PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第3話 スイッチビースト

Trading Places(第二十七幕 入替人生)

 

六門船。『ある旦那の下で人間どもを苦しめるゲームに参加することになった』と言って訪ねてきたスイッチビースト(アベコンベ)。旦那の正体はまだ秘密。

 

 

フリーマーケット会場。バルクとスパイクがいる。そして魚を焼いているアントニオの下へマイクとエミリーが訪ねてくる。

エミリー「絶好のおでかけ日和ね」

マイク「あぁ誘ってくれてありがとう」←わりと二人行動が多い。

アントニオ「いらっしゃい。俺のスペシャルニシンバーガー楽しんでいってくれ。特製ソースをたっぷりだ」

マイク「うまそうだな。何か手伝う?」

 

アントニオから見える位置にいた男性がいきなり固まる。

アントニオ「あの人何始めるんだ?」

またしても固まる人。

マイク「あれ? ヨガでもするのかな?」

エミリー「違う。何か起きたのよ」

 

そして、アントニオ、バルク、スパイクまで…。スイッチビーストが人間の魂をガラクタに入れ替えていた。

 

いつもの人物紹介オープニング。

 

変身してスイッチビーストの前に現れるマイクとエミリー。

マイク「みんなを助けるんだ。こいつは任せろ」

エミリー「了解。みんな同じだわ。魂が抜けたみたいになってる」

マイク「一体何をしたんだ? 元に戻せ!」

攻撃を受けているとき、ジェイデン、ケビン、ミアが駆け付ける。

 

ジェイデンは攻撃を受け、ノームの置物(老人のような容貌をした小人)にされてしまう。杖を持っている置物の再現だけど、招き猫っぽいポーズで固まるジェイデン。スイッチビーストはその置物を壊そうとするが、マイクがとっさに機転を利かせ、それを阻止する。

 

スイッチビーストはケビンとミアにも攻撃し、エミリーが反撃したところで水切れとなってしまう。

エミリー「大変! ミア、ケビン! 大丈夫?」

マイク「みんな固まってるぞ。あの人形を壊せばジェイデンを倒せるようなことを言ってたな。あれにジェイデンの魂を入れ替えたってことか? そんな、ジェイデン! わけわかんないよ」

 

シバハウス。ノームの置物を叩いてみるエミリー。

 

 

エミリー「この中で聞こえてるのかな?」

ジェイデン、ケビン、ミア「聞こえてる、聞こえてるよ!」

ジイ「そのナイロックが人間の魂を物に入れた?」

扇風機になったミア。首振り。

エミリー「そう、入った物の形に体が固まるの」

ケビンはオルゴールの中のバレリーナのように回り続ける。そして魚になったアントニオは横たわっている。

ジェイデン「聞こえないのか?」

アントニオ「なぁ固まった物同士は話せるぜ」

ミア「右を見て、左を見て、もうこの動き退屈すぎ」

ケビン「退屈? くるくる回るよりずっといいぞ。気持ち悪くなりそう。うぅ…」

 

エミリー「マイク、どうしたらいいんだろう?」

 

マイク「(モノローグ)そうだな、これを壊そうとしてたってことは…」

 

マイク「ジェイデンが固まってから、あいつは人形を壊そうとした。魂を入れた物が壊れると戻れないんだ」

エミリー「大勢がこうなってる。助けてあげなきゃ」

 

街では固まった人が運ばれる。その人の魂はコートかけやポスト、自転車などになっている。

 

マイク「でも、誰が何に入っちゃってるんだ?」

エミリー「何とかしなきゃ。私達しか助けられない」

ジイ「そのナイロックを倒せば、みんな元に戻るはずだ」

マイク「あぁ」

エミリー「あいつがまた来るまで特訓しましょ」

マイク「それがいいな」

 

再び街。バルクは空き缶、スパイクは新聞紙に。

 

六門船。ガラクタが回収され、人間が人間を処分するのを楽しみにするスイッチビースト。

 

ついに空き缶と新聞紙は回収されてしまう。

 

シバハウスの庭ではマイクが特訓中。素面アクションがすごい。そこにまだ稽古着にも着替えていないエミリーが家の中から出てくる。

エミリー「さっきからずっと一人で頑張ってるわね」

マイク「あぁ、みんなと一緒じゃなく戦うのは久々だからな」

エミリー「腕が伸びるナイロックと戦ったときすごかったじゃない」

マイク「全然すごくない。ジェイデンの援護がなかったら…絶対やられてた」

エミリー「でもちゃんと倒す方法を考えてた。それにね一人じゃないわよ」

マイク「でもみんなみたいに君までなったら?」

エミリー「私の心配しないで。一緒にナイロックを倒しましょう」

マイク「そうだな」

エミリー「でもいいの? ケビンにあんなことして。きっと元に戻ったらめちゃめちゃ怒られるよ」

 

↑このシーン。シンケンだと千明がことはを励ますシーンだったよなぁ。ことははひたすら妹キャラだったけど、エミリーのこういう部分ってミアとかぶってる気がするんだよね。女性陣の書き分けが少し気になる。

 

室内。固まったケビンはチュチュを履かされていた。

ケビン「元に戻ったらマイクに仕返ししてやる」

ミア「あら、いいじゃない。かわいいわよ」

ジェイデン、ミアが笑う。

ケビン「かわいい?」

 

ジイがケビンの姿にぎょっとし、異臭にも気付く。アントニオが入った魚が腐りかけている。慌てて冷蔵庫に入れようとするが、ギャップセンサーが鳴る。

 

庭にいたマイクとエミリーがジイに駆け寄る。

ジイ「マイク。この戦いにはこれが必要だろう」

マイク「ブラックボックス。使いこなせないよ」

ジイ「お前ならできる。大丈夫だ」

マイク「それならこうしよう。危険だけどすごい作戦だ」

エミリー「すごい作戦ってどんなの?」

マイク「OK。説明するよ」

 

ゴミ処理場に連れてこられた人間達。新聞紙にされたスパイクは鳥かごの下敷きにされ、バルクの空き缶もつぶされそうになる。

 

魚になったアントニオの前には一匹の茶トラ猫。

 

再び街に現れたスイッチビーストの前に、マイクとエミリー。マイクは攻撃を受けるが、もう一方の針をエミリーがスイッチビースト自身に刺し、入れ替わる。そして、スイッチビーストの魂をサッカーボールに入れ替え、エミリーのグリグリ攻撃。再びグリーンレンジャーに戻し、みんなを元に戻す方法を聞く。グリーンレンジャーになったスイッチビーストがスイッチビーストの体を斬り、みんな元に戻る。猫に襲われそうになったアントニオはパニック状態。キッチンで猫が魚を食べているのを見て失神。ケビンも自分の姿を見て、慌てて着替えに行く。

 

マイクはスーパーサムライモードになって戦う。

マイク「スーパーフォレストヴォルテックス!」←一の目撃破。たまに技名を書きたくなる(^^♪

 

ブラックボックスで全てのゾードを操作し、ロボ戦。二人だけで二の目も撃破。

 

六門船。荒れてるマスター・ザンドレッドが投げたススコダマ(あぁ英名忘れた)が人間界にいるダユウに拾われる。まださまよってるんだね。

 

シバハウス。今日も外で食事会。

ケビン「スイッチビーストと入れ替わったって? よくやったな」

マイク「そりゃやりたくなかったよ。キモかったし…でもやるしかなかった」

ミア「ホント、よく倒したわよね。あなた達二人だけで」

エミリー「ほとんどマイク一人よ」

マイク「違うよ、二人でだ」

ジェイデン「おかげで人形から戻れた」

笑顔になるマイクとエミリー。

ジェイデン「ありがとう」

ケビン「本当に助かったよ」

マイク「ホラ」

サムライザーで撮影したケビンのバレリーナの画像を見せる。それを見てみんなで笑う。

マイク「あのさ、これ怒ってないの?」

ケビン「あー! 写真撮ってたのか? よこせ。マイク、よこせって」

マイク「やだね」

 

珍しくケビンがオチになってる。ちょこちょこ違う部分もあるけど、ほぼそのまま。アヤカシの感じも似てた。