PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

すべては君に逢えたから

観に行って来ました。

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最寄駅にも大きめのポスターが貼ってます

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臨ちゃんのインタビューが載っているSANKEI EXPRESSと「すべ君」プログラムとチケットを買ったときにもらったチラシ。

自分とは違う感情を体験していきたい 映画「すべては君に逢えたから」 高梨臨さんインタビュー

SANKEI EXPRESSの記事全文

ジャパンプレミアのときに玉木さんが「時間をもらって、オーロラを見に行かせて欲しい」なんて言ってましたが、それに触発されたのか?臨ちゃんもオーロラを観に行きたいなんて話しています。もしかしたら、服がジャパンプレミアのときのだし、舞台裏で盛り上がった話なのかもしれませんね。それにしても、この記者は特撮オタクなのか、文章の始まりもシンケンピンクが~、〆がシンケンピンクが見せる、次なる変身が楽しみだ。で、4年前の作品持ち出されてもなー…確かにシンケンジャーがきっかけで好きになったもののいつまでもそのイメージで語られるのが解せない。今年は主演ドラマ(深夜だけど)とかあったのよ?

11/23 9:30~14:00 TBS「王様のブランチ」

玉木宏高梨臨木村文乃東出昌大コメント

11/23 11:00~11:55 TOKYO MX * 「weekend Hips」 

ゲスト・高梨臨

映画のネタばれを含む感想を書きます。

映画自体は割とベタ。去年の臨ちゃん出演映画は解釈が難しかったり、分かりにくいのもあって、これは万人に勧められるかな。熱狂的なオタクがつくような作品じゃないけど、広くたくさんの人が見てもいい映画という感じ。6つのエピソードがひとつひとつ独立しているわけではなくて、少しずつ誰かと誰かが関わっています。

臨ちゃんは劇団所属の女優・佐々木玲子。クリスマスに養護施設で上演する劇を最後に、夢を諦めて田舎に帰ろうと思っている。田舎に帰る前に贅沢をしようと高級レストランやバーへひとりで行くと、そこで玉木さん演じるウェブデザイン会社社長・黒山和樹に出会う。偶然出会って、玲子が声をかけると、金目当てで近付いてきたと思われ、冷たい言葉をかけられて、悔しくなった玲子は泣いて「恋人が死んだ」と嘘をつく。

後日、お詫びをする黒山は根は悪い人ではなくて、玲子が練習する劇団に差し入れもしてくれる。だけど、玲子が嘘をついていたということが分かってまたちょっと険悪になってしまう。

玲子が劇を上演する養護施設で働いているのが、市川美和子さん演じる岸本千春で、そこで田舎に帰る話もしてたり、時任三郎さん演じる宮崎正行がクリスマスケーキを予約するのが、倍賞千恵子さん演じる大島琴子が経営し、本田翼ちゃん演じる大友菜摘がバイトをするケーキ屋さんだったり…こういうつながりのある話って好きだからこことここを繋げるのねーってのも面白かった。宮崎の妻が黒山の姉だったり。

そうなると、木村文乃さんと東出昌大さん演じる遠距離恋愛カップルが誰とも関わりないような…映画のプログラムを見ると、二人が利用する東北新幹線を運転するのが宮崎ってことだけど、仕事辞めちゃったから最初の方だけだしねぇ。

普段、恋愛モノを観ることがないし、2組の恋愛話は観ててちょっと照れた。でも、6つのエピソードが絡んでてちょうどよかったな。「二分の一成人式」は感動した。周りでもすすり泣きの声が聞こえたよ。

遠距離恋愛カップルもなんやかんやありまして(省略するなよ)、東京駅の前のクリスマスツリー前でプロポーズ。二人は遠距離結婚することとなりました。

49年前に大失恋をした琴子の前に現れたひとりの男は、駆け落ち相手…ではなくて、その兄。先月亡くなった弟が大事に持っていた49年前の新幹線の切符を持ってきてくれた。それを見た菜摘は、自分も好きな人に告白しようと勇気をもらう。この「遅れてきたプレゼント」というエピソードも好きー。お母さんを一途に待ってる「クリスマスプレゼント」も好きだな。

関わりというと、冒頭で黒山は秘書にいつもDVDをリクエストして、センスがいいことを褒めていたけど、ラストの方で実はそれは秘書がバイト先の玲子に聞いていたからというのが分かる。玲子が黒山の行く先々で遭遇するのも、秘書が玲子に問われ「贅沢できる場所」として黒山の行きつけの場所を教えていたから。高知に帰ろうとしている玲子を引き留め、黒山は玲子お勧めの映画を二人で見る。玉木さんはスーツも似合うし、かっこいいわー。

ドラマとかでよくあるけど、長距離バスに乗り込もうとしているところに想い人が登場。発車時刻なのに二人でバスの入り口で延々と話すというのが、どうも気になるんだけど(多くの人を待たせてるとか)、この映画だと、玲子がバスに辿り着く前に黒山登場でちょっとほっとした。

どんでん返しの終わりとか急に何これ?ってな映画でもないから、「いい映画」です。臨ちゃんもこういう普通の女の子を演じる率が上がってきて嬉しいなぁ。恋愛モノもいいけど、次は「二分の一成人式」みたいな感動系も見たいな、と今回の映画を見て思いました。クリスマス後くらいにまた観に行くかも。