PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第6話 出陣!ショウグン・モード!

The Bullzord(第三十二幕 牛折神第三十三幕 猛牛大王)

 

山道を歩く一人の少年

 

 

場面が変わって同じく山にいるナイロックたち

クラスター(ハッポウズ)「あんなのただのガキじゃないですか。本当に我々の守護者なんですか?」

セラーター(アクマロ)「あの一族は300年ブルゾードの偉大なる力を守ってきておる。見た目に惑わされるな。特別なパワーを持っている。さて頼んだぞ。ブルゾード(牛折神)を手に入れよ」

クラスター「しかしブルゾードはどこにあるのやら。封印されてるんですよねぇ?」

セラーター「あの少年がブルゾードを見つけ出す。早く封印を解くのだ」

クラスター「分かりました、セラーターさま。あのガキを追います」

セラーター「クラスター、分かっているな。失敗は許されん。ブルゾードを手に入れるかどうか今回の計画の行方が決まる。すべてのパワーが我輩の前にひれ伏す計画のな」

 

ここでオープニング

 

シバハウス前を歩くパワーレンジャーたちに畑?で作業するジイが話しかける。ジイの帽子が東南アジアの麦わら帽子(分かります?)っぽいんだよなぁ。和風ではない。

ジイ「みんな、調子は?」

ジェイデン「ばっちりだ」

振り向いて、何かに気付く

ジェイデン「ん? ドア開けた?」

ジイ「いや」

 

シバハウスに戻ると少年がソファに横になっていた

ジェイデン「誰だ?」

少年「おっ。あっレッドレンジャーですよね?」握手を求める

握手してカバンからディスクを取り出し、渡す(早いな!)

少年「受け取ってください。ブルゾードを開放してほしいんです」

ジイ「コーディ! お父さんには言ってきたのか?」

コーディ「ううん、こっそり出てきた」

ジイ「コーディの一族はなぁ、ゾードが誕生して以来、守護者を務めている。ブルゾードという果てしないパワーを秘めたゾードだ。一族が守護者となって300年くらいか」

みんな「わぁ~(感嘆・一同顔を見合わせる)」

ジイ「ブルゾードはシンボルパワーによって生み出された。だがパワーが暴走する。密かに封印された。そしてグランドショーグンも封印されたのだ。秘密の場所にな。その場所を知るのはコーディの一族だけだ」

コーディ「ブルゾードは悪くない。自由になりたいだけなんだ。封印を解けば…」

ケビン「待て! 暴れまくるゾードを開放しろっていうのか」

コーディ「もう暴れないよ。このディスクでコントロールできるんだ」

ジェイデン「…確認してみる。家まで送るよ」

コーディ「…」

 

山。でっかい鳥居のような木の門の中央にシバのシンボルマーク。和風の家。男が薪を割っている。

ジェイデン「すみません。ちょっといいですか? 俺たち…」

コーディ父「誰かは分かっている。息子が行ったようだな。どうして隠れるんだ、コーディ」

パワーレンジャーたちの後ろから出てくるコーディ

コーディ父「黙って出ていったんだな」

コーディ「だってブルゾードが心配だったから。あんな風に封印されてるのはいやだって悲しんでる。レッドレンジャーが封印を解く手伝いをしてくれるって」

コーディ父「あのゾードは誰にも操れない。たとえレッドレンジャーでもだ。お前は自分やレンジャーだけじゃない、この辺りすべてを危険にさらした。自分の仕事をしなさい」

コーディ「…」泣きそうな顔をして行ってしまう

コーディ父「(レンジャーたちに)無駄足を踏ませて済まない」

 

コーディ(なんで信じてくれないんだ。父さんはともかくレッドレンジャーも分かってくれない。ブルゾードは暴れたりしない。僕が証明してやる)

 

ごつい鎧兜

ジェイデン「これがグランドショーグンですか? コーディがゾードのことを心配しています」

コーディ父「あの子がブルゾードの話を始めたのは3歳のとき。友達と思っていたようだ」

ジェイデン「違うと?」

コーディ父「…とても信じられなかった。300年前グランドショーグンは我が一族に命じた」

ロッカーから大きな巻紙を取り出し、机に広げる

コーディ父「ブルゾードの守護を代々引き継げと」

ケビン「わーお」紙にはグランドショーグンの絵とか日本語っぽい説明文とか

コーディ父「封印を解くことはできない。今日も明日も永遠にできない」

 

ミア「コーディがいないわ!」説明を聞いてる間どこ行ってたんだ!

 

山道を歩くコーディ。カバンからディスクを取り出し、見る。

コーディ(子供は何にもわからないと思ってる。でもこのディスクでブルゾードを操れるんだ。これで山の中から出してあげられるかも)

 

コーディが去った後、木の隙間から出てきたクラスタ

クラスター「見つけたぞ、ハハハ…ブルゾードの元に連れて行ってもらおう」

 

山の中を歩いていくコーディ

クラスター「ブルゾードのコックピットはこの中か」

 

洞窟?っぽいところ

コーディ(みんなのように自由になりたいんだよね。封印を解いてあげるからね。約束して、悪いことはしないって。僕の言うことを聞くんだよ、約束できる? よし、じゃ封印を解くぞ。…うまくできるかな。)

筆を取り出し、”開”の字を書く

コーディ「シンボルパワー解除!」

操縦席? 反応があった

コーディ(よーし、うまくいったぞ。おいで、君は自由だ)

 

外にいたクラスタ

クラスター「よーし、始まったか」

 

茶の湯が揺れる

コーディ父「まさか…」家から外に飛び出す

コーディ父「まずい、恐れていたことが起きた。コーディが封印を解いたんだ。ブルゾードが山から逃げ出そうとしてる」

 

酷い揺れで倒れるコーディ

ミア「見て!」ブルゾードが姿を現す

 

ブルゾード暴れてる

クラスター「あのガキ、まだブルゾードの中にいるのか。なら両方いっぺんに捕まえることができるってわけだ」

 

コーディ「よし。このディスクでパワーを取り戻せるからね」操縦席にディスクをはめ込む。

コーディ(あとはシンボルパワーを使うだけだ)

動き出すブルゾード

コーディ(おっ! 大丈夫、シンボルパワーを使えば落ち着く。行くよ!)

”王”と書くが、跳ね返され、倒れる

コーディ(なんで…なんでうまくいかないの? なんでブルゾードが止まらないの?)

 

暴れ出すブルゾード

コーディ父「やはりこうなった。ブルゾードのことは誰にも操れないんだ」

ジェイデン「だからといって放っておけない。みんな、行くぞ!」

みんなで変身

 

コーディ(ブルゾード、止まって! 僕の言うこと聞いてよ! ブルゾード!)

 

クラスター「ジャイアントムーガー! ブルゾードと中に乗ってるガキを捕まえろ! 両方とも傷をつけるな。やれ! そいつらのパワーをいただくぞ」

 

コーディ(どうしよう、どうすればいい?)

 

クラスター「遊んでるんじゃないぞ! 早くしろ!」

 

ブルゾードとジャイアントムーガーの戦いを見ているパワレンたち

ブルー「ナイロックもブルゾードを狙ってるのか?」

イエロー「コーディが乗ってるのよ! 助けなきゃ」

レッド「あぁ!」

 

ロボ戦

レッド「ムーガーたちを倒して早くブルゾードを捕まえないと!」

 

コーディ(どうしたんだ? この音は何?)

ジャイアントムーガーの投げた鎖がブルゾードの角に引っかかる

レッド「まずい、捕まった。コーディたちを助けるんだ!」

 

コーディ(ブルゾード、止まって! なんで言うこと聞いてくれないの?)

まだまだブルゾードを手なずけるには時間がかかる

 

クラスター「フン! ブルゾードを捕まえるのは思った以上に大変なことだな」

 

コーディ(僕なら君のこと操縦できると思ったのに。こんなに暴れるなんて。僕じゃ止められない。どうしたらいい?)

ブルゾード、コーディを乗せたままどこかへ

 

変身解除。コーディの家

ジェイデン「コーディを助けないと。逃げられてしまいました」

ミア「必ず見つけますから」

コーディ父「言うことを聞かないからだ。大丈夫なのだろうか」

ジェイデン「ブルゾードが強すぎて、我々のゾードでは歯が立たなかった。ですが、ゾードにコーディの居場所を探させ、明日必ず助けます」

コーディ父「あぁ頼む」

 

六文船

マスター(ドウコク)「フン! 暴れゾードで人間どもを恐怖に陥れるか、面白そうじゃねぇか」

オクトロー(シタリ)「それなんじゃが、クラスターが逃がしちまって」

クラスター「必ず見つけます。どうかもう少し時間をください。セラーターさまから褒美も約束されているし、まぁ見ててくださいよ。それでは」

オクトロー「あぁ? 楽しみにしとるぞ。あれまぁ、セラーターのやつ、クラスターに褒美まで用意しておったのか。ハンっ私の立場がないじゃないか」

マスター「セラーターには好きなようにやらせておくさ。俺に従っている限りはな」

 

夜。コーディの家(それにしても鳥居、でかっ)

コーディ父(コーディが見つかればいいんだが…一体どこにいるんだ)

 

朝。鳥居の前をゾード(折神)が戻ってくる

ジェイデン「みんな! ゾードが戻った。コーディが見つかったんだ! 行くぞ!」

ミア「えぇ」

 

コーディ父「待て。ブルゾードを操るため、300年に作られたオリジナルディスクだ。これなら何とかなるかもしれない」

にっこり笑って受け取るジェイデンと見送る父

 

 

クラスター「よーし、いたぞ。ブルゾードをやっと見つけた」

 

ムーガーを引き連れ、通り過ぎたクラスターを山道で見かける 

ケビン「先を越されるとまずい」

マイク「おい! この野郎!」

クラスター「あぁ? お前らか。ブルゾードは俺たちのものだ」

 

ミア「コーディは絶対渡さないんだから」

素面アクション…からの変身

 

クラスター「奴らを足止めしろ! その隙にブルゾードとガキをいただくぞ!」

 

レッド「コーディは渡さない」

ピンク「ジェイデン、行って。こっちは大丈夫だから」

レッド「分かった」

 

クラスター「おぉ、いた」

 

ブルゾードの中

コーディ(言うこと聞いて、お願い)

ブルゾード「…」

コーディ(自由になりたかったんだろ? だけどこのままじゃ、また封印されちゃうよ。きっと今度は永遠にだ)

クラスター「そこまでだ、守護者よ…そこをどけ! ブルゾードはいただくぞ」

コーディ「…」

クラスター「こいつでお前らの世界をぶっ壊してやる」

レッド「させるか! 子供相手に何する気だ」

レッドレンジャーとクラスターのバトル。ブルゾード暴れる

コーディ「まずいよ! また暴れ出しちゃった」

バトル。ブルゾード走る

コーディ「崖に向かってる!」

 

コーディ「そんな…このままじゃ落ちちゃうよ」

 

 

クラスターが倒れたすきにコーディにディスクを渡す

レッド「君のお父さんがこれを。君を信じてるんだ。君を自分を信じろ」

バトル

レッド「シンボルパワーを使え!」

バトルは続く

レッド「ブルゾードを操るんだ!」

 

コーディはディスクを手にブルゾード本体(…かぁ?)にディスクをはめ込み、また”王”の字を書く

コーディ「失敗だ。うまくいかない!」

レッド「あきらめるな! 絶対にできる!」

再び挑戦

コーディ「やっぱりだめだよ!」

レッド「集中しろ!」

スーパーサムライレンジャー(スーパーシンケンレッド)にパワーアップして戦い、クラスターの一の目撃破。

レッド「続けろ、コーディ。やってみろ!」

ついにシンボルパワーを使うことができた

レッド「よし、ブルゾードの暴走が止まったぞ。やったな。君が止めたんだ」

コーディ「みんなでだよ」

レッド「よくやった。ブルディスクを試してみよう」

新しくできたディスクをブラックボックス(インロウマル)にセット。グランドショーグンが投影された! すんごいゴテゴテ

レッド「グランドショーグン!」

グランドショーグン(しゃべった!)「お前は先祖のパワーを呼び出したのだ。我らのパワーをお前に授けるとしよう」

グランドショーグンは消え、コーディは倒れ込む。二の目になったクラスター。

 

クラスター「お前らにブルゾードを渡すくらいなら、いっそ壊してやる!」

 

レッド「さぁコーディ、君は行くんだ。ここは危ない。ナイロックは俺たちに任せろ」

コーディ「分かったよ。信じてくれてありがとう、僕とブルゾードを」

レッド「君はよくやった。お父さんのところに帰るんだ。またな」

レッドが手早く”家”を言う字を書いてるー。こんなのあったっけ。文字を放つと同時にコーディが消えた。

 

レッド「さてブルゾードをメガモードにしてやるか。覚悟しとけよ」

ブルゾードがメガモードに。ロボ戦

 

ショウグンモード、すげー!

レッド「先祖の力を我に!」

 

コーディの家

コーディの父がコーディのスニーカーを直している。

コーディ父「直った。これで新品同様だ」

コーディ「ありがとう」

コーディ父「よくやったな。先祖たちもそう思ってるだろう」

にっこり笑いあう二人

 

ジェイデン「お邪魔ですか」

コーディ「みんな!」

マイク「帰る前に挨拶を、って」コーディとグータッチ

ケビン「君のおかげで新しいゾードが手に入ったんだ」

ミア「もう守護者の役目はおしまいよ」←そうなの?

コーディ「どうして? もっとみんなの役に立ちたい! 作戦だっていろいろ考えてるんだ。まずはね…」

ミア「すごい! でもねコーディ、今回はすごく頑張ったから、少しお休みしましょ」

ジェイデン「その通り。でもまた手伝ってもらうよ。君は仲間だからな」

ハイタッチで終了

 

ロボ戦の部分はばっさばっさと割愛したぞー。2話分をまとめたから、エミリー、マイクはほとんどしゃべってない! 変身後もロボ戦も2回分もあるよ! 祖父と孫じゃなくて、父と子になってるのは、両親が亡くなってるのがまずかったのか…。今回忙しくてあまり日常会話みたいなものがなかった。ちょっと寂しい。次はいよいよ茉子回にあたる回! 英語版を見て話の流れは分かったけど、細かいところが分からなくて見たかったんだよねー。