PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第9話 分身の術

Runaway Spike(第二十九幕 家出提灯)

 

二十七、二十八幕をやった後に、三十一、三十二・三十三、三十四、三十五と順番にやってきたのにいきなり戻ってサブ回の二十九幕です。関係性を積み上げていったシンケンジャーと違って、あんまり順番関係ないんだなー(^^ゞ

 

 

六文船

マスター「あぁー、足りん! 薬だ、薬!」

お酒NGで薬設定なんだろうけど、大きな盃でがばがば飲んでるし無理がある。

マスター「ダユウが戻らんとは思わなかったぞ」

 

オクトロー「マスターが楽器を壊したせいでしょ」

マスター「あれはあいつが悪いんだ!」

盃を投げつける

オクトロー「痛っ! だけどたった一つの宝物だったんだし…」

マスター「黙れ! さっさと薬持ってこい!」

 

セラーター登場

セラーター「マスター・ザンドレッド。体調が優れないようですねぇ」

マスター「セラーター、何しに来た?」

セラーター「新しい手下を紹介しよう。ドュプリゲイター(ドクロボウ)です」

マスター「初めて聞く名だ」

セラーター「ふっふっふっ…今後忘れられない名前になるはず。歴史に名前を残すナイロックです。三途の川の水もこれまでにないほど増えるでしょう」

マスター「フン、これまでみんなそう言ったが、誰もできなかったぞ」

デュプリゲイター「ハン、そいつらと一緒にするな。俺は絶対できる。人間ども、これまでにない恐怖を与えてやる。ガハハハハ…」

オクトロー「ありゃまぁ、相当ナルシストな奴じゃなぁ」

セラーター笑う

 

 

バルクとスパイクの小屋。いつものようにふざけていたら”家賃滞納”を知らせる手紙を受け取る…からのオープニング

 

夜。豚の貯金箱を見てため息のバルク。翌朝、スパイクはバルクに置手紙をして小屋を出ていく。バルクとスパイクが両方20代の若者とかならまだしも、バルクはスパイクの父親の友達だからなぁ(^^; おじさん、しっかりして。

 

 

森の中

デッカー「セラーター、どこだ? いつまで待たせる気だ」

ダユウ「あいつは信用できない。でも言うとおりにしないと」

デッカー「ウラマサを直せるのなら、いくらでも待とう。早く使えるようにしなければ」

大きな岩を斬ると、ダユウは高く飛んで木の枝に

ダユウ「じゃあたしとフューリーワルト(ススコダマ)が一緒に待ってあげる」

↑このシーン見覚えあると思ったら三十四幕でした。

 

 

シバハウス・カウンターキッチンみたいなところ。ケビンとジェイデンが並んで座っている

ジイ「頑張ってるな、ケビン」

本を読んでいるケビンにお茶を注いでくれるジイ。そこにエミリーが来る

エミリー「みんな、おはよう」

みんな「おはよう」

そこへミアも入ってくる

エミリー「えらーい、朝からジョギング?」

ミアにっこり

ケビン「サムライの生活だな」

ミア肩をすくめる。そしてアントニオ登場

アントニオ「おはよう。みんな見てよ。朝ご飯に昼と夜のご飯」

木製のバケツのようなものに入った大きな魚

ジイ「大漁だな」

アントニオ「まだまだいるんだよ」

そこにマイク

マイク「どうしたの? 休憩にはまだ早い…魚?」

 

料理本を見ながら嬉しそうに

ミア「何なら私が朝ご飯作ろうか?」

 

ジェイデン「あぁ修行の時間だ」

ケビン「僕も」

エミリー「私、今ダイエット中」

マイク「あー俺行かなきゃ」

アントニオ「時間だ。釣りに行かなきゃ」

次々部屋を出て行ってしまう。きょとんとしてるミア

 

ミア「メンター?」

ジイ「私はもう食べた」

ミアは肩をすくめ、あまり気にしてない様子。まだまだしつこく料理ネタやります(-_-;)

 

 

バルクが目覚めて、スパイクの置手紙に気付く。”家賃のことは心配しないで”

スパイクのバイト1・豪邸のハウスキーパー

バイト2・ベルボーイ

バイト3・工場…どの仕事も派手な失敗をしてクビになる

 

その工場にデュプリゲイター(言いにくい…ドクロボウね)が現れる。

 

 

ギャップセンサーが鳴る

ジイ「工場に現れた。急げ」

ジェイデン「分かった」

 

変身して工場にいる人たちを避難させる

 

ピンク「そこのあなた! 聞こえないの?」

がっくり落ち込んで座り込んでいるスパイク

 

レッド「くだらないゲームは終わりだ」

デュプリゲイター「あぁそうかい。なるほど、お前らがお邪魔虫のサムライレンジャーか」

ブルー「また面倒を起こしに来たんだな」

デュプリゲイター「他のナイロックと一緒にするな。俺はデュプリゲイター。セラーターさまの部下。どのナイロックよりも強くていかしてる」

アントニオ「セラーター? 今度は何する気だ」

マイク「こいつは俺に任せてくれ。大口叩けなくしてやる!」

斬りかかる

デュプリゲイター「俺の方がいかしてるから嫉妬してるな。ま、お前はただのレンジャーだしな」

マイク「何がただのレンジャーだ」

デュプリゲイター「OK。今のはいかしてた」

マイク「あ、どこに行った?」

分身したデュプリゲイター

デュプリゲイター「ここだよ、お前に俺は倒せん」

マイク「なんだ、あれは。あいつが増えた」

デュプリゲイター「さぁ、どうした。さて、俺はホンモノかな」

ブルー「確かめてやるさ。ハイドロボウ(ウォーターアロー)!」

デュプリゲイター「命中。でも外れ」

消えて、別の場所から出てくる

デュプリゲイター「命中したと思ったか。甘いな」

???「何ぃ?」←ケビンかな(^^;

デュプリゲイター「そうだ、いいことを教えてやろう。俺はたくさんいるんだぞ。ほーら見ろ」

 

ピンク「分裂した?」

ブルー「どんどん増えてる」

デュプリゲイター「さぁ、ここからが本番だぁ!」

たくさんのデュプリゲイターがいて、斬りかかるが空振り

 

ピンク「冗談じゃないわ。まだあんなところにいるし」

まだ工場の影にいるスパイク

 

バトルは続き、本物から攻撃を受ける。とどめを刺されそうになるが、水切れで退散。

 

ピンク「みんなは先に帰ってて。あの人の様子を見ていくわ」

イエロー「分かったわ。またあとでね」

 

 

変身解除してスパイクの前に現れるミア

ミア「モンスターは消えたわ。大丈夫だった?」

スパイク「僕は…僕…」

ミア「話してみて。聞いてあげる」

スパイク「僕、負け犬だ。どう? 話したけどこれでいい?」

ミアがスパイクの隣に座る

ミア「なんでそう思うの?」

スパイク「だって今日だけで3か所クビになったんだ。普通の仕事もできないってのにサムライになろうなんて無理な話さ」

ミア「サムライ?」

スパイク「そうずっとさ、修行してる」

ミア「聞いたことがあるわ。サムライは決して諦めないんですって。どんなにつらいことがあっても続けることが大事なの。自分のことを信じてあげて」

スパイクの正面に立ち、手を握る

ミア「あなたにピッタリの仕事が必ずあるはずよ」

笑顔で立ち去るミア

スパイク「待って、名前は?」

振り向き笑顔で「ミア!」

スパイクニヤニヤ。珍しく外部の人間と話してる!

 

 

シバハウス。みんなぐったり

ケビン「すっかりやられたな」

マイク「あの分身の術厄介だ」

帰ってきたミアに

エミリー「あの人、どうだった?」

ミア「サムライになりたいんだって」

ケビン「はぁ?」

ミア「そう。私も驚いたわ。本物のサムライは決して諦めないって言っておいた」

ミア立ち去り、みんな神妙な顔

マイク「諦めないってのはまさに必要な言葉だ」

アントニオ「そう。諦めないってのが大事だよな」

二人ハイタッチ

 

 

帰って来ないスパイクを心配するバルク

 

 

シバハウス。夕方?

ケビン「あのナイロックが分身の術を使ってる」

マイク「そうだな。本物を見分けないと」

エミリー「ねぇ、分身って幻よね? じゃあ影ができないんじゃない? ヴァンパイアと一緒よ」

 

ずっといなかったジェイデンがライトゾードを持って登場

ジェイデン「そうだな。試してみよう、ライトゾードで。もう外は暗くなった。このハイパワービームでナイロックの分身の術を破るんだ」

ケビン「いいねぇ、奴の驚く顔を見てみよう」

ジェイデン「うん。今度こそ必ず倒すんだ」

 

 

それぞれ室内で修行中。ギャップセンサーが鳴る

ジェイデン「よし! 行くぞ」

ジイ「ナイロックは?」みんないなくなった部屋に遅れて登場

 

 

外はデュプリゲイターが暴れまくる中、スパイクはガードマンのバイト中。そこにバルクがスパイクを見つけて感動の再会。

 

 

そして、パワーレンジャーは夜の名乗り。これはシンケンジャーそのままでかっこいいんだよねぇ

 

デュプリゲイター「うるさいやつらめ。お前らの相手はもう飽き飽きだ。弱すぎるからだ」

グリーン「さーてそれはどうかな、ナイロック」

ピンク「サムライを甘く見ないで」

グリーン「俺たちは諦めない」

レッド「見せてやろう」

デュプリゲイター「何ができる? こっちが見せてやる」

ゴールド「みんな! 作戦変更だ。ライトゾードのパワーが足りない」

デュプリゲイター「ほら、見たことか」

グリーン「お先真っ暗なわけ?」

レッド「ライトゾードの準備ができるまで時間を稼ぐ」

それぞれの個人武器で斬りまくり。しかし攻撃される

 

デュプリゲイター「やはり弱いな。お前らに俺を捕まえられるかな? 負け犬レンジャー共が。俺は無敵だ」

ゴールド「ライトゾード、信じてるぞ。あいつらを照らして本物をあぶりだせ」

 

ゴールドレンジャーがライトゾードをかざし、強力な光で分身を消す。

 

ピンク「その調子よ、アントニオ」

レッド「ミア、今度は君の番だ」

ピンク「ブラックボックス?! 分かった」

本家シンケンジャーと同じく突然のスーパー化

 

一の目撃破して、ロボ戦(面倒になった人)

うわぁ、ミアがあのごついショーグンモードになった! アントニオやマイクがクールだと褒めてるよ

 

 

その後、海岸沿い?を歩くバルクとスパイクのところにジョギングをしていたミアが走ってきた

ミア「あら、その後どう?」

スパイク「バッチリ!…でもないかな」

スパイクたちの後ろにアントニオが釣りをしている姿を確認したミア

ミア「ねぇ、こうしたらどう? あそこの人の手伝いをするのよ」

バルク「ほぅ」

ミア「多分使ってくれると思う」

スパイク「無理だよ」

ミア、スパイクの肩に手を置き

ミア「忘れたの? 諦めちゃダメよ」

走り去るミア。バルクとスパイクがアントニオに声をかける

 

バルク「また釣れたぞ。6匹目だ」

スパイク「僕も釣れた」

アントニオ(なんだよ、こっちはゼロだ)

楽しそうな二人

アントニオ「わぁお、君たち天才だな」←棒読み

そして、定番の長靴が釣れるアントニオと笑う二人

 

ホントはダイゴヨウが主役の話だったけど、こっちのライトゾードは喋らないので、バルクとスパイクに動いてもらったんだね。ミアをスーパー化させるためにスパイクと関わり持たせたって感じか。これはストーリー自体は微妙なんだけど、夜の殺陣がかっこいいんだよなぁ!