PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第19話 封印のシンボル

The Sealing Symbol(第四十八幕 最後大決戦)

↑ほぼ四十八幕の内容ですが、ラストに最終幕のディスクが壊れるまで。

 

 

前回の振り返りから…オープニング

 

マスター「驚いたか。まぁ無理もねぇ、パワーアップして復活した俺は誰にも止められない」

 

 

ナナシを斬ってるジェイデン

ジェイデン「マスター・ザンドレッド、復活したのか」

 

 

ロボ戦してる金姫

レッド「マスター・ザンドレッドが復活した?!」

ゴールド「まずいぞ、すぐに戻って奴を封印しなくちゃ」

 

 

岸壁

ダユウ「マスター」地面に倒れ込む

マスター「お前の奏でる音楽で復活できた。最後の旋律はとてもパワフルだったぞ」

ダユウ「悲しみのおかげよ」

マスター「何百年にも渡る苦しみが解放され、三途の川もすっかり満たされた。あれほどの演奏初めて聴いたぞ。それはデッカーのために弾いたからだわ」

 

ピンク「え?!」←岩場の影から聞いてます

 

ダユウ「あたしもここまでね。だけど悲しみもこれで終わり。一体どれほどの時が流れたか…でももう…」

ダユウ抱き寄せ

マスター「ナイロックとして生きていくことに決めたのだろう?」

ダユウ「心からそう思ったことはないわ。あたしの心は人間のまま」

マスター「そうか。だがお前はまだ俺の役に立ってくれるようだ」

ダユウ「マスター」

マスター「さぁデッカーの元に逝くといい」

ぎゅうっと抱きしめる

 

ピンク「ダメ! やめて!」

 

マスター「お前のその心だけは残して逝ってもらうぞ」

マスターの腕に残された着物

フューリーワルト「ダユウ…」

 

ピンク「一体何をしたの?」

 

グリーン「マジかよ」

 

この辺のシーン、使ってる映像は同じなのに、台詞は全然違う―!

 

 

マスター「さぁ次はお前らだ、サムライレンジャー! 俺を封印していたレッドレンジャーはどこにいる? あの野郎はどうした? レッドレンジャーは!」

 

ケビン「気をつけろ、距離を保つんだ」

レッド(女)「私を呼んだ? 私がレッドレンジャーよ。あなたもここまでね。今日こそ封印してやるわ、永遠に」

マスター「貴様ごとき小娘に何ができる? レンジャー共とも今日でおさらばだ」

レッド「その言葉、そのままお返しするわ」

マスター「ほざけ!」

攻撃を受け、倒れるレッドレンジャーとゴールドレンジャー

 

イエロー「ローレン、大丈夫?」

レッド「えぇ、平気よ。ねぇ聞いて。ザンドレッドに封印のシンボルを使うわ。でも、書き上げるまでの時間を稼いでほしいの。いい?」

イエロー「了解」

レッド「ケビン、ブラックボックスを」

ブルー「分かった、任せてくれ」

グリーン「シャークディスクだ。これ使って思い切り暴れてやろうぜ」

 

マスター「何をこそこそしてやがる?」

攻撃を受け、スーパー化したブルーレンジャーとシャークアタックモード(ハイパー化)になったグリーンレンジャー

 

ブルー「何があってもローレンを守るぞ」

グリーン「あぁ!」

ブルー「いいか、ローレンだけがザンドレッドを封じられるんだ」

グリーン「だよな」

ゴールド「止めてやる!」

5人で攻撃するが、反撃される

マスター「お前らみたいな雑魚じゃ相手にならんわ」

 

レッド「フン!」

マスター「そこか」

ブルー「ローレン危ない!」

レッドレンジャーに襲い掛かろうとするマスター・ザンドレッドを止めようとする5人

 

レッド「行くわよ」

封印の文字を書き始める

 

 

シバハウス

ジイが箱を開けている。その中には小さな竹刀

ジイ「ようやく先代レッドの作戦が実行される。実を結ぶ時が来た。今のレンジャーは結束が固い。私もできるだけのことはしてきた。あとは挑むのみだ」

 

 

レッド(これまでに重ねてきた修業はまさにこの時のためのもの。必ず成功させる。父さん、見ていて)

 

 

ゴールド「マイク! 何とか逃げろ」

グリーンレンジャーを振り払い、ブルーレンジャーも避け、ゴールドレンジャーを倒し頭に刀を当てる

マスター「邪魔者はこうしてやる。さぁ、覚悟しろ」

それを止めたのはライトゾード。でも無言(^^;

ゴールド「助かった。いいぞ、ライトゾード!」

だが、ライトゾードも攻撃される

ゴールド「ライトゾードによくも!」

マスター「うるさい虫けらどもめ」

 

 

ジェイデン「みんなを助けないと! 今行くぞ」

 

 

5人に攻撃を加える

マスター「相手にならん」

 

レッド「いいわ。もう少しで完成よ」

 

マスター「させるか。絶対にな」

 

ジェイデン「姉さん…」

 

マスター・ザンドレッドの攻撃

 

レッド「サムライシンボルパワー封印!」

マスター・ザンドレッドの攻撃を弾いて、攻撃した。マスター・ザンドレッドはダメージを受けたように見えた。

 

レッド「信じられない。父さん、やったわ。マスター・ザンドレッドを封印した」

 

ジェイデン「やったな」

 

しかし、マスター・ザンドレッドは封印されていなかった!

レッド「そんな!」

 

ジェイデン「封印が解けた?」

 

ゴールド「そんな! おい、あの白い胸当ては何だ? あんなのつけてなかったよな」

 

マスター「喜ぶのは早かったようだな」

 

ジェイデン「なぜだ? 封印したはず」

 

イエロー「そうよ、どうして?」

ブルー「おかしいだろ、封印できないなんて」

 

レッド「そんな! 封印のシンボルからは逃れられないはず」

 

マスター「この胸当て、ダユウの人間の部分によって救われたのだ」

 

ピンク「ダユウの体を取り込んだからね? それが封印の邪魔をした」

 

マスター「あぁ、しかもこれで水切れを起こす心配もなくなった」

 

 

六文船

オクトロー「ありゃまぁダユウめ、役に立ったというわけか。マスターを封印のシンボルから守っておるわ」

 

 

レッド「どうすればいいの?」

 

マスター「諦めろ!」

 

攻撃を受けて、変身解除したローレン

ローレン「そんな…」

ジェイデン「姉さん! いったん引くぞ。シンボルパワー・テレポート!」

”煙”のシンボルパワーで煙幕を出して消える

 

 

シバハウス

マイク「ザンドレッドは強すぎる。封印できないとしたらどうすりゃいい?」

ミア「封印のパワーは効かないし、水切れの心配もなし」

アントニオ「倒せるのかな?」

ケビン「あと一歩だったのに!」

エミリー「ローレン、かわいそうよね。封印のパワーを使えるようにって頑張ってきたのに。それが効かないなんて」

 

ローレン、外のベンチで空を眺めている。シバハウスから出てくるジェイデン

ジェイデン「姉さん、大丈夫?」隣に座る

ローレン「きれいな空よね」

ジェイデン「あぁ」

ローレン「何のため戦っているのか思い出させてくれる」

ジェイデン「姉さん、あの…」

ローレン「これからどうなるか分かるわね? ダユウの解き放った悲しみの雲で三途の川はあふれ出す寸前。もうマスター・ザンドレッドの船がこちらに来るのを防ぐことはできない。私は期待に応えられなかった。あなたもみんなも父さんもがっかりさせた。お願い。チームのリーダーに戻ってちょうだい。ザンドレッドの封印が私の役目だったけど失敗した。あなたがチームに戻るのが一番よ。とっても素晴らしいチームじゃない。あなたを必要としている。みんなもこの世界もね。」

ジェイデン「父さんのためにも必ずやり遂げてみせるよ」

ローレン「みんなを集めて話すわね」

 

 

六文船

オクトロー「えっへっへっへっ…ダユウのおかげで、もう三途の川があふれ出すのじゃ。それに人間の部分を吸収してどれだけ人間界にいても水切れの心配がなくなったんじゃ。レッドレンジャーに封印される心配もなくなった。全く今日はなんていい日なんじゃ」

マスター「そうだな」

ダユウの着物を三途の川に投げる

オクトロー「やっぱりダユウがいないと寂しいが、じゃが、あの者の犠牲が我々に勝利をもたらすのじゃ。あぁ、何かダユウに言ってやることはないのかい?」

マスター「あいつもこれで本望だろうよ。行くぞ!」

 

 

夜のシバハウス

ローレン「明日がマスター・ザンドレッドとの最終決戦になると思う。その前に言っておくわね。封印のシンボルではザンドレッドを止められなかった。私は役割を果たせなかったの。だからリーダーはジェイデンに戻ってもらう」

マイク「ホントに?」

ローレン「あなたたちもそれでいいでしょ。あとはジェイデンにかけるしかないと思う」

ジェイデン「ありがとう、姉さん。それじゃ、聞いてくれ。ザンドレッドはさらにパワーアップした。ちょっとやそっとじゃ倒せない。そこで考えた。ガツンと一発ぶつけるんだ」

マイク「それが作戦なの?」

ジェイデン「確かに封印には失敗した。だけどダメージは与えた。ダユウの人間の部分は封印を妨げるが、弱点にもなっている。そこを狙おう。封印するんじゃなく強烈な一撃を食らわせて倒してやろうじゃないか」

ケビン「それにはパワーが足りないぞ」

ローレン「心配ないわ。これがある」

ジェイデン「シバファイヤーディスク」

ローレン「このケガじゃ私は戦えない。でもね一緒に戦うつもりでこのディスクに私のシンボルパワーをすべて注ぎ込んでおいた。これがザンドレッドを倒す助けになってくれるといいって思ってる」

マイク「すげぇな、ローレン。メガトンパワーだ」

ジェイデン「厳しい戦いになるだろう。だが俺たちは強い。力を合わせればなんだってできるはず」

前向きになるレンジャーたち

ジイ「その意気だ。必ず戻ってこい」

 

 

街のあちこちが赤く光りだす

 

 

ギャップセンサーが鳴り、ジイが地図確認

ジイ「いよいよ侵略開始か?」

アントニオ「なんだこれ、真っ赤じゃないか」

ミア「こんな一気に来るなんて! 初めてだわ」

ジイ「三途の川があふれ出してきているんだ。世界の運命をかけた戦いが始まる」

ジェイデン「絶対に勝つぞ。何が何でもザンドレッドを倒す」

エミリー「行きましょう」

 

 

街に三途の川があふれ出す

 

マスター「とうとうお冥界の世界を抜け出したぞ! 人間共に本当の苦しみを思い知らせてやるわ。これでこの世界はナイロックのものだ」

オクトロー「ありゃまぁついにやった!」

 

 

崖の上に並ぶレンジャーたち。アントニオまでみんなと同じ稽古着(? 黒の上下で忍者っぽいやつ(^^;)着てる!

アントニオ「すごい数だ」

ミア「予想はしてたけど」

マイク「これでもサムライになれて嬉しいか?」

アントニオ「なぁに言ってんだ。レンジャーになるのは夢だったんだぞ。なんだってやってやる」←えっアントニオがサムライに?!

ケビン「同感だ」

エミリー「そうね、私もよ」

ジェイデン「じゃ覚悟はいいかなんて聞くまでもないな」

ケビン「ジェイデン、お前がいればいつでもOKだ」

マイク「その通り」

エミリー「どんな敵がいたってみんなで力を合わせて乗り切るわよ」

ミア「うん」

アントニオ「うん」

大量のムーガー

ミア「気付いたみたいね」

ジェイデン「よし、みんな行くぞ」

珍しく名乗り。ゴールドレンジャーまでサムライレンジャー、レディって言ってるー

 

 

オクトロー「あぁ大勝利じゃなぁ。レッドレンジャーの封印も効かないし、人間の世界は三途の川に満たされ、どこにでも自由に移動することができるんじゃ」

マスター「違うぞ、オクトロー。まだ勝ってはいない。勝つのは間違いないがな。レンジャー共が俺様の前にひれ伏し、助けてくれと言うまで勝利とは言えないのだ」

オクトロー「そりゃあ楽しそうじゃ」

マスター「進め!」

オクトロー「ありゃまぁ」

 

六文船がレンジャーたちの前まで来る

マスター「レンジャー共、とうとうお前らの最期の時が来たぞ。覚悟はできてるだろうな」

 

レッド「それはこっちのセリフだ、ザンドレッド」

 

マスター「ほざいてろ」

マスター・ザンドレッドの前に大量のムーガー

 

レッド「いいか、あの胸だ。あそこがダユウの人間の部分であり、唯一の弱点だ。一発で仕留めないと。やってやる」

スーパー化

 

ブルー「援護する。ミアとエミリーが正面、僕とマイクがサイド。アントニオは後ろを頼む」

ゴールド「了解」

イエロー「いいわ」

ピンク「任せて」

ゴールド「いつでもどうぞ」

ブルー「マイクと僕が盾になる」

グリーン「ジェイデンは攻撃だけに集中しろ」

レッド「頼むぞ。何としてもザンドレッドの元に連れてってくれ。行くぞ!」

大量のムーガーVSレンジャー

 

レッド「これが奴を倒す最後のチャンスだ」

 

ゴールド「邪魔するな!」

 

マスター「愚かな奴らめ。必死で戦っている。倒されるためにな」

 

ピンク「全部倒したわ」

イエロー「さぁ行って」

 

マスター・ザンドレッドの攻撃の盾になるブルーレンジャーとグリーンレンジャー

レッド「封印には失敗したが、この俺が倒してやる」

マスター・ザンドレッドの白い胸当て(←ちょっとこの言い回し面白い)にレッドレンジャーの剣がつきささる

ピンク「やったわ!」

レッド「ここが弱点だろう」

マスター「なるほど。悪くない作戦だ、レッドレンジャー」

レッド「何?」

マスター「だがこの程度で俺を倒せると思うな」

レッドレンジャー投げ飛ばされる

 

マスター「お前らごときが俺のことを倒せると思ったのか」

 

レッド「まだ終わりじゃない」

シバファイヤーディスク割れる

 

マスター「これでお前達には勝ち目がなくなったというわけだな。冥界の風よ! 次だ、冥界の業火!」

攻撃を受け、変身解除されたレンジャーたち

マスター「なんだ、ほら、どうした? さあ許しを乞うがいい。役立たずのレンジャー共」

ジェイデン「どんな目に遭ったって絶対に屈しない」

マスター「この期に及んでまだ諦めないのか。どうやらやり方が甘かったようだな。もう一人のレッドレンジャーをたっぷり痛めつけてやったらお前らの気も変わるかもしれんなぁ」

ジェイデン「姉さんを? やめろ」

倒れたレンジャーたち

 

 

アントニオがサムライに?! アントニオだけはサムライじゃないからいいんじゃないの?

 

でもやっぱりわたしは姫の設定がジェイデンの姉なのはツボ。まぁシンケンでこれをやってたら、同じ悩みを抱えている者同士!って赤黄派の人が目に見えるようだけど、やっぱり年下の人格者よりはお姉さんの方がいいよー。それにしても、この回みんなして「失敗、失敗」言ってやるなよー! すっかりローレンファン。