴る

ジェイデン「ナイロックが来た。行かないと!」

ジェイデン口の周りにスイカの種をくっつけたり、出ていくときに食べ物を持っていったり…4人ほどではないけど、飢餓状態になってるのね?

 

道場の脇にみんながいつも話し合いをするソファーセットがあって、その机をタッチすると水面みたいな地図が浮かんできて、それを確認しにジェイデンが来て、バルクとスパイクがいることにびっくりしつつ、去る。エミリーは、バルクとスパイクにそのまま修行を続けるよう命令し、ジェイデンの後に続く

 

 

グリノタウラ「食べるのに忙しくて俺には構ってられまい」

レッド「詰めが甘かったな」

グリノタウラ「またお前か」

レッド「そうさ、あの程度の泥でどうにかなるもんか」

グリノタウラ「なるほどな。大したもんだ」

 

軍曹風のままのエミリー

エミリー「ジェイデン、わたしも戦う!」

変身しようとするけど、手にしていたのは口紅。それを捨ててサムライザーで変身。

 

攻撃を受けたレッドレンジャーをかばうイエローレンジャー

イエロー「させないわ。まだ完全復活じゃないでしょ。私も成長しなきゃ」

レッドレンジャーが少し弱った状態になってないと、こういう状況にならないか

 

泥をかぶりそうになっても”壁”のシンボルパワーで防御するイエローレンジャー

 

イエロー「私は絶対諦めない!」

レッド「なんてタフなんだ。おい、エミリー、使え。君ならできる」

イエロー「ブラックボックス?! いいの? ありがとう」

 

カレー回がないのでイエロレンジャーの初スーパー化。で、一の目撃破

 

泥をかけられた人が正気に戻る。それはミアたちも同様

ジイ「説明は後だ。ナイロックが現れた。至急、行ってくれ」

ぐちゃぐちゃのキッチンとウンザリ顔のジイ。道場では修行が続く

 

 

折神でミアたちが駆け付ける。そしてロボ戦

ロボ戦が終わって、慌ててシバハウスに戻るエミリー。バルクとスパイクにまだ軍曹風のノリを続けるが、ミアの財布を返して帰っていった

 

キッチン

冷蔵庫を覗きながら

マイク「おい、空っぽじゃん!」

ジイとエミリーは少々あきれ顔

ミア「私のお財布知らない?」

エミリー「お店で落としたみたいよ」

ミア「ありがとう」

 

ケビン「一体今日は何があった?」

ジイ「まぁなんていうのかなぁ、今日はタフな一日だった。なあエミリー」

エミリー「全くだわ」

ケビンいまいちわかってない様子

 

 

英語版を見たときは、あのシリアスな四十一幕をよくもこんなふざけた話に…と思ったけど、訳されたものを見ると、そんなに気にならないかな。前回今回とバルクとスパイクの出番多いなぁ。

 

シンケンのことはと違って、エミリーは自分を過小評価してるわけじゃないから、嘘つき回はシンケンの話をなぞるようにやったせいでエミリーのキャラっぽくない話になったけど、こっちの方がエミリーらしい話になってるように思います。

 

キッチンの障子を開けると道場があって(畳が敷いてある稽古場)、その脇に話し合いをするソファーセットがあって…とシバハウス内を結構知れたのも面白かった。ドア一つ一つが大きいんだよねー。