Broken Dreams(第二十五幕 夢世界)
外で稽古しているミア以外の4人。
ジェイデンはデッカーに言われた言葉が気になっていた。
デッカー「歪んでいるのさ。お互いな」
マイク「ジェイデン! ジェイデン、どうした? 心ここにあらずだ。大丈夫か?」
ジェイデン「何でもない」
ケビン「デッカーに連れ去られてからどこか変だぞ」
エミリー「何かあるなら話して。仲間でしょ」
そこにミアがシバハウスから登場。
ミア「ねぇみんな!」
ケビン「仲間に入れて欲しくなったのか」
ミア「違~う。メンターと今夜は手料理にしようって」
ケビン「え、何で?…つまり特別な日だったっけ?」
ミア「アントニオがブラックボックスのプログラムを頑張ってるから(←まだ完成してません)何かしてあげなきゃなって。期待してて」
ミアはシバハウスの外へ。ジェイデンは無言でシバハウスの中へ。
マイク「ジェイデン、どうしたんだ? オクトローには毒を盛られるし、今度は…」←何気に酷い
エミリー「言わないの」
それにしても料理が下手ネタは万国共通に面白いネタなんだろうか…ミアは茉子の家庭環境のような背景が何もないので、陽気にひとりで買い物に出かけてる。
六門船
マスター・ザンドレッド「またしくじったな。ダユウ、お前にはデッカーを倒せと命じたはずだ。なのに攻撃もしないで帰ってくるとはどういうことだ、おい」
オクトロー「まぁまぁまぁデッカー相手じゃなかなか大変じゃろう。ダユウじゃ荷が重すぎたんじゃ。ダユウ、お前も謝るんじゃ」
ダユウ「嫌よ。気に入らないならどうとでもすればいい」
マスター・ザンドレッド「何だと」
ダユウ「あんたには分からない。魂を悪に渡して以来、私は悲しみしか感じない。心が痛まないときなど一瞬もなかった」
マスター・ザンドレッド「おぉそうかい。じゃあこんなもんもいらねぇだろ」
マスター・ザンドレッドがダユウの三味線を燃やす。
ダユウ「嫌! わたしの楽器が。ひどい、もう弾けない。あぁ…そんな…」
マスター・ザンドレッド「お前が魂を渡すと決めたんだろうが。それを今更取り消すことはできん。いい加減みじめな過去のことなど忘れろ」
回想シーン デッカーと女性
ダユウ「どうしてこんなことするの? いくらなんでもここまで…あぁ直さなきゃ」
オクトロー「ありゃまダユウ戻れ」
マスター・ザンドレッド「フン、遠くにゃ行かねぇだろ」
ライノスノルス(ユメバクラ)を呼び出すようオクトローに言うマスター・ザンドレッド。
外のオープンスペースで食事をしているバルクとスパイク。そこにダユウの姿が。ストリートミュージシャンのギターが目に入り、楽器を直してもらおうとする。それを買い物帰りのミアが目撃。ミアはひとり、隠れて変身する。
対ダユウ戦
ミア「ダユウ、その人を早く放しなさい」
ダユウ「放して欲しいの?」
(足技もふんだんで新撮っぽい)
ダユウ「邪魔しないでよ、サムライレンジャー」
ミア「連れていかせるもんですか」
隙間からライノスノルス登場でバルクもスパイクも寝てしまう。そこにジェイデン達が駆け付け、ライノスノルスと戦ううちに先程のストリートミュージシャンを抱えてダユウが去っていき、それをミアが追い、さらにエミリーも追う。アントニオも男性陣に加勢するが、あっという間に敵の攻撃で眠ってしまう。
ライノスノルスはアントニオの体の中に入っていく。
森の中で再びミア対ダユウ
ダユウ「あんたっていっつも私の邪魔してくれるわよねぇ」
ミア「悪いことするのを止めるのは当然よ」
そこにストリートミュージシャンの体を使ってダユウの元に来たライノスノルスの攻撃を受け、ミアとダユウは抱き合い斜面を転がりながらミアは変身解除、そして眠ってしまう。
ジイの説明「相手を眠らせ夢の中に入るらしい。眠らされた方は楽しい夢を見る。幸せな夢だ。だが夢を食べられると、二度と現実の世界に戻れなくなる。ライノスノルスがいつ食べ始めるか分からない」
ケビン「で、どうする?」
ジェイデン「夢の中へ入るんだ」
マイク「どうやって夢に入るんだよ」
ケビン「できっこない」
ジェイデン「シンボルパワーを使う。どれだけ必要か分からないがやるしかない」
マイク「そうだな」
森の中で夢を見ているミア。長丸のテーブルに椅子が六脚。ミアはエプロンをつけて、食事を運んでいる。
ミア「みんなバカにするけど私の作った料理こんなにおいしそうじゃない、ウフフ」←ミアは知ってるのね
そこから急に暗黒の世界へ
ミア「あれってデッカー?」
デッカー「ハッハッハッハッ」
ミア「ウェディングドレス?」
タキシードを着たデッカーが女性をお姫様だっこしながら歩くところを目撃するミア。
一方男性陣は
ジェイデン「そんなに長く穴は開けていられない。開いたらすぐに飛び込むんだ。俺も後に続く」
ケビン「了解」
マイク「待ってろ。みんなすぐに助けてやる」
ジェイデン「開け!」と言って『門』のシンボルパワーでケビンとマイクをアントニオの体に入れる。『門』だったっけ?
アントニオの夢の世界に入ったケビンとマイク。ヨーロッパの昔の貴族みたいな人々が芝生の上でくつろいだり、歩いたり…」
ケビン「これが夢の世界? なんかすごく普通」
マイク「そうかぁ? 普通」
アントニオ「おい、見てくれ。やったぜ」
ケビン「おい、あれ」
アントニオ「釣りの年間チャンピオンだ」
ケビン「アントニオ、これは夢だぞ」
マイク「そうだ、現実じゃない」
アントニオ「何言ってんだ。俺の輝かしい瞬間だぞ」
ケビン「ナイロックの作った夢の世界だ。全部嘘なんだぞ」
アントニオ「このトロフィーを見ろって」
アントニオの持っている大きいトロフィーを取ろうとするケビンと小競り合い。
そこに登場したのは白馬に乗った日本の鎧兜を身につけたバルク。スパイクは小姓か。バルクは普段はスキンヘッドだけど、チョンマゲ風(チョンマゲではない)の頭。
そこにライノスノルスが現れ、バルクを食べようとする。ケビンとマイクが変身して応戦。マイクの機転でライノスノルスを攻撃。
ミアとダユウはまだ眠っている。エミリーは森の中を探す。
この動画も主にダユウの夢の部分だけをピックアップして編集してるんだ。
ミアとダユウの夢の中
ミアが二人の後を追うと、ログハウスのようなところにいた。
女性「結婚のプレゼントがあるの」←長い緩やかなウェーブがかかった女性
ミア「ダユウ? 彼女の夢なのね」
女性「私の勇敢なサムライに」←刀の鞘にピンクのリボンをつけてプレゼント
デッカーはお返しに白いリボンのついたギターをプレゼント
ミア「ダユウとデッカーが結婚してた」
女性「デッカー?」
ログハウス内が燃えている。何とかデッカーを運び出した女性はデッカーを膝枕して泣いている。
女性「お願い、誰か彼を助けて」
???「吾輩の言うことを聞くなら助けてやろう」
シルエットだけどアクマロが早くも登場。
女性「お願い」
???「そなたは冥界に落ち、永遠に抜け出せなくなるぞ。さぁどうする? 時間がないぞ」
女性「分かったわ」
???「ではその男から離れろ。そなたが選んだのだぞ」
何か光線を浴びせる。ギターを抱き、不安そうに見つめる女性
???「これでよい。だがこの男は呪われ半分ナイロックとなった。そなたのことも覚えておらん」
女性「何ですって。騙したのね、ひどいわ」
???「フハハハ…」
イヤ、ほんと酷いね。薄皮太夫も十臓もちゃんと理由があって外道に落ちたんだけど、この二人はただ騙されただけっていう…
デッカーは起き上がるが、変身して消えてしまい、ダユウもまた変身した。
ミア「ダユウ、こんなのかわいそう過ぎる」
ライノスノルスを追いかけて、ついにストリートミュージシャンの体から出てきたケビンとマイク。結局仕留め損ねてしまう。
仕留め損ねたけど、アントニオは目覚める。
アントニオ「トロフィーは?」
ジェイデン「アントニオ…」ちょっと疲れた感じ
アントニオ「ジェイデン、どういうこと?」
ジェイデン「夢に閉じ込められていたんだ。ケビンとマイクが助けたのさ」
アントニオ「そうか。確かにいた」
オクトローが隙間から覗く
オクトロー「いたいた。レッドレンジャー、逃すものか。お前が弱っている今、封印のシンボルのパワーを消し去る絶好の機会じゃからなぁ」
そこにジャイアントムーガー達が現れ、二人は戦う。ライオンゾードとクロウゾードで戦ってるんだけど、ブラックボックスが完成してないから、合体して二人で戦うのとは違ってる。この時点でそれぞれ単体の折神で戦うのって珍しい。
森の中でミアは目覚める。
ミア「夢見てたの?」
近くでは既に目覚めて泣いているダユウ。ミアが目覚めたことにも気づいていない。
ミア「ダユウ? デッカーと…」
ダユウ「今だってどんなに会いたいか…」
ミアに気付く。
ダユウ「なるほど。私の夢の中にいたのはあんただったのね。勝手にのぞき見するなんて」
ミアに刃を向ける。
ダユウ「どうしたの? ビビったの?」
ミア「あなたってもう人間の姿には戻れないの?」
ダユウ「あら、優しいのね。私を倒すんじゃなく、救ってやろうとでもいうわけ? 同情なんかいらない」
ダユウに攻撃を受け、倒れるミア。そこにエミリーが駆け付け、ミアをかばって斬られる。
ミア「エミリー!」
ダユウ「あんた達に構ってられない」
ミア「私、あなたを助けたいのよ」
ロボ戦を終え、疲労困憊のジェイデンとアントニオ
ジェイデン「やったな。昔みたいだ。大丈夫か?」
アントニオ「体中筋肉痛」
近くの倉庫のシャッターが開き、デッカー登場。
アントニオ「嘘だろ? またあいつだ」
睨みあうジェイデンとデッカー
アントニオ「ジェイデン、何する気だ? 何で今戦うんだよ。どうして」
デッカーがウラマサを抜き、ジェイデンに向けたところで次回に続く。
デッカーとダユウは結婚までした仲だった! 放火で大量殺人とか人を斬ることに快感を感じてたとか描けるはずはないけど、ナイロックになった理由がかわいそう過ぎる気がする。悪いことしたわけじゃないのに。ミアは、自分の料理がバカにされてることに気付いてはいるけど、別に…って感じなのかな。