二十三幕からの続き。
志葉邸。住職が密かに丈瑠から預かった印籠を彦馬に渡しに来る。流ノ介達は和室で布団を並べて寝ています。千明、流ノ介、衝立があってことは、茉子。
源太に印籠の完成を託す彦馬。ここでオープニング。
丈瑠をさらった十臓は丈瑠を清浄之谷に投げ込んでその水を飲ませ外道衆の力を洗い流させようとしていた。やってる行動はかなり荒っぽいのに意外と親切。
六門船では、シタリがドウコクに必死に言い訳。あっさり許す御大将。
ドウコク「できるよな？ 十臓やってこい」
シタリ「しかし十臓の腕は…」
太夫「分かった…」
六門船を出ていく太夫。ゴズナグモは無理矢理力を注がれて壊れる寸前。
奥座敷。源太は、印籠に力を注ぎこむ。
寝ていたことはが起き、まだ万全ではないためふらついて衝立を倒して流ノ介を起こしてしまう。
千明「何してんだよ」
茉子「ことは、今は無理だよ」
ことは「せやけど殿さまが…」
茉子「分かるけどこんな状態じゃ丈瑠を助けるどころか…」
千明「今は少しでも早く動けるようになるしかねぇよ」
流ノ介「動いたところで何とかなるのか」
茉子「流ノ介…」
流ノ介「殿お1人さえ護れず、この世を護ることができるのか」
千明「どうしたんだよ。お前らしくねぇぞ」
流ノ介「自分が情けなくてしょうがない」
3人無言
前に茉子とことははパジャマ姿になったこともあったけど、そのときとも違うね(夏だしね)。
夜。洞窟にいる十臓と丈瑠。
十臓「薬は抜けたのか？ しびれが取れるまでもう少しだ」
丈瑠「いくら恩を売られてもお前につきあう気はないぞ。戦うための戦いなんて意味がない」
十臓「だが降りかかる火の粉は払うしかなかろう。腕のある者と心行くまで斬り合う。それだけが俺と裏正の望みだ」
丈瑠「それで…それで剣の道が極まるとでもいうつもりか」
十臓「剣の道か。教えてやる。いいか、苦しみに非ず快楽に有り。どんなに技を習得し、大試合に勝ったとしても命一つ斬る手ごたえには及ばない」
源太は夜を徹して印籠の開発をする。4人は眠れない夜を過ごす。…なんかさー若い男女が布団並べて寝てるの朝から流していいわけ？と不純な目で見ないでください^^;(衝立はもうなくなってます)
ゴズナグモはついに壊れる。
また洞窟。
丈瑠「ただ楽しむだけがお前の剣か？ そんなもののために生きて三途の川に」
十臓「快楽には果てがなくてなぁ。味わうほど飢える」
人間だった頃の十臓。斬りまくってます。
十臓「たった数十年の人の命。どれほどのことができるか。まして死病に侵されていては。だから落ちた外道に」
丈瑠「後悔してないのか」
十臓「後悔？」
丈瑠「テンゲン寺で墓を見た。一族に外道に落ちた者がいた家族の」
十臓「(にやりと笑い)悔いるとすれば落ちても癒えないこの飢えだなぁ。これを満たすほどの斬り合いだけが望みだ。いずれ骨の髄までバラバラになるほどに」
陰で聞いてた薄皮太夫「骨の髄までバラバラに…」
丈瑠「本当にもう人ではないらしいな」
志葉邸。丈瑠が清浄之谷にいることが分かる。そのときスキマセンサーが鳴り、4人は源太にディスクを預け、ゴズナグモの元へ。あ、まだAパートか。濃いな～。
ゴズナグモと戦う家臣達。源太もディスクを使って印籠に力を注ぎこむ。
洞窟。
十臓「そろそろ動けるだろう」
丈瑠「もうひとつだけ聞いておく。なぜ俺なんだ？ 強さだけなら他にいくらでもいる」
十臓「確かに。ただ…お前もどこか歪だから…かもしれないな」
丈瑠「歪？」
十臓「シタリに封印の文字を教えろと迫られたときお前は何の迷いもなく命を捨てていた。侍だとしても普通じゃない。ま、そういう奴こそ純粋な斬り合いができる」
十臓が斬りかかろうとしたとき、源太が現れ、中断される。
丈瑠「お前が自分を止められないのなら俺が止める。今度会ったとき必ず」
十臓「その言葉聞いたぞ」
ゴズナグモと戦う4人だが苦戦していた。丈瑠が変身し、完成したインロウマルを使ってスーパーシンケンレッドとなって戦う。シンケンレッドの流れるような殺陣がきれいだな～。一の目を撃破し、ロボ戦。ダイカイシンケンオーで大ナナシ、大ノサカマタ、ゴズナグモを撃破。
再びテンゲン寺。十臓の墓の前で十臓の言葉を思い出す丈瑠。そこに家臣達がやってくる。茉子ちゃんが珍しく脚出し。テンゲン寺でお寿司をふるまうことになり、寿司屋の半纏を源太に着せられ、茉子に鉢巻きを巻かれ戸惑う丈瑠。
好きだなぁ～この回も。ちょこちょこ7人目と噂されることもあったけど、十臓が本物の外道であることが分かり、これで仲間になることはないだろうと思った回でした。初スーパーシンケンレッド。
次は茉子回…と思いきや、なんだよなー。それにしてもエンディングは次くらいに普通のに戻るのかな。
