PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第2話 シェル・ゲーム

Shell Game(第十六幕 黒子力)

 

シンケンで言う二十六幕まで消化したと思ったら、戻って十六幕の黒子がいないのに黒子回とはこれいかに。

 

 

シバハウスの庭でケビン、マイク、エミリーが稽古。マイクは細長いスイカを斬り、ケビンはココナッツを真っ二つ。エミリーは『岩』のシンボルパワーを修行中で、岩が飛び出し、ケビン、マイクの方向へ転がる。このときのエミリーの書いた『岩』がうまい!

エミリー「危ない!」

ケビンとマイクでスピンソードで止めようとするが、止めきれず、石のベンチに当たってようやく止まる。

エミリー「ごめんなさい」

マイク「大丈夫だよ。なぁデッカーの刀みたいに岩も斬れたらいいよなぁ」

ケビン「そんな刀が必要な相手とは出会いたくないけどな」

マイク「確かに。これで十分だ」

 

六門船

アルマデビル(マリゴモリ)というナイロックがやってくる。シンケンで出てきたアヤカシと動きは同じなのにキャラは違うね。こっちは元気キャラ。

 

アントニオはいつもの釣りの場所にやってくる。

アントニオ「ホラ、言った通りになっただろ。とっても気持ちいい日になった」←一人だけど、クロウゾードにでも話しかけてるのかな? クーラーボックスを椅子代わりに座ったとき、サムライモーファーを尻ポケットから落としてしまう。

アントニオ「もう最高だって思わない?」←傍から見たらあやしい人だ

そのサムライモーファーを通行人が蹴りあげて、どこかに飛ばしてしまう。

 

人物紹介オープニング。

 

スパイクがサムライモーファーを拾う。

 

食料品店の店先で丸いガムのガチャガチャを回すジェイデン。うまく出てこない。そこに買い物を終え、店から出てくるミア。

 

 

ジェイデン「ねぇ、持ってやろうか」←優しい! ていうか向こうじゃ当然?

ミア「ありがとう」

買い物袋の中身を見て顔をしかめるジェイデン←料理ネタはまだまだ続く

ジェイデン「カキにチョコレートソースに芽キャベツって…これ全部使うわけ?」

ミア「もちろん」

ジェイデン「何だか面白そうだ」

ミア「正しい順番で混ぜるのがコツなんだからね」

ジェイデン「(小声で)救急車呼ばずに済むかな」

ミア「何?」

ジェイデン「いや、あぁ別に」←ガチャガチャ回してるところもそうだけど、このシーンのジェイデンは全体にかわいい。

 

庭で引き続き稽古の三人。ギャップセンサーが鳴る。

ジイ「スタジアム近くにナイロックだ。他の者には私が連絡する」

 

ジェイデン「了解。(ミアに向かって)行くぞ」

 

ジイはアントニオに連絡するも、電話を受けたのはバルク。用件だけの内容だったので、スタジアムに向かう。すぐ近くにいたアントニオは前回同様ヘッドフォンしながら釣り。全然気付いてない。

 

アルマデビルが暴れている前に、ジェイデンとミアが変身して共闘。背中の殻が硬くて太刀打ちできない。そこに、ケビン達も駆け付けるが、歯が立たない。

 

そこにバルクとスパイクが現れるが、ナイロックを見てびっくりして逃げていく。その二人を安全な場所に避難させるようマイクとエミリーに言うジェイデン。シンケンの映像をうまく使って話作るよなぁ。このときって、何かで(忘れるなよ)千明とことはが一時戦線離脱したんだっけ。残りの三人で戦うけど、水切れで逃げられてしまう。

 

シバハウス。

マイク「あの殻が邪魔過ぎだよ。どうするんだ?」

ジェイデン「考えよう。弱点があるはず」

マイク「どんな攻撃でも傷一つつけられなかった」

ケビン「どんな攻撃も?」

ジイ「ジェイデンの言う通り必ずつけいる隙はあるはずだ」

ケビン「そうだ!」

ジェイデン「何か思いついたのか?」

ケビン「あぁ、いい考えがある。正しい順番でそれぞれが適切な攻撃をする。チームで倒す」

エミリー「ねぇ、チームでっていえば、アントニオはどこ?」

 

アントニオは相変わらず鼻歌なんて歌いながら釣り。

 

アルマデビルは三途の川を飛び跳ねる。

 

バルクとスパイクはいつもの作業小屋に帰って来た…前々から不思議だけど、これはバルクの家? 冷蔵庫やシンクもあるけど、壁に工具がいっぱいかかってるし。ジイが電話をするが、慌てて出られない。ジイにはアントニオの陽気な留守電メッセージの声が聞こえる。

ジイ「アントニオ、至急連絡をくれ。こんなときに何をしているんだ」

ケビン「あいつっていつも問題起こすな」

エミリー「でもね、あぁしてふざけて見えても本人はすごく真剣だと思うの。電話を無視するとは思えない。出られないのかも」

ギャップセンサーが鳴る。

ジェイデン「アントニオは後だ。ナイロックを止めないと。さっきの作戦実行だ」

シバハウスを飛び出しながらの変身。

 

遠くでビルが燃えてたり、近くで人々が逃げてるのに

アントニオ「ホント、今日は平和ないい日だ」

 

アルマデビル対サムライ

ジェイデン「ケビンの作戦通りに行くぞ」

エミリー「了解」

ケビン「まずは敵のスピードを利用する」

マイク「今だ! シンボルパワー!」

マイク、エミリー「バリケード、ハッ」

マイクが『枝』、エミリーが『岩』のシンボルパワーで壁を作る。

アルマデビル「なるほど、通せんぼか。うわー、しまった。やりやがったな」

アルマデビルが壁にぶつかって転がる。

マイク「よし、まずは成功」

ジェイデン「次行くぞ」

ミア「いいわよ」

アルマデビル「全然平気だぞ。負けるもんか」

ミア「ホントかしら? この風と…」

ジェイデン「炎のコンボを食らえ!」

風と炎の攻撃。この二人はシンボルパワーじゃないんだな。形に出来ないから?

アルマデビル「OK。確かに強くなったな。でもやっぱり全然平気」

ジェイデン「次に行くぞ」

ケビン「任せろ。こんなの見たことないだろ。どうだ、ナイロック」

大きく『波』のシンボルパワー。

ケビン「その殻から出してやる。タイダルウェーブ」

波を背中で受けるアルマデビル。

ケビン「これで完成」

アルマデビルの堅い殻にひびが入る。そこで五人で攻撃。だが、それでもナイロックは強い。

 

ケビン「エミリー、手伝ってくれ」

エミリー「任せといて。どうするの?」

ケビン「シンボルパワーで穴を作って欲しい」

ジェイデン「これを使え。スーパーサムライモードでパワーアップしろ」

ケビン「でも僕に使いこなせるかな?」

ジェイデン「作戦を成功させろ。お前ならできる」

ケビン「ありがとうジェイデン。エミリー頼んだぞ。みんなはあいつの気を逸らしてくれ」

↑これって三十幕だっけ? 青の初スーパー回を赤の次に持って来たかったからこれを使ったのかなあ。

 

エミリーの開けた穴に入ったケビンがミアとマイクが両脇でガッチリ押さえているアルマデビルの後ろから出てきてスーパーサムライモードになって攻撃し、一の目撃破。

 

ミア「やったわね」

ジェイデン「さすがだ」

エミリー「かっこいい!」

マイク「スーパーサムライモードってすごいなぁ」

 

ロボ戦。長い。すごく手こずってる。こんなに手こずってたっけ? いろんなモードが出てきたり、アントニオいないけど、全合体したり(ブラックボックスあるから当然なのだっけ?←ロボの設定はいろいろ忘れてる^^;)して勝利。

 

バルクとスパイクが最初に携帯を拾った場所にそのまま落として去っていく。探して返すんじゃなかったの? アントニオはそのまま。

 

エミリー「ねぇ、いた。無事でよかった」

マイク「あぁ。俺達を心配させたこと思い知らせてやる」

アントニオの元にに向かう途中で

エミリー「あ! あれってアントニオのモーファー?」

マイク「無視したんじゃなかったのか」

エミリー「落としたのも気付いてないみたい」

マイク「おい」

アントニオ「あぁどうしたの?」

エミリー「これ落としたんじゃない?」

アントニオ「うわ、ありがとう」

エミリーはマイクに笑顔を向ける。

アントニオ「これなくしたらメンターにどんなお仕置きされるか」

マイク「とりあえず留守電確認してみたら?」

アントニオ「34件も入ってる! 何があったんだ? 大丈夫だった?」

マイク「反省したかな?」

エミリー「してるでしょ」

アントニオ「おい、二人とも。何があった? なぁ教えてよ。置いてかないでって。ったく楽しくやってたのにさ。ねぇちょっと待って!」

クーラーボックスを引いてマイクとエミリーを追いかけるアントニオ。

 

六門船。マスター・ザンドレッド怒る。

 

ミアとジェイデンが二人で買い物なんていいねー。しかし、前回の話もそうだけど教訓的なものもない、通り過ぎてく話なんだよなぁ。ちょっと物足りない(元の話もそうなんだけど)。今回は、黒子のエピソードを削った分、ドラマ部分が少なくなって変身後やロボ戦が長かった。子供は大喜びかもしれない。

 

でも、オリジナルエピソードの黒子の設定(勝手に隠れてる存在だと思っていた黒子さんが街のみんなに尊敬されてるなど)とか普段の黒子さんの働きに無頓着だった殿茉子以外の三人の描写がちょっと気に食わなかったから(気付くでしょ、みんな気遣える子だ!)、エピソード的にはこっちの方が好きかもしれない。

 

シリーズ1の終盤2話は一、二幕だったからもちろんアントニオは出てこないし、前回もブラックボックス制作でみんなと別行動、そして今回は十六幕だったから戦うシーンもない。アントニオは結構お気に入りキャラなので出番が少ないのは寂しい。