PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

EP#10 10秒だけの警報

「東京ガードセンター」ももう10話。

ある家の警報が鳴る。その対応は安心ちゃんと佐々岡。対応はしっかりしており、二人とも前回から大きく成長していた。その家に警備員が駆け付けるも特に異常は見当たらない。家の中には女性の姿が見えるが電話は留守電。つい先日からAlwaysのサービスを利用するようになったが、そのサービスを始めて連日警報が鳴っていた。しかもその警報はたったの10秒しかならないように設定されていた。警報を鳴らすことによって近所の人に知らせる意図もあるので、普通はそんなに短い警報時間には設定しない。佐々岡が家族構成が夫婦二人なのに庭にブランコがあることに気付く。この家には注意しようということでその日は終わり。

安心ちゃんはいつもの自販機の前で佐々岡の分の飲み物も買って待っていた。そこにやってきたのはマリーさん。安心ちゃんが佐々岡が褒められているときに、以前は悔しそうな顔をしていたのに、今日はとてもうれしそうな笑顔をしていたと指摘される。そこにやってきた佐々岡は、マリーさんも今川焼を食べに行こうと誘う。マリーさんは空気を読んで帰っていく。安心ちゃんは次の日から二連休で餃子味の今川焼にチャレンジするなどと言い、すっかり佐々岡と仲良くなっている。

安心ちゃんと廊下を歩いていた佐々岡が監視カメラの存在に気付き、監視員を監視しているのは誰なんだろう?と疑問を持つ。二人でカメラを見ていると、そのカメラを見ているのがセンター長。ゲンさんが部屋に入ってきてそれに気づくが、センター長は「若いっていいですなぁ」などと笑顔を向けるが、ゲンさんが行ってしまうと、真顔でカメラを見つめている。

警報の鳴った家の主人と電話がつながる。ひどく興奮している様子で、犯人に心当たりがある様子。調べてみると子供がバイクにはねられ亡くなっていた。子供が急に飛び出してきてバイクの運転手に非はなかったが、就職がだめになり、そのため、バイクの運転手の友人たちから嫌がらせを受けていた。そのショックで奥さんは引きこもりになっていた。

またしても警報が鳴り、警備員が駆け付けると、ブランコのあたりに男がいた。その男を確保すると、その男こそバイクを運転していた男だった。そこにその家の主人がやってきて、その男を殴る。警備員が仲裁に入り、男に話を聞く。男は、以前もその家に謝りにやってきたが、主人に追い出され缶に入ったクッキーが割れる。そこに鳥が集まってきたのを見て、亡くなった子供が鳥が好きだったことを思い出し、その家に鳥が集まるように毎日餌をまきに行っていた。

奥さんはそれに気づいて、もう自分の人生に戻ってもいいと知らせるために警報サービスを始めた。警報が鳴れば、その男は驚き、来なくなるかもしれない。しかし警報音が長くなると近所に気付かれる。それで警報時間を短くしていたのだった。

佐々岡はセンター長のような監視員になりたいとセンター長の元に行って話す。笑いあっていたが、ふとセンター長の足元(?)の怪しげなケースに気付く。

今回は、最後に頼もしいことを言う佐々岡に「これ聞いたら安心もイチコロなのに」なんてセリフもありましたが、「花子とアン」の撮影だったのか、元々そうだったのか安心ちゃんの出番は前半だけ。結構感動的ないい話だったのに、安心ちゃんいないのねー。今回で私のお気に入りの脚本の方は終わり。来週、そして最終回はメイン(?←半々で担当してるのにメインもサブもないか)の方。だけど、あんまり好きじゃないんだよなぁ(^^ゞ せっかくの最終回に向けての回なのに。