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高梨臨ちゃんのファンです

「あいの結婚相談所」を読んだ

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▲今現在のテレ朝金23の「女囚セブン」のラストに予告が流れました。育三郎さんのしゃべり方が面白くてツボ。この感じでいくなら面白そう。原作の藍野さんのイメージとは全然違うけど、胡散臭い感じがいいです。

「恋ヘタ」も原作4巻なので、読もうかなと思ったんだけど、詳しいあらすじを書いてる人を複数見かけた折にどうしても気に食わない展開があって、実際読んだら印象変わるかもしれないけど、お金を出してまで買いたくなくて(-_-;)…でも、この漫画は原作者さんの苦労話もあって全4巻なんだし、とこちらは電子書籍で買ってしまいました。

その感想↓ネタバレです。

主人公の元動物行動学の准教授で結婚相談所所長の藍野真伍(←原作ではほとんど下の名前で呼ばれることはないけど、しんごちゃん!)が毎回、結婚に悩むワケあり依頼者をゲストに迎え、入会金200万円、成婚率100%の結婚相談所が“あらゆる手段”を用い依頼者の願いを成就させる。1巻は主人公一人だったけど、2巻から臨ちゃんが演じることになるシスターエリザベス(本名・猪田花子)がアシスタントとして加わり、3巻からもう一人女性アシスタント(元々シスターがいる前にアシスタントをやってたけど、また戻ってきた)が加わる。このもう一人の女性がドラマでも登場するのかなぁ?

シスターは思い込みの激しい突っ走り型のヒロインだけど、麗美さん(もう一人のアシスタント)は大人っぽい落ち着いた女性で、失敗ばかりのシスターに比べると(失敗、といってもそれで結婚をダメにしちゃうとかそういうのではありません)、仕事ができるタイプ。そうそう、シスターはものすごく字が汚い。機械に弱く、スイーツが大好き。

変わり者の藍野が虫や動物の生態から、依頼者と相手の心理を分析し、結婚へと導く。ギャグっぽいふざけた話かと思えば、震災絡みの話もあって結構まじめ。小さなコマに字数が多く、短いページ数にギュギュっとまとめてる感じ。

原作者さんによると、雑誌でのアンケートでは上位3位に入るほど人気があるのに、単行本が売れないそうです。

正直言わせてもらうと、絵がね、私はあんまり好きじゃない。青年誌なんだから話が面白ければいいんだろうけど、雑誌で他の連載と読む分には面白く思えても、単行本買うまでじゃないな…ってなるのは、絵なんじゃないかと私は勝手に思ってしまう。

表紙の藍野は不気味な男に見えるから、中身を知らない人が見ると「笑ぅせぇるすまん」的な主人公と関わったばかりに不幸になってしまうような話を連想してしまうけど、それは全然違う。読めば結構女性向けなのに女性受けしない絵が残念なんだよなー。

ドラマ化されるんだから絵がどうの、なんて関係ないけどね。

原作だとシスターは惚れっぽく、依頼者や相手の人を好きになってしまうこともあるけど、藍野とは恋愛っぽい感じはないです。麗美が登場してから、二人が親密そうにしてるとヤキモチ焼いてる風な時もあるけど、最終話でもしかしたら二人は…?と思わせてる感じもするようなしないような。でも変にこの二人で恋愛っぽい感じにしなくていい、何となく。いいコンビのまま終わって欲しいな。

原作は4巻とはいえ、1巻で9話ずつくらいの話が収録されてるから、気が早いけどシリーズ化されても面白そう。それか、シスターエリザベスのスピンオフとかね。

あの枠は元々7~9話くらいしかやらないから、始まるのも7月の中旬から下旬になるのかな。どういう味付けがされるのか楽しみ。