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ホシに願いを

ドラマの感想

ミュージック in ドラマ「ホシに願いを」

【放送予定】5月26日（土）［BSプレミアム］後1:30～2:45（75分）

【作】鈴木 聡

【音楽】本多俊之

【出演】

稲垣吾郎、大杉 漣、長山洋子、石井一孝、ソニン、中島啓江、パパイヤ鈴木、笹野高史、松金よね子、大江千里、斉藤 暁、木の実ナナ、西城秀樹　ほか

【あらすじ】

世界の共通言語であり、人間同士の温かいコミュニケーションの象徴でもある音楽。その音楽の力を軸に「人を信頼する気持ち」と「世代を超えて受け継がれていく希望」を描いていくミュージック in ドラマ。警視庁の若手科学捜査官･岡本（稲垣吾郎）は、歌恋温泉郷周辺を管轄する歌恋署に科学捜査の講義をするため、温泉を訪れる。地元署のベテラン刑事でコーラス部長でもある村田（大杉 漣）は、ちょうど公演中のミュージカルに岡本を誘う。しかし劇場に行ってみると大騒ぎ。劇団のトップスター（西城秀樹）と若手スター（石井一孝）が開幕直前まで姿を見せないのだ。そこへトップスターが現れ、座長（木の実ナナ）は開幕を決断する。若手スターの代役をたてて、なんとか無事にその日の公演が終了したその時、行方不明だった若手スターが病院に担ぎ込まれる。誰かに崖から突き落とされたらしい。犯人は誰だ？

【初回放送】

2004年3月6日

BSハイビジョン「ハイビジョンドラマ館」にて放送

吾郎さん主演とはいえ見たことがなかったドラマ。2004年はあまりテレビを見てなかったしBSだし(その後1度だけ総合でも放送があったみたいですが)、しかし今回は条件が整ってBS放送ながら見ることができました。一言で言えばとっても斬新で楽しいドラマでした。

そして思い出したのが「あい婚」です。そう、テイストは「あいの結婚相談所」に似てます。突然始まるミュージカル。その上、「あい婚」以上にミュージカル度が高いのです。

主演の吾郎さんが一番歌う機会は少なかったなー(^^;　西城さんはさすがの歌唱力だし、木の実ナナさん、ミュージカルスターの石井さん、中島啓江さん、長山洋子さんこれでもかというくらい歌の上手い人が次々出てきて歌いまくる。カーペンターズが好きなのでカーペンターズの曲に乗せた歌が多くて素敵でした。

「あい婚」もそれくらい歌える人揃えてツッコみなしでやってくれてたらなー。主演の育三郎さんの他、鹿賀丈史さん前田美波里さんがいたけどね。以前、映画の「レ・ミゼラブル」見てハマったので、ああいう世界観で普通に台詞と歌で成り立ってる世界にいるものとして見たかったな。そうなると、育三郎さん周りの若手キャストはガラッと変わるだろうけど(-_-;)

あのドラマに関して言えば、育三郎さんの主演ドラマなのに育三郎さんのファンがあまり応援してない印象で…もっとミュージカルファンが食いつく内容にしてもよかったのにと未だに思います。

このドラマも最初は歌ばっかりで内容が頭に入らない―とすら思ってたけど、すっかり世界にはまり込んで最後はしんみりと泣けてしまいました。吾郎さんと大杉蓮さん、いいコンビだったなー。

上手な歌を聴くのが好きなので、ああいうドラマもっと見たい―！