PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

ディア・ペイシェント第9話

第9回「それぞれの矜持」

陽子(内田有紀)の死は、佐々井記念病院に様々な混乱を生み出した。院長の佐々井(石黒賢)と事務長の高峰(升毅)は経営方針の違いを巡って対立を深めていた。そのような中、同僚医師の金田(浅香航大)がモンスター患者に包丁で刺され重傷を負うという事件が起きる。次から次へと降りかかる院内の問題は、高峰の更迭という結果を招くことに。一方、座間敦司(田中哲司)の行動が気になった千晶(貫地谷しほり)は、座間の家を訪れる。そこには、貧困の中寝たきりの母を介護し、心中をしようとする座間の姿があった。座間の抱えている問題を直視した千晶は、助けになりたいと申し出るが、座間から断られる。

 

原作の感想

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父と万里は母を見舞う。飲み込む力が弱くなり、胃ろうになったという。

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座間の家には訪問医が来て、便秘の薬が強すぎるとか結構強く言われてしまう。強い便秘の薬を使うのは介護する人が楽だからとか言われて、バカにされた気分になり、ドライブに出かけようと泣きながら母に話しかける。

 

病院では金田が患者に刺された。千晶先生がいつも習っているシステマを利用して、なんとか包丁を落とすことが出来た。金田の口の悪さが招いてしまった結果だった。

 

内科は千晶一人になり、外来が夕方までかかり、そこから回診。事務長が言った「浜口先生と金田先生は戦力外」という言葉に院長が怒りを爆発させる。

 

金田を見舞ったときに千晶に言った金田の「24時間医者じゃなきゃいけないのかな」の問いが重い。

 

座間は母親を連れてドライブ。マグロ丼を食べて車椅子に乗った母を崖まで連れて行った。崖から突き落とすことができずに泣いて、母を抱きしめた。

 

佐々井記念病院のことが週刊誌に載り、事務長と院長は対立を深め、事務長が退職すると噂になり始める。

 

万里から母が病院に運ばれたという知らせがあったが、とても抜け出せる状況にない。座間がお土産を手渡そうとするが断ると診察も受けずに帰って行った。落としていったレシートには練炭や包丁などを買っていて、気になるがこちらもまた抜け出せず。

 

母の運ばれた病院に駆け付けた千晶は、万里が介護施設のスタッフを責め立てる様子を見て、我が身を省み、病院を辞めて、診療所を告げると父や万里に告げた。

 

事務長は病院を去った。

 

千晶は一人、座間の家を訪問した。一人で行くなんて怖すぎる!! だけどどうにもできないんだよ…とやるせなさが残る。原作の厚さから10話も話あるの?!と思ってきたけど、来週…金曜日に最終回か。早い。