PeachRedRum

高梨臨ちゃんのファンです

その後のふたり

忘れないうちに書いておこう。

 

思いっきり結末までネタばれしております。

 

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劇場に入るときにパンフレットを手渡されたので、この朗読劇のパンフレットかと思ったのですが、この劇場に限らずたくさんの舞台のチラシでした。その中には桃李くんやすぅちゃんの舞台などもありました。

 

 

辻仁成さん原作、演出の朗読劇。

 

私はかなり前の列になりました。両隣は男性。多分、私と同じで臨ちゃんの事務所の先行チケットが当選した人達なんだと思います。前後の席は女性ばかりだったけど(後ろで話していた女性2人連れは多分武田さんファンの特オタ?)、この列はかなり男性が固まっていたかも。

 

幕が上がり白い衣装を来た臨ちゃんと武田さんが出てきて、朗読劇が始まります。前情報は一切入れていなかったので、話の内容に衝撃を受けました。

 

10年付き合った男女が別れて3年後に再会。その2人が会話をしているという設定。2人の後ろで黒い衣装の男女が音楽に合わせて踊る。ピアノは生演奏でした。

 

18歳のときにつきあい始めた男女なので、臨ちゃん達が演じるには少し大人。2人とも少し噛んだところもあったけど、話に引き込まれました。いや~普通の男女の恋愛モノだと思っていました。冒頭、臨ちゃん演じる七海が父親を嫌悪するようなことを言っていたのでなぜかと思っていたら、2人は産まれたのが2ヶ月違うだけの腹違いの兄妹!! 七海は、父親のいない家庭で育ちましたが、中学のときに母に届いた手紙を不審に思い、母が不在のときに手紙を見て小さい頃に何度か会ったことのある男性が父親であることを知り、その男性の死を知る。その男性の家庭が電車で3駅分しか離れていない場所にあると知り、その家に行くことに…。そこで出会ったのは、武田さん演じる純哉。

 

親しくなる毎に真実を打ち明けられなくなる七海。そして半年後、純哉から告白される。純哉に真実を話すも、2人の気持ちは止められないところまで来ており、付き合い始めることに。2人はドキュメンタリー映画監督として公私ともにパートナーとして過ごすが、創作上の意見の食い違いから別れが。お互いに別のパートナーができるが、2人はお互いの存在を想う。そして七海はそれをドキュメンタリーとして作品にしようと提案する。

 

漠然と恋愛モノだと思っていたけど、辻さんの作品を読んだことがなかったので、ほのぼのした話なのかな~と何となく思ってたら結構衝撃的でした。

 

舞台が終わり、アフタートークへ。司会が日テレの徳島アナ。最初は武田さん、臨ちゃんの2人でお互いの印象などを話していましたが、途中から原作の辻さんが加わりました。

 

辻さんは他のすべての舞台も見ているそうで、2人は若い、と言っていました。そして、他の公演より10分以上早く終わったとも言っていました。同じ分量のセリフなのに、やっぱり若いのでどんどん気持ちが高ぶると早くなってしまうのかなぁ。早口になって聞きとりにくいなーとかはなかったけど、他の組とどう違うのか見てみたくはなりました。

 

朗読劇なので基本的に椅子に座って台本を読み上げる形でしたが、時に立ち上がり、時に見つめあい、多少動きもあって感情の揺れが伝わってきました。原作にも興味湧きました。

 

 

まぁしかし単館映画館とか劇場とか今まで行かないような場所に行くのはいい経験かも。今回もモノレールに乗ることができたし。舞台含め楽しい経験でした。