PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

第2話 ナイロックとの契約

Deal with a Nighlok(第四幕 夜話情涙川)

 

オープニングナレーション(ジイの声優さんの声かな?)

『はるか昔のニッポン、ナイロックが世界を侵略した。だが、親子代々シンボルパワーを引き継いできたサムライ達が悪を倒した。そして今。再び迫るナイロックの脅威に立ち向かうのは彼らのDNAを受け継ぐ新たなヒーロー達。その名もパワーレンジャーサムライ!』

 

 

外で稽古するサムライ達。ケビン(青)とエミリー(黄)が手合わせしてて、あとは個人稽古。マイクはモヂカラの練習か。そこで、悩み事はないかと聞くケビン。エミリー、マイク、ミア(桃)と聞いて、ミアには蹴り技を当てられそうになるフリ。様子がおかしいと話すマイクとジイとジェイデン。でオープニング。

 

六門船。人の夢をズタズタにするナイロックの登場。暴れるドウコク…じゃなくマスターザンドレッドというらしい。人が夢を諦めると涙が増えるという設定。

 

公園。小さな野球ボール型のマスコットを眺めている少年が木の隙間からナイロックの気配に気付く。

 

シバハウス。食器を運んでいるミアとそれを手伝うケビン。そこにスキマセンサーが鳴る。黒子が地図を広げるんじゃなくて、テーブルの上に手をかざすと地図が出てくるという…これ、かっこいい。机の表面がそのときだけ水面みたいにユラユラしてる。

 

再び、少年とナイロック。夢を叶えるというナイロックと指切りしようとする少年の前にジェイデン達が現れ、戦う。ナイロックは水切れで退散。手分けして少年を探す5人。

 

一方、バルクとスパイクはサムライの修行中。どろっとした液体(オレンジジュースっぽいけど)を顔にぶちまけるバルク。アメリカ人はこういう汚いのはOKなんだよね。感覚が分からない。

 

野球の練習をする少年。練習を終え、解散。

 

六門船。酔っ払って寝ているマスターザンドレッド。先程のナイロックが戻ってきていた。野球選手になりたい少年の夢をぶっ壊すと報告に来たらしい。

 

少年が自転車を押して歩いてきたところをミアとケビンが声をかける。「助けなんかいらない」と自転車で走り去る少年に、訝しげなミアとケビン。

 

少年の後を追い、見張る。少年は素振りをし、家へ入っていく。それを見て、自分の過去と重ね合わせるケビン。

 

ケビン「大会の前は、僕もああだった。練習して練習して毎日プールで泳げば泳ぐほど、父さんも僕も目標に近づいてるって気がしてた。オリンピックに出るって夢、懐かしい」

ミア「その気持ちよく分かるわ。前の暮らしが恋しいって。だから私たちの世話も焼いてたの」

ケビン「イヤ、今はサムライだ。それで十分さ」

ミア「本当に?」

ケビン「(ため息)分かった。ちょっとは恋しいよ。泳ぐことが全てだったから。うまく説明できないけど…」

ミア「説明しなくていい。オリンピックに出る夢が忘れられないんでしょ」

ケビン「…」

 

シンケンだと茉子のぎゅっとするシーンがあったけど、こっちはケビンも泣いてないし、全体にシリアス。ケビンが水泳選手は知ってたけど、オリンピックを目指してたのかー。こっちのキャラクターってみんな素直に言うよね。

 

シバハウス。ケビンのためにごちそうを作るミア。料理下手ネタはそのまま。こげこげチキンがアメリカっぽい。

 

夜。少年の家の前。ケビンのために差し入れを持ってくるミア。その料理に絶句するケビン。

 

 

ミア「この前、私に普通の暮らしは諦めろって言ったでしょ。私は諦めない。だってさっさとナイロックを倒せば戻れるのよ。あなたの夢だって同じよ」

 

料理を作っているときも「お嫁さん」の話は出てこなかったので、ミアの夢は普通の生活を送ること? 笑顔を見せ、差し入れを食べ始めるケビン。ミアがよそ見をしている間におかずを捨てまくる(酷いなー)。知らないミアは食べっぷりに驚き、嬉しそう。

 

翌朝。寄り添って寝てるところは同じ。家から出てきた少年の後を追う。ゴミ箱に野球道具を捨てている。ナイロックに呼び掛ける少年の前にミアとケビンが声をかける。また逃げる少年の後を追う2人。

 

そこへナイロックが現れる。大好きな野球の夢を捨てさせて、三途の川を溢れさせようとしている。

少年「ねぇ、だけど僕の大事なものを捨てたらさぁ、もっとすごいものをくれるんだよねぇ? 約束だろ」

目の前の収集車に野球道具を回収されてしまった。←シンケンだと子供が高いところから落ちたんだ。

少年「僕のパパ、軍人で遠くに行ってる。でも野球を諦めたらパパを帰してくれるって」

 

青桃で変身して戦う。そこにジェイデン達も加わる。変身後はそのままっぽい。そしてロボ戦へ。カタナパワー…ネーミングがちょっと面白い。

 

野球の試合。

ベンチで落ち込んでいる少年「…パパ、会いたいよ」

監督「ライアン、優しい人が届けてくれたぞ」

 

ミアとケビンかと思ったらごみ収集のおじさんが「こんな立派なのは捨てられない」と届けてくれた。野球の試合を見に来ている5人。ジェイデンが『夢』のモヂカラで父親の幻を見せる。ほー、漢字は違うけど(シンケンは『思』)、シーン的には結構そのまま。

 

 

ケビン「あのさ、ミア。いいチームワークだったな。この戦いはみんなの大事なものを守るためだ」

ミア「みんなの夢もね」

 

そういえば、シンケンは少年がケガしてて出られなかったけど、こっちは少年がホームラン! バルクとスパイクがいて、スパイクが頭に直撃して倒れる。5人も応援。爽やかな終わりでした。

 

野球少年は日本でもアメリカでも違和感ないね。少年の父は生死不明だよなー。少年の寂しそうな感じだとどっちとも取れるような感じ。ミアはお姉さん的存在、エミリーは、割と元気な女の子。ジェイデンは今回はそれほどセリフなし。でも夢の話は割とそのままだったし、ジェイデンが幻を見せるというのも祖父と父という違いはあってもそのまま。まーでもアメリカって汚く食べるとか捨てるとかアリなんだねー。