PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第3話 サムライたちの休日

Day Off(第五幕 兜折神)

 

マイクがヘルメットをかぶってスケボーを抱えてシバハウスに入ってくる。ケビン、ミア、エミリーは室内で稽古中。フローリングの広い部屋に畳を敷いて、いつもの忍者っぽい稽古着で蹴り技とかいろいろ。

 

メンタージイから今日は休みと言われ、それぞれどうするか悩む4人。エミリーがジェットコースターに乗ったことがないという話から、みんなで遊園地に行くことに。このチームはすぐ意気投合するね。

 

 

シバハウスを出ようとしたらジェイデンが入ってくる。遊園地に行こうと誘うが、用事があると断られる。

ミア「ジェイデンってミステリアスよね。用事って何?」

すれ違うジェイデンを見つめ、物言いたげなケビンだけど、みんなと一緒に出かける。

 

ジェイデンは部屋でひとり兜折神をじっと見つめる。

 

そこで、人物紹介的オープニングなんだけど、なぜかこっちは、ジェイデン(赤)、ミア(桃)、マイク(緑)、ケビン(青)、エミリー(黄)という不思議な順番。変身後の並びの真ん中のジェイデンから紹介して後は向かって左からの順番かな?

 

遊園地に到着した4人

ケビン「何でジェイデンは来ないんだ?」

ミア「いろいろ事情があるんでしょ」

エミリー「お土産に綿あめ買ってってあげようよ」

ケビン「ねぇ、これはテストかも。サムライは休んじゃいけない」

ミア「ケビン、考え過ぎだってば」

マイク「なぁ遊びに行っちゃいけないなら、そう言うだろ」

ミア「ジェイデンだってナイロックを倒すまで1日も休まないってことはないわ」

ケビン「だよな。もう少し遊ぶか」

 

ジェットコースターに乗ろうと走り去る4人とそこに偶然居合わせて綿あめを食べているバルクとスパイク。この人達もサムライ修行をしてるといいつつ、まだ関わりはありません。

 

一方、兜折神を使って修行をするが、吹っ飛ばされるジェイデン

ジイ「お前にビートルディスク(兜折神)はまだ早い。炎に遊ばれているだろう。ジェイデン、実力を100%出せるようにならねばな。肉体と精神の両方で」

ジェイデン「110%出してるさ」

ジイ「あぁだがバランスを欠いている。自分を追い込み過ぎだ。それでは実力を出し切れない」

ジェイデン「だけど、自分を追いこんででもレッドレンジャーとして常に上を目指さなきゃ」

ジイ「出かけずに修行したい気持ちも分かる。だがお前がまだ幼かった時は、修行もしたがちゃんと遊ぶ時間もあったはずだ。今日もみんなと行きたかったんだろう?」

ジェイデン「(首を振る)ナイロックは強くなっている。早くビートルディスクをマスターしないと」

ジイ「その責任感はとても素晴らしい。だがディスクのマスターだけでなく、サムライとしての生活のバランスを取ってこそサムライなんだ」

ジェイデンは無言でまた修行を始めようとする。

 

遊園地では…バルクとスパイクがモグラたたきゲームをしている。まだ関わりがないから、急に関係ないシーンが差し込まれるみたいでちょっと邪魔に感じる。

 

4人はランチ中だが、ナイロックの声が聞こえ、遊園地を出る。変身して戦うが、攻撃が効かない。そして、ナイロックの後ろからジェイデンが来るが、やはりダメ。5人でスピンソード5人スラッシュを繰り出すが、効かない。

 

ジェイデンはビートルディスクを取り出す。

ミア「ジェイデン、それ何? 初めて見るんだけど」

しかし、ディスクを装着する前にナイロックは水切れで退散。

 

シバハウスに戻った5人。奥座敷代わりの部屋は広いフローリングで、障子があって、真ん中に木のテーブル、あとはそれぞれが座るスツール。ミアとかは普通に腰掛けてるけど、エミリーはあぐら。

マイク「参ったよ。あのモンスター、魔法でも使ってるんだ」

ミア「こんなこと言うの悔しいけどスピンソードもシンボルパワーも全然効かなかった」

ケビン「あいつが水切れしなかったらって考えるとぞっとする」

エミリー「それよりどうすれば倒せるのか考えるのよ」

ジイ「その通りだ。恐れこそ敵だ。己を信じればどんな戦いでも勝てる。自信こそパワーの源だ」

マイク「分かってるけどさ、触れもしないんだぜ」

ジェイデン「そんなことはない。傷を負わせたじゃないか。もうすぐ新しいパワーを手に入れる」

ビートルディスクを見せる

ミア「今日使おうとしたやつね」

ケビン「そのディスク何なんだ?」

ジイ「これは秘伝のディスクだ。先代のサムライから引き継がれてきたものだ」

ジェイデン「多くが戦いで失われ、これが唯一残ったものらしい。これであのナイロックを倒せるかもしれない」

ジイ「だがなぁこれをマスターするためには、サムライパワーを倍にしなければならないんだ」

ジェイデン「心配ない。みんなは休んでくれ」

マイク「倍のパワーなんて扱いきれるのか?」

ジェイデン「これまでジイと何度も出来るように修行してきた」

マイク「今まで使わなかったのは?」

ジェイデン「…次は使う」

部屋を出て行くジェイデンと見送る4人。

 

廊下でビートルディスクを見つめるジェイデン

(これをマスターする素質が俺にはあるのか? とにかく休みなく修行しないと)

 

六門船。オクトロー(シタリ)に水をかけてもらうナイロック。ダユウだけは名前そのままなんだね。今回のナイロックは、シンケンだとヤナスダレ。こっちはドレッドロック

 

夜。ひとりで烈火大斬刀(ファイヤースマッシャーというらしい)を振り回して修行するジェイデン。それを陰で見守るジイ。それにしてもいい体だわ~(体の線がよく出る稽古着です)。

 

 

今は日本の特撮でおなじみの坂本監督だけど、この回もそうなのかな~。このアクションシーンとかそれっぽい気がする。

 

ジェイデン「チームとこの世界を背負ってるんだ。必ず出来る。絶対にやってやる」

 

ジイ「ジェイデン、信じろ。必ずマスターできる。お前ならな」

 

翌日。逃げ惑う人々。ドレッドロックの前にジェイデン以外の4人。昨日の稽古のまま倒れ込んでいるジェイデン。声をかけようとして躊躇するジイ。

 

ジイ(モノローグ)「休ませるべきだが、お前は幼いころから体を壊すまで頑張り続けた。それでも皆を救うまでやめないのだろう」

 

ジイ「起きろ、ナイロックが来たぞ」

ジェイデンはファイヤースマッシャーを支えに何とか立ち上がり、ナイロックの元へ向かう。

 

攻撃を受けている4人の前にジェイデンが来る。ビートルディスクを使うことを躊躇するが、装着し、攻撃。

「ファイヤースマッシャー、キャノンブラストモード!」←大筒モードのことらしい

そして、みんなのディスクも借りる。

「ファイブディスクビートルキャノン!」長いな~

一の目を倒し、ロボ戦。ロボ戦だけのメガモードで戦います。ここは新撮部分だから、シンケンマルもメカメカしい。

 

ジェイデン「そのフワフワを斬ってやる」←何かかわいい

 

二の目も撃破。

 

再び遊園地

ミア「もう1日お休みもらっちゃったわね」

マイク「前のときは途中でナイロックとのバトルだったからさ」

ケビン「もしあれでOKだとしたら、メンターと話さなきゃ」

 

少し離れたところからエミリーが綿あめを3つ持って走ってくる。

エミリー「ねー、もし話するなら綿あめ食べながらは?」

ジェイデンも後ろから綿あめを両手に持って歩いてくる。

 

ケビン「修行中にこういうのはちょっとな」

ジェイデン「かもな。でもいいさ。修行には息抜きも必要なんだ。ジイは生活のバランスが大切だって。全力を出すために」

 

笑顔のエミリー。ケビンも綿あめを頬張る。

 

マイク「真面目くん、行くぞ。乗車口はあっちだ」

マイクがケビンの肩を組んで歩いていく。エミリーもミアの腕を組んで後に続く。5人はジェットコースターに乗って楽しそう。

 

 

セリフをいちいち書き起こしてたら長くなってしまった…。こっちだと別の日に休みをもらって、しかもジェイデンも一緒に楽しむという結末になってました。ずいぶんと仲の良いサムライ達だな。ケビンを「真面目くん」とからかっていたけど、ジェイデンも真面目だなー。見た目が全然違うけどちょっとキャラかぶる。ケビンは流ノ介ほど空回りしないからね。