PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

代償 第1話&第2話

うっ…原作読んでたけど、エグイ(-_-;)

原作のネタバレしつつの感想です。

「少女」映画化のときに原作をなぞってるだけじゃなく、原作の話を再構築して作ったみたいなことを吾郎さんと監督さんの対談か何かで読んだんだけど、この「代償」もそんな感じ。

原作こんな感じだったっけ?と冒頭から思う。しょっぱなから圭輔と真琴のキスシーンもあるしさぁ! そして1話の終わりもキスシーンで終わってるし。原作だと圭輔25歳、真琴27歳で同じ弁護士事務所で働いてるけど、圭輔の憧れの女性という感じなので、真琴が圭輔を気にかけてる描写はあったけど、最後の方で今度デートしようくらいの間柄なんです。

だから、原作だとこの事件も真琴はそんなに深く関わってるわけでもないし、確か達也にも最後まで会ったことなかったんじゃないのかな(裁判所とかでは会ってるけど、直接しゃべったことはないと思う)。

圭輔と真琴は婚約者ということだけど、「圭輔」「真琴さん」と呼び合っているので、年上設定はそのまま? それと、原作だともっと小さな弁護士事務所だったけど、割と人もいた。それと、海老沢弁護士! 原作は落ち着いた大人の男性って感じだったのに、ドラマでは圭輔の足を引っ張る(?)感じにされてた。

それにしても暴力描写がエグイ。はっきり言って見返したくない(^^; 大人になってからの人間関係は原作とは結構違ってきてるんだけど、子供時代はほぼそのままといってもいいくらい。圭輔の両親が妙に棒読みだなーと思ってたら、圭輔のお母さんって脱ぎ要員だったわけねーとか。

圭輔と達也の子供時代が雰囲気つかんでるなぁ~。特に達也役の子、よくあんな役やったよなー! 地上波じゃ子供の喫煙シーンなんて絶対無理でしょ! ま、他にも地上波じゃ絶対流せないシーンのオンパレードだったけど。

元々こういう原作だったとはいえ、見続けるの結構きついかも。原作だと、白石真琴弁護士はこの事件にはほとんどかかわってないし、何より圭輔の恋人ではなく単なる同僚だけど、ドラマだと達也の毒牙にかかりそうで怖いよー!!

映像は映画みたいな感じ、あとホラーっぽい感じもある。こういう原作にチャレンジできるHuluすごいけど、ホントは好きなジャンルじゃないよー。

不機嫌な果実」に続いて大人っぽい女性の役は臨ちゃんには合ってると思います。大人の女性とはいえ、まっすぐに育って正義感も強くて影のない真琴さんが人間のドロドロした裏側を知っていくんだねー。来週も覚悟を持って見ます。