PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第十八幕「侍襲名」(再)

十七幕の続き。奥座敷に集う5人と彦馬さん。謎の男・寿司屋の源太は昔近所に住んでいた丈瑠の幼なじみだった。源太の家族は一家で夜逃げをしたらしい。

茉子「でもその幼なじみがどうしてシンケンゴールドに?」

彦馬「分からん。源太の奴めはまだか」

外で源太なりの正装に着替えている。

源太「俺もついに侍で候ってとこか」…オープニング。

源太を待つ面々。源太が持っていた烏賊折神は元々子供の頃、丈瑠が源太にあげたものだった。

茉子「それほど仲良かったってことよね。懐かしいでしょ」

丈瑠「まぁな」

丈瑠の表情に茉子が「?」

源太が遅れて登場。

源太「6人目の侍、梅盛源太、只今見参!」

源太の目茶苦茶な挨拶に奥に引っ込んでしまう殿…あきれたのかと思いきや、一人大爆笑。

丈瑠「あいつ、変わってない」

六門船。イザギツネの古いなじみであるヒャクヤッパが登場。

丈瑠のいない奥座敷。源太は丈瑠から教えられことと烏賊折神のディスクを頼りに電子モヂカラを開発した。

源太「俺、侍になりたくてさ、親父の手前寿司屋は継いだけど一人でずっと稽古してきたんだ。で、ようやく形になってきたんで駆け付けたってとこだ。これから一緒に外道衆やっつけようぜ」

千明「まぁ仲間は多いほうがいいしな」

ことは「よろしくお願いします」

しかし、彦馬に正しい稽古をしていない者が戦うのが危険すぎるということでスシチェンジャーを取り上げられる。そんなときスキマセンサーが鳴る。

源太「俺も行ってもいいよな、丈ちゃん。ジイちゃんが戦うなっていうんだよ。侍じゃねぇって。ひとつ言ってやってくれ。俺はもうシンケンジャーだって」

丈瑠「爺の言うとおりだ。お前は侍じゃないし6人目でもない」

源太「侍じゃな…え…おい何言ってんだよ。俺が」

丈瑠「いいから帰れ。お前の助けはいらない」

ヒャクヤッパと戦うが、水切れで逃げられてしまう。

ピンク「助っ人はいなくていいの?」

レッド「…」

落ち込む源太。そこに千明とことはがやってくる。

志葉邸の庭。縁側に座っている稽古着姿の丈瑠に話しかける茉子。

茉子を避けるように立ち上がる丈瑠。

茉子「いいの? 幼なじみ帰っちゃうよ」

丈瑠「問題あるか。あいつは侍じゃない」

茉子「また最近くだけてきたと思ってたんだけど」

丈瑠「俺は同じだ。変わってない」

茉子「ホントは嬉しかったくせに」

茉子「巻き込みたくないんでしょ。でも一つ勝手な推測」

茉子「幼なじみがいたんじゃ今までみたいな強い殿様でいづらい」

茉子「だから追い返した」

茉子「当たり?」

丈瑠「自分で言ったろ。勝手な推測だ」

源太が庭に乗り込んできて

源太「バカ野郎! 幼なじみを助けたら何で強くねぇんだ。水くせぇぞ。俺だって覚悟決めてきたんだ。いくらだって命預ける。だから巻き込めよ俺を。もうぐるっぐるに」

丈瑠「バカ…いいから帰れ。お前は…」

千明とことはも登場

千明「丈瑠、源ちゃんから聞いたぜ。子供の頃の話」

ことは「怖がりでようおもらししてはったって」

千明「もう一人でかっこつけらんなねぇな」

丈瑠「お前達…」

茉子「強くなきゃ殿様でいられないっていうのは違うんじゃない?」

丈瑠「…」

茉子「たまには弱かったり、誰かに頼る殿様でもいいじゃない」

源太「偉い! きれいな人はいいこと言うねぇ」

丈瑠「俺は別に…」

流ノ介が屋敷の中から出て来て

流ノ介「殿、こうなれば仕方ありません。何か危険があれば私がフォローするということで彼を受け入れましょう」

源太「んー、お前もいいこと…仕方ないって何だよ」

流ノ介「仕方ないは仕方ないということだ」

源太「お前、何か俺に恨みでもあんのか」

流ノ介と源太が言い合いになり、千明とことはが止める。茉子が視線を向けると、丈瑠が珍しく笑顔(口角をちょっと上げた程度だけど)を見せる。

スキマセンサーが鳴る。

源太「返せよスシチェンジャー。あんときの約束だ」

子供の頃の回想

丈瑠「これあげる」

源太「いいのか? こんなのもらって」

丈瑠「遠くに行っても友達だから」

源太「よし、稽古して丈ちゃんが殿様になったら俺家来になってやるよ

だから侍にしてくれよな」

丈瑠「うん」

丈瑠「お前がシンケンジャー6人目の侍だ」

源太「よっしゃー」

ここまでで前半。いや~いつもながら内容濃い。

ここから変身して等身大戦。やっぱりナナシがいっぱいいてバッサバッサと斬り倒すのって気持ちがいいね。レッドとゴールドで一の目撃破。イカシンケンオーで二の目も倒し、一件落着の後

屋台にいる家臣達から離れて丈瑠と彦馬さんの会話。

丈瑠「俺は弱くなったのか。前は一人で平気だったのに、今は…」

彦馬「さぁ…それを申せばそういう殿をお諌めできぬどころか少し嬉しく思ってしまっているジイもまた…」

源ちゃんの寿司の評価

千明「味はまぁまぁだけど」

流ノ介「というか普通だ。こういうのがいちばん評価に困る」

茉子「うん普通かな」

ことは「うちはおいしい…かなぁ」

源ちゃん本格加入の熱い回ですね。

はぁ~ときめいた。あの志葉家の庭のシーンは何度見てもいい!