PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第6話 消えた花嫁

There Go the Brides(第八幕 花嫁神隠)

 

いつものオープニングナレーション。

 

 

教会で結婚式を挙げているジェイデンとミア。それを見守るジイが涙を拭う。

マイク「なぁ見ろ。メンターがボロ泣きだぜ」泣いてるケビンにどん引き

ケビン「アレルギーなんだよ。花粉症だ」←胸に刺してる花で涙…無理矢理だなぁ

エミリー「うわぁ今日のミアとってもきれい」

マイク「勘弁してよ」

牧師さんの話は続く

マイク「俺マジで倒れそう」

 

そこにムーガー(ナナシ)が! だが、連れ去られたのは別の教会で結婚式を挙げていた花嫁だった。作戦は失敗に終わる。

 

公園?で瞑想中のバルクとスパイク。その目の前をムーガーと花嫁が通り過ぎる。こうしてちょっとだけ関わってるんだね。

 

で、人物紹介的オープニングがあって…

 

シバハウス

ジイ「5人の花嫁が誘拐された」

あーあの水面みたいな木の机! シンケンで言うと黒子が広げる地図みたいなものだけど、かっこいいんだよねぇ。

 

 

マイク「ねぇこれそれぞれ結ぶと星の形になるよ」

ケビン「本当だ。こういうの勉強してたのか?」←シンケンだと星の形になると言ったのは流ノ介

マイク「あぁ、まぁね。刑事ドラマ」ケビンは呆れ顔

ジェイデン「このままじゃダメだ。これ以上花嫁が攫われる前に手を打たないと」

ミア「花嫁たちの気持ちを考えるとやりきれないわ。だって人生で一番幸せな日だったはずなのに」

エミリー「彼女たち、三途の川に連れて行かれたのかしら?」

ジイ「イヤ、生きてる人間は長くいられない。隙間を抜けてどこか別の場所にいるはずだ」

ミア「どこにいるにせよ囮作戦がうまくいってれば助けだせることができたのに」

ジェイデン「もう一度やろう」←ミアの顔を見ながら言ってます。これが殿茉子なら萌えたのになぁ!

ケビン「でもどうやっておびき寄せるんだよ」

ジイ「このあたりであげられる結婚式のリストだ」

エミリー「こんなにたくさん? どうすればいいの」

ジェイデン「こういうのは?」

ジイが頷く

 

さびれた神社のような建物に先程攫われた花嫁とダユウ。

ダユウ「あーら、ずいぶんかわいいこと。あんたのためにおっきなこと計画してるからね」

花嫁「今日は私の結婚式なのに」

ダユウ「そうやっていつまでも泣いていればいい。それはこっちの狙いなんだから。(ムーガー達に)他の子と一緒にしといて!」

ムーガーに起こされる花嫁

ダユウ「その涙が三途の川を溢れさせ地球を覆い尽くすんだ」

大きな繭の中に入れられる花嫁

ダユウ「あんた達の泣き声はまるで音楽みたいだねー」

他にも泣いている花嫁たち

ダユウ「あんた達が泣けば三途の川がいっぱいになるだけじゃなく私のドレスも出来上がるの」

白いウェディングドレスってのがアメリカだねー。

 

オクトロー「ありゃまぁ花嫁たちをどん底に突き落として連れてきたくせにダユウ本人は花嫁に憧れているようだな」

マスターザンドレッド「ダユウの心は病んでいる。俺の頭と同じだ。もっと薬をよこせ」

オクトロー「花嫁の涙で三途の川を満たすというのは結構な考えですけどね。でも何でドレスを…昔のあのことのせいだろうか」

マスターザンドレッド「とにかく川を溢れさせてくれりゃあいつが何をしようと構わないだろう」

オクトロー「マスターまであいつに甘いんだから。そう言えば先日隙間を覗いていたら向こう側にあの男が」

マスターザンドレッド「あの男?」

オクトロー「デッカーです」

マスターザンドレッド「呪われた戦士か」

 

月夜

デッカー「あぁ裏正。我が刀よ。新たな輝きを取り戻したか。我らの目的はただ一つ。今回目覚めたのも戦いがいのある敵がいるからだ。サムライレンジャー共の中に」

 

夜のシバハウス

リストを見せられたミア

ミア「結婚式、これ以外は全部キャンセル?」

ジイ「そうだ。ジェイデンが花嫁誘拐の件で警告した」

ジェイデン「残ったのが一つなら襲ってくるのもそこだけだ」

ミア「今度こそしっかり囮になるから」

マイク「なんか嬉しそうだね。またドレス着られるからだろう?」

エミリー「マイク、ウェディングドレスは女の子の憧れよ。ミアもすっごく憧れてる」

ミア「そうねー、シンデレラとか大好き」

マイクもジェイデンも微妙な表情なのはなんでだー!

ミア「分かってる。花嫁たちが捕まっている場所が分かったらその座標を送る」

ジェイデン「そして助け出すんだ」

4人頷く

 

さびれた神社

ダユウ「昔、私もこういうドレス着たの。でもその幸せは引き裂かれた。同じ苦しみを奴らにも味あわせてやる!」

ちょっと引いてるムーガー達

ダユウ「なにそこで突っ立ってるの! 次の花嫁をかっさらっておいで!…フン、なんて素敵なドレス。あの子たちの涙で紡がれ、その涙は三途の川をも溢れさせる」

 

今度は既に新郎新婦の準備が出来ていたガーデンウェディングの会場でジェイデンとミアが交代して新郎新婦になりきる。

ミア「すぐに現れればいいけど」

ジェイデン「来るさ。捕まえてやる」

そこへムーガー達がやってきてミアをさらっていく。

 

ダユウの元へ

ダユウ「よくやったね、ムーガー達。いらっしゃい」

ミア「(モノローグ)ダユウだわ。ザンドレッドの手下のひとり。確か資料に書いてあった」

ダユウ「さぁてどう歓迎してあげるのが一番かしら? ピンクサムライレンジャー!」

連絡しようとしたミアからショドウフォンを取り上げる

ダユウ「あーら、こんなおもちゃがお土産かしら。私のこと騙せるとでも思った? あんた達の動きなんてぜーんぶお見通し。本物の花嫁もちゃーんと攫って来た」

ミア「そんな、どうして?」

ダユウ「さーあ、あんた達の計画通り仲間に連絡すればいい。花嫁たちを見つけた。波止場の近くの32番倉庫に来るようにって言うんだ」

ミア「イヤよ、あなたに協力なんて絶対しないわ」

ダユウ「あーら、そんなこと言うの? 協力しないっていうならあの花嫁たちがもっと泣くことになるけど」

 

先程の結婚式場でジェイデンが連絡を受ける

ジェイデン「大丈夫か?」

ミア「えぇ、花嫁たちといる。場所はショウワタウンの波止場近く。32番倉庫よ。ジェイデン、急いでね」

ジェイデン「分かった、すぐ行く」

ダユウ「いい子だね、フフフ…」

 

ミア以外の変身後の4人が倉庫へ向かい、大爆発!

 

ダユウ「やったぁ、フフフ…サムライレンジャーなんか私の相手じゃなかった。あぁ、こんなに気分がいいのは久しぶり。このドレスを見て。人間共の砕かれた希望や夢の象徴。あぁ結婚パーティーが出来たらよかったのにねぇ。花嫁たちの涙が三途の川を溢れさせ、かわいそうなあんた達の世界を覆いつくすんだよ。さぁ、あんたもおしまいだね。さぁムーガー達やっておしまい!」

そこに獅子折神がダユウを攻撃する。

ダユウ「どういうこと? 何であんた達が。どうやって倉庫から逃げたの?」

ジェイデン達が入ってくる

ミア「今度はあなたが泣く番ね。誘拐されたサムライレンジャーは私だけじゃないのよ」

繭を割って出てきたのはウエディングドレス姿のエミリー!

ダユウ「そんな」

エミリー「サムライレンジャーが2人いた方がもっといいって思わない?」

ダユウ「どういうことだ」

エミリー「すごく簡単な話よ。ミアが本物の花嫁さんを守るために入れ替わった後、さらなる安全策を講じたってわけ。だから本物の花嫁さんをさらったって思ったでしょうけど、残念ながらそっちも偽物だったってこと」

 

回想・繭の中

エミリー「ジェイデン、花嫁さんを見つけた」

 

ダユウ「だけど倉庫は誰が行ったの?」

ジェイデン「身代わりさ」

 

『倍』のモヂカラで身代わり…何で『倍』?

 

逃げていく花嫁

エミリー「あなたのドレス完成しなかったわね」←エミリーの方がおいしくないか? 

 

この回の名乗りは、ダユウを取り囲むようにミアは木の上とかマイクは階段に座りながらとか面白いんだよねぇ。そして青桃共闘。ってこれはシンケンが花嫁つながりでこの2人だったんだけどね。

 

ダユウへの攻撃をデッカーが止める

デッカー「レッドレンジャーよ、我が刀・裏正と勝負してみろ」

ミア「どういうこと?」

ダユウ「デッカー、私を助けるの?」

デッカー「そうではない」

ダユウ「じゃ何で?」

デッカー「レッドレンジャー、近々戦うことになる。それまでさらばだ。来い」とダユウを連れ、いなくなる

マイク「逃げるのか?」

ミア「待ちなさいよ」

デッカー「ジャイアントムーガーよ」←大ナナシだっけ

 

ロボ戦。大ナナシを倒す←いつもながらここの描写は簡素ー^^;

 

ケーキ屋。バルクとスパイクが悩んでいる。

 

ジェイデン達は街を歩いている。

マイク「エミリー、花嫁姿かわいかったよ」

エミリー「ありがと。自分でも思ってた」

エミリー「ねぇミア大丈夫?」

ミア「えぇ多分ね」

エミリー「何よ、あなた達のおかげで花嫁さんたち助かって幸せになったんじゃないの」

ミア「ダユウは酷い奴よ。でも彼女の怒りの元には何か過去の悲しい出来事がありそうで…だってあんなにウェディングドレスにこだわってた。それと私が本物の花嫁になれる日も来るのかなって」

エミリー「なれるわよ、絶対に。保障するわ。ねぇあのお店。カップケーキでも食べて気分転換しよ」

 

ジェイデン「(モノローグ)ダユウを守ったのは何者だ?」

 

エミリー「どうしたの? 勝利を手に入れたんだから。サムライレンジャー、カップケーキを我らによ」

ミア「早くー」

ジェイデン「そうだな、ウェディングケーキじゃないよな」

 

お店に入ろうとしたジェイデン、エミリーの前に立ちふさがるのはケーキを山ほど買ったバルクとスパイク。避けようとして同じ方向に…というのを何回か繰り返し。どっちもどっちの存在も知らないもんね。

 

 

今までの回を見て思ったけど、ケビンの影が薄いよ。やっぱり流ノ介ってすごい絶妙なバランスの役で誰でもできる役じゃなかったんだなぁ…あれをあのままアメリカに持って行ってもダメだとは思うけど、でも、前にナイロックに『退屈な男』と言われてたけど、流ノ介のきっちりした真面目な部分しか受け継いでないからそう言われても仕方ないような。

 

反面、エミリーはミアやジェイデンを励ましたり、しっかり者だなぁ。エミリーがあの作戦の説明をするとはね。