Forest For the Trees(第十幕 大天空合体)
シバハウス
ジイ「なくなっていたディスク三枚が戻った。新たなパワーが使えるぞ」
大天空=バトルウィングの説明。
タイガーゾードはジェイデンが、ソードフィッシュはケビン、ビートルディスクは、ミアが使うことに(ジイ曰くシンボルパワーを一番使いこなせているから)。…このパワーレンジャーって実力差ないんだよね? こういうところが矛盾してしまう。戸惑うミア、悔しいマイク、それを見ているエミリー。
オープニング
庭でひとり稽古するマイク
シバハウスでは、キッチンに置いてる大きな寿司桶からみんなそれぞれ好きなネタを取り分けてランチ?
ケビン「なぁ、マイクどうしたんだ? 珍しく真面目にやってるけど」
エミリー「最近はシンボルパワーの修行だってすごく頑張ってるわよ。あのディスクが欲しかったんだと思う」
ミア「そうよね。なんだか悪いなって思ってるけど」
ジイ「何を言ってる。誰よりもしっかりやっていたからミアを選んだんだ。マイクにはまだ必死さが足りない」
エミリー「変わろうとしているわ」
ジイ「そうだな。マイクは素質はある。だが、今のままではこれ以上伸びない」
まだ庭で稽古するマイク。疲れて庭に寝転がり、ディスクを使うジェイデン、ケビンを思い浮かべる。
マイク「何で俺じゃないんだ。もっと修行頑張らなきゃ」
スキマセンサーが鳴る
ナイロックのせいで街に絶望の雨が降る。シンケンのオカクラゲは暗いというかダンディな声だったけど、こっちはギャグちっく。
ビートルディスクを装着しようとしたミアが攻撃を受け、ディスクが飛ばされる。それをマイクが受け取ると、フォレストスピアに装着しようとするが失敗。ナイロックにも逃げられてしまう。
ジイ「マイク、お前にはがっかりだ。ひとりが勝手な真似をすればチーム全体が危なくなるんだぞ。最近、やっと私の指導をよく聞き、チームのために頑張っていると思ったのに、まさかこんなことになるとは。全員やられるところだった。このままならサムライザーは返してもらう」
マイク「それってクビってこと?」
ジイ「こんなことは言いたくないが、お前にはサムライになる心構えが欠けている」
マイク「説教はたくさんだ。やることはやってる。そうじゃなきゃこんなことが…」
マイクが『蔓』のモヂカラで、鉢植えの植物を伸ばし、ジイの持っている竹の棒をぐるぐる巻きにして動けなくする。それにしても『蔓』の書き順がめちゃくちゃだ。
ジイ「やめるんだ」
ミア「マイク、やめなさい」
ジェイデン「もう充分だろ」
ジイが無理に棒を引っ張り、鉢植えを落として壊してしまう。
マイク「みんな分かってないんだ。出て行く」
マイクはサムライザーを置いて出て行ってしまう。
エミリー「メンター、大丈夫?」
ジイ「大丈夫だ」
シバハウスの縁側
ケビン「何であんな子供みたいな真似するんだ」
ミア「でもメンターだって悪いと思うわ」
ケビン「そんなことないだろ。ちゃんと理由があって怒ったんだ」
エミリー「そうね、マイクはミスをした。でもチームから外すのはやり過ぎよ」
ケビン「それはそうだけど…最高のメンバーで臨まないと」
ミア「でもマイクはもうビートルディスクなら使えるシンボルパワーは持ってるわ」
エミリー「なのに何でメンターはミアを選んだの?」
ミア「メンターの選択が一番いいとは限らない」
チームチームと日本より言ってる気もするけど、メンターが悪いと言えちゃうのは、アメリカだなーと思う(イメージ)。
ジェイデン「最近マイクに厳し過ぎる」
ジイ「私には彼を真のサムライにする責任があるからな」
ジェイデン「それでもやり方を間違えれば上手くはいかない。そう教わった」
ジイ「そうだな。マイクも教えを聞いてくれれば」
ジェイデン「マイクと俺とは違うよ。同じ人間はいないし、それぞれのシンボルパワーも違う。ジイもマイクも目指すところは同じ。真の力を引き出すことだ。そのための方法が違うだけでね」
ジイ「そうかもしれんな。強い風は火を燃え上がらせるが、木を倒してしまうものだ。成長したな、レッドレンジャー」
ジェイデン「それは師匠がいいからさ」
ゲームセンターで遊ぶマイク。ジイの言葉を思い出す。
マイク「俺は役立たずなんだ。甘かったんだよ」
同じくゲームセンターで修行と称して遊んでるバルクとスパイク。ダンスダンスレボリューションだっけ? 懐かしいねー。すごく流行ったような気がする。
マイク「サムライザーを取り上げるなんて本気じゃないさ」
ゲームセンターを出て行くために通りすがりにたまたまつぶやいた一言をスパイクが聞いていた。
スパイク「サムライザー?」
ゲームセンターの外にはジイがバイクで迎えに来ていて、マイクにヘルメットを投げてきた。
スパイク「ホントだよ、本物のサムライレンジャーだ」
二人も急いでマイクの後を追いかけるが、バルクは見てないのでハナから信じておらず、マイク達は既にバイクでいなくなっていた。
マイク「バイクに乗ってるなんて思わなかったよ。馬とか昔っぽいのじゃないんだね」
ジイ「走り終わったらこいつをピカピカにするんだぞ」
マイク「やだよ」
六門船
オクトローやダユウにウザがられるナイロック。
ひとり森の中のデッカー
デッカー「待ってろ、ウラマサ。奴を見つけた。後は時と場所を選ぶだけだ。歴史に残る戦いが待っている」
森に来たマイクとジイ
マイク「どこ行くのさ。叱るために連れてきたわけじゃないだろ」
ジイ「その通り。お前のシンボルパワーについて話すために来たのだ」
マイク「なるほど。森には木がある。納得」
ジイ「もっとよく考えろ。パワーの源が森だということには深い意味がある。その意味を理解すれば己のパワーについてもよく分かるはずだ。そうなればお前のシンボルパワーは格段にパワーアップするだろう。己の内面を見ろ。そして自分にとって森が持つ意味を考えろ」
木を見上げるマイク←すごくすごーく大きい木
ジイ「さぁ」サムライザーを手渡すジイ
マイク「いいの?」
ジイ「うん」
マイク「ありがとう」
ジイ「きちんと教えなかった私が悪いのだ。話を聞けと言ってきたが、私もお前に何が分からんのかを聞かなかった」
マイク「それはメンターのせいじゃない。俺が悪かったんだ」
グーを差し出すマイクに握手するジイにグータッチを教えるマイク
ジェイデンから呼び出され、ナイロックの元へ向かうマイク
マイク「森が持つ意味…森は昔からあり強くてワイルドだ。森では生命が芽吹き、再生する。自由な世界だ。俺の中に森の力が満ちてくるのを感じるぜ」ってことでマイク頑張ります。一の目撃破。
ミアはビートルディスクをマイクに渡す。
ミア「マイク、使って」
マイク「いいの?」
ミア「さっき見たシンボルパワーなら私よりすごいもの」
マイク「ミア」
ジェイデン「そうだな、よしやるぞ」
ミア「ほら」
マイク「ありがとう、君ってサイコーだよ。期待してて」
サムライバトルウィングはコクピット内もちょっと違うのかなぁ?
ミアとエミリーで「ガールズパワー!」
そして二の目も撃破。
シバハウス
ジイ「どうしたんだ?」
マイク「教えてもらってる感謝をこめて」
鉢植えを差し出す
ジイ「頂こう…あ、違うか。サンキュー」
またマイクが『蔓』のモヂカラで鉢植えの葉を手の形にしてジイとグータッチをして終わり。
日本よりモヂカラがよく出てくる気がする。日本だと顔に落書きだったんだけど、それはまずかったのかな。