今期はアテルイ伝、ネオ・ウルトラQ、カラマーゾフの兄弟と3本のドラマに出演していますので、少しだけ感想。
アテルイ伝(4話で終了)
私自身が岩手出身、でも原作未読。ワーとかナーという方言に違和感。現代パート不要(何で釜石なんだろうなぁ？ 同じ岩手だけど遠いよなぁ)。臨ちゃんが演じた阿佐斗は原作にはいないオリジナルキャラだそうで、だからか無理のある感じに思えました。1話で嫁に行き、嫁ぎ先でヤマトの侵攻に会い、その乱戦の中、馬に頭部を蹴られ、記憶をなくす…というか子供化？ ぼーっとした感じになってしまい、2、3話とどんどん出番が減っていくので、見せ場が1話であとはフェードアウトなのかと思っていたら、4話で雷に打たれ、あっさり回復。せっかく豪華キャスト揃えたNHKドラマの割に…って感じがしました。このキャストで別ドラマが見てみたかった。
それとせっかくオーズの後藤ちゃん(君嶋くん)との共演だし、間柄は同じ村に暮らす幼なじみのようなものなのに一切かかわりないのが寂しかったよ。
ネオ・ウルトラQ(4話まで)
1話を見てスッキリ解決する話じゃないのねと思って、2話見たら南風原さん出てこないわ、絵美子、正平の出番も一瞬だわで監督によってかなりはっきり作風が変わる感じ。1、4話の石井監督はダークな感じで2話の田口監督はかわいらしい怪獣登場だけど、メインの3人がほとんど登場せず。3話の入江監督は、怪獣じゃなくかなり人間に近い宇宙人で、私はこの監督の話が今のところ好きかな。ちゃんとメインの3人が絡んでくるし、正平と絵美子のコンビがなんだかかわいくて好き。
臨ちゃんはお気に入りの怪獣として2話のブレザレンをあげてるのが面白いなぁ。ほとんど本人達の出番はないのに。お話としては怪獣と地域住民のふれあいみたいな感じでほのぼのしてて面白かったことは面白かったんだけどね。
シンケン、ゴーバス見ていても年上男性からのちゃん付けがなぜかツボ。源太からの茉子ちゃん、ことはちゃん。リュウジからのヨーコちゃん。あ、陣さんも呼んでるか。南風原さん、正平くんが呼ぶ絵美ちゃん。
画質とかかなり好み。30分1話完結でかなり見やすい。
カラマーゾフの兄弟(4話まで)
前も書いたけど、今期一番のお気に入り。文蔵役の吉田さんはオーパーツにも出てたっけ。若い使用人の松下さん、刑事の滝藤さんは前クール割と好きだったNHKのBSプレミアムドラマてふてふ荘へようこそでてふてふ荘の住人として出演してて気になってました。滝藤さんはネオ・ウルトラQの1話のゲストにもいたね～。キャスト、いいね。原作を知らないせいもあるけど、面白い。お父さんの演技にもっとやれ、って思っちゃう。
臨ちゃんは斎藤さんの恋人役。いや～、宇宙犬でも共演はしたけど、そういうんじゃなくて(あの話はあの話で面白かったんだけど)、前にDEEP Aで共演したときに即興で恋人シチュエーションの演技をしたのが妙にハマってていつかまた共演して欲しいなと思ってたから嬉しい…そんなに楽しい恋人役ではないけどね。
ゴールデンのドラマよりこのくらいの時間のドラマの方が観やすいな。1時間ドラマを見るのがきつくて、今期は、はらちゃんとかも見てるけど、まほろ駅前番外地とか心療中―in the Room―とか深夜の30分くらいのドラマが面白いです。
臨ちゃんも深夜ドラマが多くて、いつかゴールデンの常連にと思ったこともあったんだけど今はそんなことはないです。
