【#恋ヘタ】ドラマ『#恋がヘタでも生きてます』主演! #高梨臨 インタビューhttps://t.co/vZIcc5ioT5
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年5月15日
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働く女性は共感必至!――高梨 臨、頑張りすぎる“マジメ女子”の悩みと処方箋
2017年5月15日 11時55分
4月6日から放送されているドラマ『恋がヘタでも生きてます』(日本テレビ系)で、仕事は大好きなのに恋愛はヘタなキャリアウーマン・茅ヶ崎美沙を好演している高梨 臨。東京都内の某オフィスで行われている撮影の合間に取材部屋に現れた高梨は、華やかな笑顔と凜とした佇まいで、ドラマさながらデキる女性のオーラ全開! しかしその素顔は、同世代の働く女性にとって共感度100%の迷いや葛藤を抱えた、等身大の魅力にあふれていた。
撮影/平岩 享 取材・文/新田理恵 制作/iD inc.
お芝居では、滑稽なぐらいの「恋ヘタ」感を追求
――美沙は、会社社長を目指すくらい、仕事に猪突猛進するのに、ニューヨーク帰りの新社長・雄島佳介(田中 圭)や部下の柿谷真吾(小関裕太)にアプローチされると戸惑ってばかり。演じるうえで気をつけていることは?
美沙は、恋に関してはホントにヘタなので、滑稽に見えるぐらいヘタな感じを出そうと思って演じていますし、そこが笑えるところでもあると思います。仕事については、プライドが高くて、いい意味でも悪い意味でもすごく頑固で強い部分があるので、わかりやすいくらい強気にやっています。
――ギャップが鮮明で面白いです。
ドラマの後半からは、大好きな仕事が上手くいかなくなったりする展開もあるので、前半のほうは美沙の「仕事に生きてる!」っていうところを強く印象づけられればいいなと思って。セリフもひとつひとつ、トゲがある感じにビシバシ言うように意識しました。
――キャリアウーマンを演じるにあたり、参考にしたものはありますか?
高校のときの友達に、ホントに恋がヘタだけど、バリバリ働いてるキャリアウーマンの子がいるんです(笑)。イメージとしてはその子ですね。
――身近なところにモデルが(笑)。
そうなんです、身近にいたんです(笑)。
仕事とプライベートの両立は「気合い」で解決!?
――高梨さんは美沙と同じ28歳。仕事にもやりがいが生まれてくると同時に、プライベートでも恋愛や結婚など、今後の歩み方に迷いが出てくる年齢かと思います。美沙のように、仕事の優先順位が恋愛よりも断然上という価値観は理解できますか?
理解はできますね。学校を出て、就職して…という方々とは、私の環境はちょっと違うかもしれないのですが、やっと10年ぐらいこのお仕事を続けてきて、だんだん楽しむ余裕が出てきました。やればやるほど面白くなっていく部分もありますし、今回主演をやらせていただいていますが、ひとつひとつの役の責任も大きくなっていくので…。
――面白みや、やりがいが増している?
そうですね。でもその一方で、やっぱり20代後半になると、子どもも欲しいな、結婚したいなっていう思いも、ないわけではありません。同級生でも、仕事をしている子もいれば、子どもを何人も産んでいる子もいますから。
――女優業って人生の経験値が反映されていくお仕事かなと思うのですが、高梨さんのように多忙だと、仕事とプライベートの両方を充実させるのは、かなり難しそう…。
気合いですよね(笑)。とくに恋愛じゃなくても、教室に通って何か学ぼうとするのだって、心の持ちようだったりするのかなって思うんです。時間がないときはホントに全然ないですけど、プライベートで「今日は友達とご飯を食べに行きたい!」っていうときは、多少睡眠時間が短くなっても外に出るようにします。そういう気持ちが大事かな、と思います。
――仕事が生きがいになると、オッサンのようになっていく女性が自分も含めて世の中に多いと思うのですが…。
あ、恋ヘタ女子だ…(笑)。
――(笑)。美沙ってテンパりながらも、いつでもキレイにしている。そのあたりは、ドラマを観ながら感心してしまいます。
キャリアウーマンなので、身なりはいつも気にしてると思うんです。ドラマの前半はピシッとした格好をしてる美沙が、恋をしていくと、だんだんピンクや黄色のフェミニンな服を着るようになっていきます。そういうファッションの変化にも、注目していただければ嬉しいです。
ひとりで飲んで歌ったり…? 美人女優の意外な素顔
――美沙は悩みがあっても、人に相談できずに抱え込んでしまうタイプです。高梨さんはどうですか?
仕事の悩みやストレスは人に言わないですね、私も。
――それも、気合いで頑張っちゃうのでしょうか?
美沙みたいにお酒を飲んで、人知れず泣くか…。お酒が好きなので、ひとりでも家で飲みます。家で音楽を流して、飲みながら歌ったり(笑)。
――楽しいお酒ですね! 今、一番よく飲まれているお酒は?
日本酒も好きですし、焼酎でも、ワインでも、気分に合わせて何でも飲みますね。家でよく飲むのは、麦のソーダ割りです。
――すっきり系ですね。おつまみも作ったり?
基本お酒のみ、です(笑)。
――では、イヤなことがあってもお酒を飲んで忘れてしまう?
答えが出るものだったら考えたりもしますけど、悩んでも仕方ないことは、あんまり人には相談しないですね。人と会っても、全然違うくだらない話をして忘れたいタイプ。あと、ランニングも趣味で、走るとすっきりします。
――そうなんですね。
ドラマでもこれから、気持ちが「わー!」ってなったときにランニングしたり、お酒を飲むシーンが出てくるのですが、そういうところも美沙に近いと思います。
――最近、新しくハマっているものはありますか?
新しいものはとくにないですけど、変わらず将棋もお酒も好きですし、ランニングも継続しています。あと、ゲームも好きで、ケータイのゲームをよくやりますね。
「もっと頑張らなきゃ」自分を追い詰めたことも…
――あと2年で30歳を迎えます。残りの20代をどう過ごしたいですか?
将来、自分がどうしたいのか? ということも考えるんですけど、実際、自分の中に答えが全然出ていなくて…。女優としては、毎回仕事をしてみて思うことも違いますし、目の前のことでいっぱいになっちゃっているという感じです。今だったら、このドラマをどうやってもっと良い作品にするのか、良いカンパニーにするのかっていうことで、いっぱいいっぱい…。
――先のことを見つめるのって、なかなか難しいですね。
そうですね。もっと先を見据えて行動できるようになりたいんですけど。自分で自分を追い詰めてるなという部分があるので、もっといろんな発見をしたいというか…。まだまだと思うことのほうが圧倒的に多いので、将来のことを考えつつも、ひとつひとつの課題にもっと真摯に取り組んでいきたいなって思っています。
――「自分で自分を追い詰めてる」というのは、具体的にどういうことですか?
自分のことを、根本的にすごくマジメな人間だと思っているんです。もっとできる、もっとやらなきゃって考えてしまうところがあって、自分の中に閉じこもってしまう。「頑張ってるのに、なんだか頑張れてない気がする」っていう感覚が常にある。でも、そうやっていると自分を追い込むだけだなって、だんだん思うようになってきました。
――ひとりで気負いすぎてしまうんですね。
「自分が頑張らなきゃ」って考えていた部分があったのですが、今回のカンパニーはすごく仲が良くて。スタッフさんたちと飲みに行ったり、ご飯を食べに行ったりしてお話しているうちに、「もっとまわりを見て動けば、楽にいられるな」って思えるようになったんです。
――もっとまわりに委ねてもいい、と?
スタッフさんみんなが、このドラマを愛してくれて、盛り上げようとしてくれている。その愛情に甘えながらも、自分ができることを前向きにやっていけたらいいなと思っています。
――お仕事をするうえで、ブレないようにしている基準やポリシーはありますか?
どんな仕事でも、私は「人」とお仕事するという気持ちで取り組んでいます。もちろん、作品や役柄も大事なんですけど、それよりも、誰が作って、どんなスタッフやキャストと一緒に働けるのかということが、私の中ではすごく大きくて。
――なるほど。
今回の現場は「はじめまして」の方が多いのですが、またこのメンバーでお仕事できるように、呼んでもらえるように頑張ろうって思います。
――キャリアを重ねるにつれて、仕事に向き合う気持ちが楽になってきた感じでしょうか?
楽になった部分もありますけど、今回は4年ぶりに連ドラの主演をやらせていただいたので、今でもすごくプレッシャーは感じています。クランクイン前日とか、まだまだ眠れないですから。いまだに全然ダメなんですよね、神経質で(苦笑)。
――美沙と通じる部分が多いですね。
そうですね。だから台本を読んだときも、何の違和感もなく入っていけました。美沙に対しては運命的なものを感じています。
出会いや恋愛って、すごく人を変えてしまうもの
――30代に向けて、お仕事に関して目指すものをうかがってきましたが、今度は女性としての目標を教えてください。
私、生活力がなさすぎるので…。
――充実した私生活を送ってらっしゃる印象ですが…。
いえいえ、極力、何もしたくないんですよ。
――仮に、切れそうな電球があったらどうします?
3カ月くらい、切れっぱなしのことがありました(笑)。
――それはけっこう放っておきましたね!
2個あるから、1個ついてればいいや! みたいな。もう、ホントにきちんとしよう! って思い始めて2年目ぐらいなんですけど(笑)。去年ちょっと改善して、今年はさらに改善したいなと思っています。もっと要領よく、家事とかをこなせるようになりたいですね。
――ドラマも中盤ですが、美沙の恋の行方が楽しみです。
佳介に出会ったことで学んだ部分が、これからの美沙にはいろいろ出てきます。大事なのは、ホントに「出会い」だと思いますね。出会いや恋愛って、良い意味でも、悪い意味でも、すごく人間を変えてしまうものだと思います。
――高梨さんのお話をうかがっていると、恋愛に限らず、いろんな人に出会うことを大切にしてらっしゃるのがわかります。
いろいろな出会いが私を成長させてくれます。
高梨 臨(たかなし・りん)
1988年12月17日生まれ。千葉県出身。A型。2008年、『GOTH』に主演し映画デビュー。2012年、イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督の『ライク・サムワン・イン・ラブ』に主演、注目を集める。その他の出演作は、映画『すべては君に逢えたから』、『KILLERS/キラーズ』、『わたしのハワイの歩きかた』、『種まく旅人~夢のつぎ木~』の他に、NHK連続テレビ小説『花子とアン』、『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)、『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)、Huluオリジナルドラマ『代償』など。2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』にふき役で出演予定。
出演作品
ドラマ『恋がヘタでも生きてます』