先週からの続き。実体化したメサイアやメタロイド達と戦うゴーバスターズ。メサイアに攻撃するが、自力で修復してしまう。陣達がメサイアを引き受け、ヒロム達はコンピュータールームへ向かう。
陣「ここまで来たら覚悟決めるしかねぇ。真実を知ってもあいつらなら…」
研究室に辿り着くと、そこは13年前のままだった。ヒロムは犬の置物を見つけ、フランス人と思しき研究者の写真やいつもエンターがかけているゴーグルも見つかる。エンターやエスケイプはここにいた人達のデータを寄せ集めて合成されたアバターなのではないかと思うヒロム。
コンピュータールームへ行くと、ヒロムの両親、ヨーコの母親の声がする。ヒロムの父・ヨウスケがこの巨大コンピューターこそメサイア本体で、このコンピューターごとシャットダウンしろと言う。メサイアはあらゆる機械や人工物に侵入し、半生命体にする。メタウィルスはその能力の一つ。そして今や自らが生命体になろうとしている。人工物を生きた細胞として融合し、肉体とする。この基地自体がメサイアを頭脳とした巨大な生命体となる。
そこまで成長したメサイアが転送されれば、地上の人工物はことごとくメサイアに融合されてしまい、最終的には地球が一つのメサイアになってしまうらしい。メサイアはまさにすべてを支配する。
ヨーコの母「今ならまだ止められる。ワクチンプログラムを持ったあなたたちだけが」
ヒロムの父「急げ。バスターマシンで破壊するんだ」
そこにエンターの姿。エンターはマジェスティを破壊すればヒロムやヨーコの家族も消滅すると言う。転送は物体を一時的にデータ化する。13年前の転送のとき、一度データ化された人間達はそのままマジェスティに取り込まれた。メサイアはヒロムやヨーコの家族の姿でもある。
そこに実体化したメサイアがゴーバスターズを外に連れ出した。
ヨーコ「お母さん達がメサイアに? ホントなの? ねえヒロム、お母さん達がメサイアのデータって! メサイア転送で消えちゃうの?」
リュウジ「ヨーコちゃん! 大丈夫。そんなことさせないよ。メサイアのシャットダウンは一旦中止だ。ヒロム、ここは一旦戻ろう」
ヒロム「戻りません。俺は戻らない。メサイアをシャットダウンするまで」
ヨーコ「ヒロム」
ヒロム「どんな思いでどんな覚悟で父さん達が俺達を呼んだのか…メサイアを壊せと言ったのか…俺には分かった。ヨーコだって感じたはずだ」
ヨーコの母「壊しなさい、今すぐ」
メサイアが現れる。
ヒロム「俺達がここで迷うことは父さん達の覚悟を無駄にすることになる。世界を終わらせることになる。俺達の13年はそんなことのためにあったんじゃない」
ヨーコ「ヒロム…」
ヒロム「ヨーコ、ごめん。俺は約束を破る。13年前を元には戻せない」
リュウジ「ヒロム…」
陣「ヒロム、お前を強くする役目ももういらないな」
ヒロムはメサイア本体とリュウジとヨーコは実体化したメサイアと戦う。エンターが操縦するメガゾートと戦うゴーバスターエース。
エンター「もっと悩んでいただけるかと思ったんですが、それでも人間ですか?」
ニック「黙れ、お前に何が分かる」
ヒロム「俺はメサイアをシャットダウンして世界を護る。それだけだ」
エンター「愚かな決断です」
エンターがちょっと有利に
エンター「その程度ですか、レッドバスター。やはり13年は無駄になりましたね。アデュ、レッドバスター」
ヒロム「言ったはずだ! 無駄かどうかは俺が決める! 俺だけじゃない。誰一人無駄にはさせない」
メガゾードを倒すヒロム。リュウジ達も実体化したメサイアを倒す。メインルームから脱出するヒロム。
陣が格納庫へ。
J「陣、あれは持っていけそうか?」
陣「イヤ、相変わらずだ」
そこにいるのは眠っている陣。陣は体があるんだね。
転送されていく3人。ヨーコの背後にはお母さん。ヒロムには両親の声。
ヒロムの父「そうだ、お前は前を見ろ、ヒロム。」
ヒロムの母「あなたは明日、未来を…」
ニック「ヒロム」
屋上で転送されるのを待つ司令官とオペレーター達。
いやぁ熱い熱い。Mission30でもうこんな話やっちゃうんだなぁ。散々言ってますが、家族モノの話に弱いので、涙ものでした。ヒロム、熱演だったな。今年はこのメンバーでホントによかったと思う。戦闘時の「ハッ」とかいう声が低くてかっこいいんだよね。エンター含め。
萌え目線だとヨーコを支えるリュウジがよかった。←そんな目線で見てんじゃねーよ!って思ってしまう展開でしたけど…とはいえ、陣さんはまだ体があったり、謎もあったり…なのに、なのにですよ。来週から映画の番宣、サブ話が2話続く。シンケンのときもディケイドのコラボってあったけどさぁ、そりゃねーんじゃねーのと思ってしまう。話が少し進むとサブ回で止まる。シンケンのときより繋がりは感じられるけど、それでもシンケンに比べるとサブ回が多いからどうしても気になる。どうしようもないんだけどさ。
せっかく面白いのに、続きが気になるよ。