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高梨臨ちゃんのファンです

鍵のない夢を見る#4仁志野町の泥棒

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高梨臨9・22WOWOWドラマ主演「共感していただけると…」

WOWOWドラマって1回出るだけでこんなに記事書いてもらえるんだね、すげーや。NHKや民放のドラマとも違ってお金払って観るドラマのせいか映画と同じような扱いなのかな?

というわけでネタばれ感想です。

臨ちゃんが演じるのは小学校教師の中原ミチル。ピンクのジャージで下はタイトスカートで割とおとなしそうな先生。生徒のひとりが「DSを盗まれた」と話すが、犯人捜しをしないミチルに業を煮やして生徒は帰っていく。

後日、ミチルは母親とバス旅行に参加していた。バスガイドの顔を見たミチルは、そのバスガイドが小学校時代の同級生・律子だと気付く。

小学校時代。ミチルのクラスに隣町から水上律子という女の子が転入してくる。かわいくて運動神経のいい律子にミチルは憧れ、仲良くなるが、律子の父親がラブホテルで働いているとか母親に盗癖があるとかよくない噂が流れていた。

ミチルとも律子とも仲の良い優美子はそんな噂も気にせず、仲良くしているのを知り、ミチルも変わらず律子と接し、いつしかそんな噂も流れなくなった。

6年生の夏休み、母親と出掛けて帰ってくると、律子の母親がミチルの家にいてお札を握りしめていた。

ミチルの母親は律子の母親と話し、律子の母を警察に突き出すことなく帰し、律子が転入してくる前から律子の母の盗癖を知っていて、今まで通り仲良くしてもいいと告げた。

翌日、ミチルの家に律子と弟が謝りに来る。泣きながら謝る二人。二学期になっても変わらず仲のいい三人。あるとき、三人で買い物に行くと、ミチルは律子がポケットに消しゴムを入れようとするところを目撃してしまい、ミチルは律子に注意し、しかしミチルもまた店に告げるでもなく、ひとりで帰ってしまう。

それから、律子とは口を利かなくなり、一緒にやるはずだった卒業制作も他のグループに入れてもらった。

高校生になったミチル(セーラー服の臨ちゃん!)は、律子への態度が正しかったのかと悩むことがあったのに、偶然再会した律子は小学校でクラスが一緒で「優美子の友達」としてしか覚えておらず、悔し涙を流す。

そして、現在。母親は律子の顔に見覚えがあるようだが思い出せていない。バスから降りるときに、今度はこちらから忘れてやろうと黙って通り過ぎるミチル。律子もまたミチルに声をかけるでもなくひとりの客として接した。


ミチルは律子が不幸な生い立ちを背負った女の子で、「友達だから」と泣きながら謝る姿に今までと変わらず接していこうと思っていた。だけど、律子自身も盗癖があると知り、これ以上仲良くは出来ないと離れた。

ミチルにとっては、その行動は正しかったのかといつまでも心に引っかかっている出来事であり、当然律子のことを気にしていた。ところが再会した律子は、ミチルを覚えておらず、高校生のときもそれなりに友達はいて楽しそうで、現在もバスガイドも明るく勤め、名字も変わっている(結婚してる?)…と犯罪を犯しても普通に暮らしてて、間違いを指摘したはずの自分が悪い事でもしたような、やりきれない思いを抱えてるってことかなぁ。

律子にはどうでもいいことで忘れてたのか、抹殺した記憶だったのか…このシリーズはモヤモヤするねー。

臨ちゃんが出てるからという理由で見たけど考えちゃうような話だな。こういう話嫌いじゃない。ファン目線でいえば、予想通り臨ちゃんの出番は冒頭と最後くらいのせいぜい10分出てたか?くらいのものだけど、話が面白ければどうでもいい。来週も見よう。毎週、次の話の主演とのつなぎ方がうまい。