PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第4話 戦士に必要なもの

Sticks and Stones(第六幕 悪口王)

 

今回は外で剣術の稽古。ケビンとミア、マイクとエミリーという組み合わせ。エミリーに打ち負かされるマイク。

 

ジイ「エミリーは普段おっとりしているが、剣を手にすると人が変わる」←おっとり、かなぁ。結構快活な子に見えるけどね。

ジェイデン「マイクにはいい先生だ」

 

 

マイクを心配するエミリーと逃げてシバハウスに入っていくマイク。マイクが部屋で腰をさすっていると、エミリーが冷凍マメを差し出し、これで冷やせという。嫌がって逃げるマイクと追いかけるエミリー。つまずいて転んで、マメをぶちまける。エミリーの顔にはマメがいっぱいくっついている。

 

ミア「エミリー、大丈夫?」

エミリー「こぼしちゃった…。迷惑かけてばっかり」

ミア「そんなことない。親切でやったんだから」

マイク「悪かった」

エミリー「いいの。私が悪いの。ホント、ドジ過ぎ。いつもこうなのよね。ごめんなさい、片付けるね」

 

これまでの回が元気いっぱいのエミリーだったのに、急にことはっぽい要素が入ってきたなぁ。エミリーはそんなことで落ち込むキャラには見えない。

 

オープニングを挟んで、六門船にズボシメシ(=ネガトロン)がやってくる。毒舌で泣かせるという設定。

 

キッチンでうがいをしているエミリーのところにマイクが来る

マイク「大丈夫?」

急に声をかけられたことにびっくりして水をマイクに吐いてしまうエミリー。

エミリー「ごめん、私っていつもこう。(片づけを手伝おうとする)やるわ、私がこぼしちゃったわけだし」

マイク「何でもかんでも謝る必要はない。みんなで片づけた。それに悪気はないんだろ」

エミリー「何かするといつも失敗…。ミアみたいになりたい。キレイだし、落ち着いてるし、頭もいいし、料理もできる」

マイク「まぁ料理に関しては微妙だけどね」

エミリー「私なんてちゃんとしようと思ってるのに、いつも大失敗しちゃう。まともにできたことない。サイテーよ」

マイク「エミリー。冗談抜きでさ、自分のことそんな風に言うなよ。もっと楽に行こうぜ」

笑顔を見せるエミリー。

 

工事現場でサンドイッチを食べ終え、作業に戻ろうとする作業員に隙間から出てきたネガトロンが攻撃する。

「おい、まるで生ごみ処理機だな。サンドイッチ、豚みたいにフゴフゴ食いやがってさ」

で作業員ぶっ飛ぶ。食べた方が汚いってこと?

 

郵便局員に声をかける。

「おい、ヘタレの郵便配達。切手にまでなめられてないか? なんたって犬だけじゃなく猫まで怖いなんてお前くらいだもんな」

 

トイレで化粧直しをする女性に声をかける。

「はっはっはっ、素敵なメイクだ。ピエロみたいだぞ」走って逃げる女性(普通に美人の女の人です)。

 

 

そこに頭にハチマキ、上がシャツ、下が袴、足元は下駄という格好のバルクとスパイクが登場し、ネガトロンに遭遇。

「サムライ志願者か? 冗談もほどほどにな」でぶっ飛ぶ。その前に、袴の下にパンツなんてはかないんじゃないの?なんて会話してるから何のことかと思ったら、ブッ飛ばされて、「お前パンツはいてるんだろうな?」と2人して派手なトランクスをはいてた、というネタふりだったのか。

 

オープンカフェでランチしてる女性3人組

「お昼を食べながら噂話の時間か? ペラペラうるさい。どうせ嘘ばっかだろ」

 

車の運転をするおじいさんのフロントガラスにネガトロンがはりつく

「おい、迷惑だろ。ロクに前も見えてないだろ」

車から飛び出してゴミに突っ込むおじいさん

「車の止め方知ってるか? 教えてやるよ。駐禁は取らないでおいてやろう。さっさと失せろ。老眼じじい」

 

悪口じゃなく毒舌…ふーん、なるほど。

 

そこにジェイデン達が駆け付ける。

 

(マイクに向かって)「お前のこと知ってるぞ。10歳まで補助付き自転車に乗っていただろう」

(ケビンへ)「お前って退屈すぎる」

(ミアへ)「お前はなぁ、料理下手」←おぉ!ストレートに言ってるな

(ジェイデン)「お前、とんでもない嘘つき野郎じゃないか。秘密を持ってるなんて」

(エミリー)「ドジっ子。不器用娘。のろま。大ボケ。弱虫。じゃこれでどうだ。みんな迷惑がってるぞ」

エミリーだけ攻撃が効かず、ナイロックは一時退散。

 

シバハウスに戻ってきた5人

ジイ「今度のナイロックは卑劣だ。人の気持ちを傷つける。そして心の傷を肉体の傷に変えるのだ」

ミア「今回は不意を突かれたけど、次は大丈夫」

マイク「あのさ、補助輪使ってたけどなくても平気だった」

ミア「ねぇ私料理うまいよね?」

一同一瞬無言になる

ジェイデン「あぁ」

エミリー「そうね」

ケビン「僕って退屈かな?」

ジェイデン「君は自分に厳しく礼儀正しい。サムライとしては最高だ」

ケビン「だよな、やっぱりそうなんだよ」

マイク「エミリーだけは平気だったよね。あいつ、傷つくポイント知ってた。どうしてなのかな?」

ジイ「エミリーには特別の力があるのかも」

エミリー「そんなんじゃないわ。私小さい頃からバカにされてきたから。悲しかったけど、お姉ちゃんにいじわる言われてもなんでもない顔してなさいって言われたの。全然平気って。だからナイロックが何を言っても私には何でもないことなの」

マイク「じゃあ何でいつも自分のこと悪く言う? 意味ないだろ。それともまさかホントに自信ないの?」

エミリー「違うわ。でも…」

ケビン「マイク…」

マイク「あ…」

エミリー「ごめんなさい…私…」部屋を飛び出していく

ミア「マイク! ナイロックじゃなくてあなたが傷つけてどうするの?」

マイク「参ったな」

 

バルクとスパイクの特訓してる小屋? ケガをしている2人。竹刀を持って小屋から飛び出していく。

 

六門船。「お前、胡散臭いんだよ」とダユウにも毒を吐くネガトロン。再び、六門船を出て行く。

 

庭で竹笛を吹いているエミリー

マイク「エミリー、あのさ、さっきちょっと言い過ぎた。ひどいよな。悪かったよ」

エミリー「さっきの当たってた。私いっつも泣いてばかりだった。学校で何やってもドジばっかりでいじめられてたから」

 

回想

エミリーの姉は「セリナ」というらしいです。すごく年が離れて見える。

 

 

エミリー「泣くたび、お姉ちゃんが笛を吹いてくれた。その音を聞くと嫌なことを忘れさせてくれたわ。でも病気になっちゃって、私が代わりにサムライレンジャーになると決まったとき、お姉ちゃんだけが泣いた」

 

セリナ「ごめんね、私のせいで危ない任務に就かされて。そう考えるだけで辛いわ」

 

エミリー「そのとき思ったの。泣いちゃいけないって。お姉ちゃんのために強くならなきゃって。でも私、お姉ちゃんの代わりになれる自信が全然なくて。自分が変わらなきゃいけないってことはよく分かってるんだけど。ごめんね」

マイク「エミリー、謝るなよ。君は何も悪くない。俺が悪かった。ジェイデンより強くなりたいよ。君にも負けて、君が自信がなきゃ、俺なんてどうなる。君に当たるなんてサイテーだ」

ショドウフォンが鳴る

エミリー「あなたっていつも自分らしい。それってすごいわ。剣の腕も絶対上がるってば」

マイク「そっか」笑顔を見せる

 

たくさん買い物をした女性2人が車に荷物を積み込んでいる。

「どうせお前達みたいなのは店ごと買い取っても満足しないんだろ」

 

ジェイデン達が駆け付け、変身。

 

(ジェイデンに向かって)「お前の秘密を知ってるぞ。ここでバラしてやろうか?」

ミア「サムライを見くびらないで! あなたの言葉なんてもう聞かないから」

ケビン「そうだ、覚悟しておけ。何を言われたって平気だぞ」

(ケビンに)「メンター(ジイ)のペットが」ブッ飛ばされるケビン

 

ナナシ連中(ムーガー)と戦うジェイデン達と再び攻撃を受けるエミリー。

 

エミリー「さあやっつけてやるわよ」

ネガトロン「偽物。不器用。泣き虫」

エミリー「棒や石では私の骨を折れるでしょうけど、悪口なんかじゃ傷つかないわ。その口閉じなさい」

ネガトロン「絶対傷つく言葉があるはずだ。そいつを必ず見つけてやる。負け犬」

エミリー「だから無駄だってば」

ネガトロン「バカだな、どうせ姉貴には勝てっこないのに」

エミリー「…」

ネガトロン「ようし、効いたか」

 

助けに来たマイクに対して「豆野郎」って…ちょっと面白い。

「ファイブディスクビートルキャノン!」一の目撃破。

 

ロボ戦。駆け付けたバルクとスパイクが遠くで見守る。

 

二の目を撃破するが、エミリーは倒れる。

 

エミリーをおんぶして歩くマイク。

ミア「平気そうにしてたけど、あのナイロックの言葉が堪えたのね」

ジェイデン「よく耐えたよ。みんな言われたくないことはあるのに」ミアがジェイデンの顔を見る

マイク「すごかったよな。ナイロックとのバトル。サイコーだった。根性あるよ」

ミア「お姉さんも喜んでる」眼は閉じてるけど微笑むエミリー

 

どこからか音楽が聞こえてくる

ミア「この音楽、すぐ分かるわ。大好きなアイスクリーム屋よ」

マイク「ギャップセンサー(スキマセンサー)よりずっといい」エミリーが起き上がる

エミリー「アイスクリームって言った?」

マイク「おめざめ?」

ケビン「あのトラックだよね、追っかけよう」

エミリー「急いで、マイク」←おんぶされたまま

ケビン「おーい待ってー」

5人が追いかけ、アイスクリーム屋のトラックが止まる。

 

この話の筋はホントにシンケンそのままなんだけど、エミリーのキャラって、ことはとは全然違うからこの回だけ急に「私なんて…」と言い出すのは、なんか変に思っちゃう。多分、こういう性格は今回だけだと思うし。ジェイデンの「秘密」とは…!?(知ってるけどさ) 悪口…じゃなく毒舌の内容がアメリカ版になると、ああなるんだ。こっちは最後には5人仲良くっていうのが定番なんだな~。