PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

生きてるものはいないのか

行ってきました! 生きてるものはいないのか鑑賞。今年2本目の映画鑑賞(1本目はMOVIE大戦)。思えば最近は特撮映画ばっかり観てるな〜(-_-;) 少し経てばすぐ放送するし家で観るからいいか〜ってなっちゃうんだよね。

最初は21時の舞台挨拶&爆音上映の整理券配布が10:30と聞いていたので、整理券が取れなくても19時の通常回を取ろうと18時に仕事を終えて急いで映画館に向かったら18:30過ぎ。窓口に行ったら21時の回の整理券配布が19:10。中途半端に時間が余ったので、本を買ったり、モスで腹ごしらえしたり。19時過ぎには列ができてて整理番号は64。

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この時点でまだ19時半前だったので、20:50の開場までしばし時間をつぶす。臨ちゃんの出演シーンなどネタバレ部分は追記に書きます。

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パンフレット、チラシ、前売り券。

王様のブランチではマキ役の青木さんが冒頭で宣伝してました。映画初出演と言ってましたが、なかなかいい役でしたよ。

ネタばれしない程度に…これはテレビでもあまり取り上げられないかもしれませんね。観る人かなり選ぶと思うし。感動とかスッキリとか求めて映画を観たら(それを求めていく人はいないと思うけど)釈然としないかも。みんなそれぞれ演技はよかったけどね。

不思議な映画でした。あのラストは好き、かな。面白かったかと言われたら、うーん。でもつまんねぇ!という感じでもないんです。人には勧めにくい映画です。はぁ? ワケわからないという人もいると思います。かなり好き嫌いは分かれると思います。サントラを劇場で限定発売していると言っていたけど、結局買ったのはパンフレットだけでした。爆音で音楽とセリフがちょっとだけかぶったところが聞き辛いところもあったからもしかしたら通常回をもう1度くらい観るかも? えー?

ここから愚痴ですが、映画終わりが23時過ぎ。駅に行ったら様子がおかしい。なんと人身事故により0時40分まで復旧しない…ということで帰宅難民になりました。2駅くらいだからどうにかなるかと歩き始めたのですが、結局1時間以上かけて帰宅…道路は車も走ってるし、まっくらってこともないけど、ホントに帰れるのか心細くて…こんなんだったら臨ちゃんもいない舞台挨拶を見ずに19時の通常回見て帰れば良かった〜と心底思ってしまいました。前の日がみぞれだったから晴れだったのは幸いでした。

ラストまでのネタバレ感想を臨ちゃん出演シーンを中心に書いていきます。

舞台挨拶&爆音上映回だったのでもっと混雑するのかと思ってました。席は200強。整理番号順に中に入って自分で好きな席を選べるのですが、真ん中の数十列の左右に通路があってまた席があるのですが、その通路脇にあるスクリーンから向かって右側の席に座ったのですが隣に人は来なかったし、7,8割くらいの入りだったと思います。

舞台挨拶は監督、染谷くんなどなど…いなかったのは臨ちゃん、高橋真唯さん、ショージ役の人、サチエ役の人、あとマッチ役の人がいなかったかな…?

上映後ならもっと顔を把握できたのでしょうけど、舞台挨拶時に特に女性は髪型など感じが変わっている人も多くて、誰が誰だかよく分かりませんでした。全員一人ずつ挨拶をしていき、誰だったか、『今日はみんなで舞台挨拶ができて良かったです』と言ってて、『えー臨ちゃんとかいないのにー』と内心思ったのですが、最後にあいさつした監督が『今日は舞台の本番や映画の撮影で来られない人もいますが』とちゃんとフォローしてました。

村上淳さんが監督にムチャぶりして監督に『スタート』を言わせたり。監督照れてました。

さて臨ちゃんが出ていたシーンを中心に中身に入ります。

大学病院が併設された大学が舞台で物語が始まります。完成披露試写会の動画で高橋真唯さんが最初に死ぬ、染谷くんが最後と言っていたので、ナナ(高橋さん)が死んだとき、ここから始まるのねという感じでした。臨ちゃん演じるリョウコは割と冒頭で出てきます。いきなり修羅場。カツフミという青年がリョウコの恋人…というより結婚の約束もしているらしいその青年がカオリという女性を妊娠させていて、話し合いを喫茶店でしています。そこの店員が染谷くん演じるケイスケ。

ケイスケが注文を取りに行くと、リョウコは自分は出ていくから2人で話し合いしてと言い残し出ていきます。そこでまた場面が切り替わり他の登場人物が出てきて話が進んでいきます。リョウコが再び戻ってくると結局喫茶店にいた2人は注文した飲み物を交換して飲んでいたりまるで緊迫感がありません。カツフミはカオリに養育費は払いたくない、リョウコは変わらずカツフミが好きで結婚したい、カオリは子供は産みたいから養育費が欲しいと全く話がかみ合いません。ちょっとカツフミの性格がイラッとするような感じなんですよね〜。結局はっきりしないカツフミを残し、女2人で話し合いをすることに。

また場面が変わり、都市伝説を調べていたナナと同じサークルのカツオ、マッチが話をしているときに、普通に話していたナナが急に苦しみ出して死んでしまいます。

リョウコの結婚式の出し物を練習しているエナリ、アンドレも…法則性があるわけではなくとにかく急に苦しみ出して死んでしまうんです。

茶店に一人残されたカツフミも苦しみだして死亡。ケイスケが店長を呼びに行っている間に、リョウコ、カオリが戻って来てリョウコは慌てて蘇生しようとしますが、既に死んでいるので、『ここで一緒に死ぬ』とカツフミの胸に頭を乗せます(よく映画の場面写真に使われていたアレです)。カオリはあきれて、『私は生きる』とその場を離れました。

その間にも人は死んでいき、また喫茶店の場面に。冒頭で入院患者のミキという女の子が登場しているのですが、病院を抜け出してカツフミの死体がそのままの喫茶店で先程までカツフミやカオリが飲んでいた飲み物を平然と飲んでいます。リョウコは、もうすぐ死ぬから一緒にいて欲しいとミキに頼むのですが、ミキはどこか面倒くさい感です。そのミキを無理矢理椅子から引きずりおろすリョウコ。

で、苦しみ出したリョウコの首を絞めて殺したミキ。モップを持って戻ってきたケイスケがそれを目撃します。カツフミの死体の脇に仰向けになったリョウコの首にはしっかり指の跡。

リョウコは中盤くらいで死ぬのでここで出番は終わり。

女性が馬乗りになって、後ろにぼーっと突っ立っている染谷くんの写真がこの場面だったみたいです。あれは臨ちゃんの脚だったんですね。

ミキが海を見ながら1人で死にたいと言ったのですが、ケイスケが1人でいたくないといい、少し距離を取りながら2人はその場を離れます。終盤でカツオの母親・サチエに出会い、苦しみ出したところをミキはまた首を絞めて殺し、その後ミキも死に、ケイスケが最後に残りました。太陽が落ち、飛行機が墜ち、鳥たちも落ちていく。そんなラストでした。

って全然分からないですよね。登場人物はもっともっといっぱいいるし。ブランチの青木さんがやっていたのはマキという病院の事務員。そこに渋川さん演じる兄・コウイチが会いに来たり、マキのことを好きな医者のナイトウ、アイドルのショージ。エナリ、アンドレとダンスの練習をするエイコ、朝、電車事故を目撃して気分が悪くなったヤマさんと一緒に行動するサカナ博士。みんなそれぞれキャラが立っていて細かい会話がいっぱいあって、ちょっと笑うところもあって。

爆音はお腹に響きました。

臨ちゃんの役はカツフミというダメ男を一途に好きな女の子で、カツフミが悪いのにカオリを責めている。臨ちゃんのインタビューで役には共感できなかったということでしたが、それは分かります。だってカツフミの魅力が全然分からない。地味なメガネ男子でハッキリしなくて、せめてあの映画のショージあたりがやってたらまだ分かるというか…。リョウコがミキを椅子から引きずりおろすところが鬼気迫るものがあり、怖かったです。死に方も怖かったけど。

それにしても主演が染谷くんで次が臨ちゃんの名前だったのは何でだろう?