Origins, Part 2(第二幕 極付粋合体)
そしてこれがシーズン1の最終回です。
シバハウスの庭
ジイ「パワーレンジャーは剣の腕を磨けばいいのではない」
イーゼルみたいなものを立てて書を…って、マイク、ジェイデン、ミア、エミリー、ケビンの並び。ジェイデンもいる。
ジイ「代々受け継いできたシンボルパワーも磨かなければ」
ジェイデンが『火』を書いてる。みんなと並んでいるのが新鮮。火のシンボルパワーで紙が燃え、筆についた火をジェイデンが吹き消す。
ジイ「『火』のシンボルパワーだ」←字自体はちょっと下手^^;
ケビンは『沫』の字を書く。多分シンケンの映像そのまま。見切れた肩は流ノ介かも。
ジイ「『水』のシンボルだな」ケビンの顔に飛沫が飛ぶ。
ジイ「よーし『大地』のシンボル」
エミリーが『石』のシンボルパワーで石を出し、ケビンの足に直撃。
エミリー「あぁごめんなさい。ケガしてない?」
ケビン「あぁ大丈夫」
ミアが『風』を書く。後ろ姿はミアなのに、字は多分茉子の。CGってすごいな。
ジイ「おぉ『風』のシンボルパワーか。よく書けてる」
マイク「何か違う。こうかな。これだ」
ジイ「書き方が違うんだ。マイク、もっと練習しろ」
マイク「分かった。練習か」
紙に向かうが…
マイク「んー…まず昼休み。ピザを食べれば練習の成果もばっちりだからさ」
マイクが肩に置いた手を睨みつけるジイ。
いつものオープニング。それにしてもジェイデンはリーダーだから一緒にシンボルパワーの練習もするのね。
六門船。今日も頭ががんがんしているマスター・ザンドレッド。三途の川に水を増やすためにスコルピオニック(オオツムジ)を呼ぶ。
シバハウス
熱心に修行するケビンとジュースを飲みながら眺めるマイク。
マイク「なぁケビン。休憩したら?」
ケビン「修業とは常に行うもの。時間を無駄にできない」
マイク「なぁそう熱くなるなって」
ストローでわざと音を立てながらジュースを飲むマイクに集中力が途切れるケビン。
マイク「じゃあさ修業の成果を試そうぜ」
二人の立ち回り。
ミア「ねぇちょっと、エミリーがいないの」
エミリーを探す三人。
ケビンが走り去った後に来た大きなバスからたくさんの荷物を抱えたスパイク登場。
バルク「親友のかわゆい息子よ」
わざわざバルクの元にサムライ修行に来たらしい。
三人集合
ミア「ねぇ見つかった?」
ケビン「ダメだ」
ミア「マイク、そっちは?」
マイク「何のこと?」←焼き鳥?じゃないけど何かそんなようなものを食べてる。
ケビン「エミリーだよ。探してないのか」
マイク「腹減っちゃってさ。どうせ観光かショッピングでもしてるんだろ。平気だって」
ミア「どうかしら? 街に慣れてないし、この辺のこと知らないはずだし」
マイク「食べる?」
ケビン「イヤ、いい。サムライの修行中、間食は禁止だ」
マイク「休憩はあるだろ」
ケビン「ない」
ミア「すごい。本物のサムライみたいな生活ね」
ケビン「当然だろ。君は違う?」
ミア「そうね。私は普通の生活もしてみたい。例えばいつか王子様に出会うとかね。サムライだってことには何となく慣れたけど、でもちょっと怖い」←意外と本音を言うミア
ケビン「慣れてきたならこの先も大丈夫」
ミア「あなたはどう? 確かあなたはオリンピックを目指す水泳選手だったわよね。戻りたくない?」
ケビン「全然。サムライはいったん決めたら戻ったりしない。永遠に」
マイク「マジ? 永遠に? 間食なしってのは勘弁だ」
ミア「ねぇエミリーよ」
一人修行するエミリー。
ミア「エミリー」
マイク「ずっと一人でやってたの?」
ケビン「そうさ。これぞサムライの姿だ」
エミリー「そんなんじゃないわ。お姉ちゃんに頑張るって約束したから。私もみんなみたいに強くなりたくて」
ケビン「お姉ちゃんって?」
エミリー「ホントはお姉ちゃんがイエローレンジャーになるはずだった。でも病気になって…で、私が代わったの」
マイク「代わりって…こんなに辛いのに?」
エミリー「病気のお姉ちゃんを見てる方がずっと辛いわ。それにね、私、学校では目立たなくて…」
ミア「自分をそんな風に言わないの」
エミリー「あら、才能はあるわ。フルートだってうまく吹けるし剣さばきだって結構な腕前よ。パワーレンジャーになるのって新たな私の始まりね」←アメリカンだー。ことはがこんな性格だったらどうなっていただろう?
ケビン「おい、聞いたか。これこそ本物のサムライ魂だ」←サムライってもっと謙虚なものじゃないのかな…
マイク「お腹空いただろ。これあげるよ」←焼き鳥じゃなくてバーベキューの串にも見える
バルクもスパイク。バルクはサムライ学を学んで、パワーレンジャーにもちらっと絡んでいるらしい。串を振り回しているうちにバーベキューがバラバラ。そのバルクにケチャップぶっかけ。相変わらず汚い。
自販機の隙間からムーガー登場。
シバハウスのギャップセンサーが鳴る。
マイク「あれ何?」
ジイ「ギャップセンサーだ。冥界から出てくるナイロックを感知する」
そしておなじみ木の机の表面が水面のようにゆらゆらして地図が出てくる。
マイク「すっげー」
エミリー「場所は?」
ジイ「市庁舎だ」
ジェイデン「よしみんな行くぞ」
ジイ「どうした。お前達も行くんだ」
スコルピオニックが街で暴れ、ジェイデン達が駆け付け変身。今回も個人武器での戦い。
エミリーのアーススライサー(ランドスライサー)が誤って、ジェイデンに当たってしまう。
エミリー「ジェイデン、ごめん。私のせいで」
スコルピオニック「さぁてとどめだ」
ミア「エミリー」
ケビン「危ない!」
エミリー「ジェイデン隠れてて」
倒れているジェイデンの前にエミリーが立ちふさがるが、さらにそれをかばってケビン、ミア、マイクも変身解除されてしまう。
ジェイデン「みんな立つんだ。これはやるかやられるかの戦いなんだ」
ケビン「分かってる」
マイク「あぁそうだね」
ミア「エミリーしっかりして」
ジェイデン「ミア、エミリーを頼む。逃げ遅れた子がいる。助けないと」←えー! あのギスギスした感じが全然違うシーンになってるー!
シンケンなら
茉子「ことは、大丈夫?」
丈瑠「ほっとけ。この程度でつぶれるような奴はいらない」
この辺のシーンだよなぁ、確か。
エミリー「私は大丈夫。ジェイデンを援護して」
ジェイデン「よしもう大丈夫だ。ほら」
瓦礫に隠れている金髪の女の子を助ける。
母「ハンナー!」
ハンナ「ママー!」
ケビン「ジェイデンの援護を」
ジェイデン「おいで」←子供を誘導
マイク「すげーな。あいつかっこいい」
エミリー「ジェイデンは悪を倒すことだけ考えてる。私もあんな風になりたい」
そしてケビン達はまた変身をし、ジェイデンを援護する。スピンソード五重スラッシュで一の目撃破。
巨大戦。初合体…が、
ケビン「よし、つながったぞ」
ミア「でもこんなんでいいわけ?」
ケビン「知らないよ」
スコルピオニック「なんだこりゃ? レンジャーのトーテムポールか?」
エミリー「彼、トーテムポールに弱かったりする? なら正解ね」
スコルピオニック「ブロック遊びでもしようってのか」
ジェイデン「ケビン、何してるんだ」
ケビン「何って失敗なのか?」
ジェイデン「俺に任せろ」
ケビン「そんな、間違ってた?」
マイク「どうすんだよ。トーテムポールになった後は?」
エミリー「イヤ、もう揺らさないでよ」
ダルマ落としでバラバラにされるも再び合体。ジャイアントムーガーも出てくるが、サムライメガゾードで二の目撃破。
シバハウスに戻った五人。
ケビン「ううー! ゾードが合体するなんて」
ジェイデン「あれこそチームの力だ」
ジイ「お帰り。みんなよくやったな」
ジェイデン「ありがとう」
浮かない表情のエミリー
マイク「おい、エミリーどうした?」
エミリー「私、すっごく足引っ張っちゃって」
ジェイデン「君はよくやった。本当に強いよ」
ミア「お姉さんも褒めてくれると思う」
エミリー「えぇ」
マイク「ねぇちょっと見てくれるかな。新しいシンボルパワー」
ジイ「ホントか?」ジェイデンと顔を見合わせる。
マイク「フフン」
マイク「シンボルパワー、それ!」
『楽』のシンボルパワー。書き順めちゃくちゃ。紙吹雪が出て、マイクはダンス。
マイク「楽しもうぜ」
シンケン史上一と言っていいほどギスギスした回だったように思ってたけど、こっちは画的には同じようでいて心情が全く違っているのが面白い。こっちはこっちで納得できればいいのよ←何その上から目線。
自信満々のエミリーのような性格をもし日本の戦隊でやってたら…エミリーはあの見た目でアメリカだからなぁと思うと別にいいけど、やっぱり健気っていいね^^;